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納車からだいぶ経ち記憶も薄れつつありますが、A3選択の際に比べたシリーズ。
今回は、前車であるV50からすれば、ダウンサイジングとして本来最も妥当な線であるV40です。

V40は出た当初からデザインが好きで、Volvoのくせにユーティリティ性を犠牲にしちゃってるところあたりはどうかと気になってはいたものの、内外装はこのクラスでずば抜けて良いと思っていました。

当然試乗はしたものの、何となくあまり記憶に残るような印象がないままその後A3と出会い、振り返れば明確な「選ばなかった理由」がないことに気づきました。

ふと思い出したのが、V50を選んだ際に条件面（特に予算）では有利だったゴルフヴァリアントに試乗した時のことです。今回のV40試乗と共通するのが、ディーラーが忙しいのか試乗に同乗せずお任せだったんです。

自由に運転出来る反面、聞きたいことが聞けず直感的な印象だけの試乗になりがちです。V50基準だとやや硬い足回りだなとか、安全・便利装備の操作方法だとか分からないまま使わないなど、小さなことですが営業が同乗していれば補足の説明もあったでしょう。

今年のモデルでコンフォート寄りのセッティングにベースが変わることなどその時に聞かされていて、もう少しガツッと価格面の提示があったら順当にV40になったかもしれないのにと思います。今になってやはりVolvoの良さを感じることもたまにありますし。

まあ今回はA3に出会うことになっていたのでしょう。
何年後か分かりませんが、次回も予算が許せばVolvo車は選択肢に入れたいと思ってます。

［良い点］
・Cセグでは最も前衛的なエクステリアデザイン。
・上品で無駄な装飾がないインテリアデザイン。
・V50と比べるとスポーティだがそれでも急発進、急ブレーキの対極にある柔らかい操縦感（じわじわ発進・停止が基本）。
・安全機能の充実。
・ファブリックでも格好よく抜群に座り心地のよいシート。

［考慮が必要な点］
・狭い荷室。
・今どきのBセグでは見劣りする燃費性能。
・やや硬めで突き上げなど感じる足回り。（今年モデルに変わる前なのでスポーティ寄りセッティングです）
・コロコロ代わる営業（外車Dはどこもその傾向ですが、特に激しいです…）。