2012年11月24日
画像は残念ながらありません。
また、長文になっていると思いますので、面倒な方はスルーしてください。
今日は先の一年点検時に担当営業さんにお願いしていました資料を受け取りに
いつものディーラーに行きました。
今週末は、新型アテンザが発売になり最初の週末なので、現時点では購入予定も
ないですし、またしばらくしてからじっくりと載せて頂くつもりでした。
そんな中ディーラーに行くと、なぜか展示されているアテンザが無人でスモール点灯…。
どうしてかな~と思っていたら、担当営業さんが私に「アテンザのナンバーがついたので
是非試乗してもらおうと思って、準備しておきました」と心憎い事を言ってくれます。
私に断れる道理もありませんでした。大感謝です。
試乗したのは、ワゴンのXD Lパッケージ。アテンザの最上級グレードにあたります。
既に狭いところでは拝見していたのですが、改めてみるとやはりスタイルが美しい。
225/45R19という大径ホイールがフェンダーに対してかなりのツライチ度を実現。
フェンダーの張り出しやルーフからリアゲートに至るラインなど、塊感に溢れています。
非常に日本車離れしたデザインで、私は素晴らしいと感じました。
走り出してみると、アクセルペダルがオルガン式の為、最初は多少違和感がありましたが、
剛性感とホールド感に優れたシートや手触りの良いハンドル(特殊な革らしいです)からくる
運転しやすさも相まって、すぐに身体になじむ感じです。
最初に感じるのはシャーシの剛性と、19インチを履きながら角が取れつつ腰のある足回りです。
これは素晴らしいと思います。B○Wの3シリーズと比較しても全く劣らない感じです。
19インチのホイールも見事に履きこなせています。
そしてステアリングフィールは滑らかかつインフォメーションに富んだものでした。
電動パワステとのことですが、おそらくモータ容量に余裕があり、優れたチューニングが施された
為ではないかと思います。
また、素晴らしく静かですね。特にワゴンなのでリアのホイールハウス内にも吸音材を配置する
など快適性にも注意を払ったそうです。
試乗したアテンザはパドルシフトも装備されていましたが、今回はステアリングホイールに
固定だそうです。私は結局使いませんでしたが。
エンジンとトランスミッションは折り紙付きの大トルクディーゼルエンジンとSKYACTIV-DRIVEです。
3人乗車エアコン使用にもかかわらず、緩くない坂道を1500rpm以下でスルスルと登り、
大通りでアクセルを全開にすれば、凄く安定感のある強烈な加速で速度を上げます。
シフトレバーでマニュアルシフトを試みましたが、シフトアップも素晴らしく早いです。
一方、ゆっくりと街中を流す限りでは、スロットルの早開き制御のような事はしておらず、
素直に踏んだ分だけ加速する非常に素直な特性で、とても扱いやすいです。
CX-5と比較すると、大人な躾をされている感じでした。
なので最初はあまり力強さを感じないかもしれませんが。
もしタイミングが合えば、すぐにでも購入検討してしまいそうな位の魅力があると思います。
実際、BM○やアウ○ィ乗りの方からの問合せや商談も入っているそうです(目撃しました)。
確かにボディサイズが大きい事や、その割りにラゲッジの広さはそれ程でもない(十分広いですが)
など、完全無欠ではないと思います。
しかし素晴らしいデザインや欧州車に引けを取らない走行性能など、歴史に残る一台に
なるのではないかな?と感じている部分もあります。
車恪やボディ形状等、大ヒットになるジャンルではないでしょうが、スマッシュヒットは
飛ばせると思いますし、そうなってほしいと願っております。
そして一点安心した事は、帰りに自分のMPVを運転して、決して悲しい気持ちにならなかった事です。
頑張って育てた甲斐があった。最新技術の渾身の一台にそう負けてはいませんでした。
最期に、こういう機会を与えてくれた上に、寒い中を熱く語り合ってくれた担当営業様に
お礼申し上げます。
長文失礼しました。
Posted at 2012/11/24 00:38:52 | |
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