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イイね!
2009年10月17日

Back from DEATH?


久しぶりにSPYネタで。最近Nurを怪しいM3が疾走している模様です。順次写真を追って行くと、何が怪しいのかわかります。まずはアゴになんか着いてますな、今はやりのリップとかいうヤツですかね。どうでもいいですが、どう見てもFront Faceのアゴに着いているスポイラーなのに、なんでリップスポイラーって言うんでしょうかね?正しくはChin Spoilerだと思うのですが、やっぱ響きがちょっとエ○イからですかね。


んで次にホイール。これってBBSにありがちのデザインですが、それよりも何よりも先代E46 M3CSLの欧州仕様に装着されていた鍛造ダブルスポーク67を連想してしまいます。


次にリアですが、なんとウィング付き。フロントにスポイラー、ダブルスポーク67似のホイール、変なウィングとくればもうこれは現行M3における何らかのバリエーションだろーと思いたくなります。よく見るとロールバー入ってないか?


あぁ~このウィングはあれですな、WTCC用のやつ。ステーのディスタンスが長いのでE46ではなくてE90用。無骨なデザインですけど、最近はやりの見栄え命なスポイラーなど全部ぶっ飛ぶダウンフォース炸裂な、本物でAuthenticでGenuineなBMW Official Parts。その機能性やバックグラウンドを知ったら、「かっこわるい」などとは言ってられないのであります。過去E90に着けようかなと思って調べてみましたが、巨額のお金(確か50万円くらい)とトランクに穴開けるのも勇気が必要。勇気はありましたがお金がなかったです(笑)


さてこの謎の白いM3、かつてのプロジェクト、E92M3CSL復活かと思いきや、どうもそうでもない様子。M社のボスキャラであるDr. Kay Seglerがその可能性を示唆したことで一部で話題のM3GT4のStreet Versionではないかというのが大半の見方のようです。ドイツ人は頑固で有名ですが、ことBMWは折り紙つきの頑固一徹な社風であることから、一旦キャンセルだといったものをそうヤスヤスと復活させることはまずないとみて間違いないかと。「Needsが限りなくないに等しい」という見解から、CSL開発予算を最近発表されたX5/6Mに傾注しており、現在の世界販売実績から見ても再度の方針転換はないものと思われるのであります。ましてそのX5/6Mのフロントフェイスのデザインを共有化する点など、開発予算のSaveに走っていると見えてしまいます。そもそもでありますが、E90の車幅が1800mmを超えた理由として、デビュー当時「M3にV8を積むから」だとまことしやかに語られておりましたが(実際その予定だった)、結局のところE90M3はE92とフロントを共有、実はこれも開発コストのSaveの為と、一部海外では言われております。この謎のM3がGT4のStreet Versionであるとすると、このリアウィングはこのままの形状で出てくる可能性が高いかと思います。


さてこちらは今を遡ること2年前にNurで目撃されたE92M3CSLの試験車両だと言われている写真です。


個人的にはちょっとPhotoshopしたような写真に見えてしまうのですが、フロントフェンダーが延長され、変なホイールを履いております。よく見るとフロントはIndividualのホイールですね。


そしてリアではE46M3CSLを思わせるダックテール調のスポイラーが着いています。う~んなんでこれがCSLだと言えるのかよくわかりませんな。


そしてこちらが当時のCSL予想イラストです。はっきりいって素敵だとは思いませんなこりゃ。ただミラーカバーの色使いはOK。実はこの写真を見てミラーカバーのブラック化に走った経緯がございます。今明かされる真実。正直こんなんならCSL出てこなくてホントに良かったなと。というか面影は先代CSLのIntakeだけじゃんか、と。



E46M3CSLと並べてみると、よくわからないけどそんな風にはならなかったんじゃない?みたいな。ちなみにE92M3CSL、登場していればボンネット、トランクのカーボン化、後部座席排除等で軽量化を図る予定であったとされています。よくよく見ると↑の赤いM3、後部座席が確かにないです。なるほど、であればCSLの試験車両だったんだろうなぁとうなづけるかな…。


さてついでなので、懐かしのM3CSLコンセプト発表当時の写真をいくつかご紹介していきます。市販車との違いがお分かりになりますか?ミラーがカーボンなのです、コンセプトは。


リアはわかりやすいと思いますが、テールランプの位置とエンブレムの形状が異なってます。ちなみに市販車ではテールレンズはLEDとなってます。


フルバケのシートの形状も全然違う。


で、日本でのコンセプト発表の様子。カーボンフリッパーはコンセプト車の方が、せり出し方が強かったんですね~。


こちらはドイツ、フランクフルトモーターショー。


このコンセプト車発表当時、相当話題になったかと思いきや、時を同じくして発表されたE65 7シリの影に隠れてしまい、そうでもなかったみたいです。まぁこの当時はあくまでコンセプトで、世界限定2000台(と言われている)とは言え市販化されるなどとは誰も思っていなかったでしょうね。


ちなみにコンセプト車ではエンジンカバーにもカーボンが奢られていました。ほんとこのクルマが出てからというもの、CFRPの名前がアフターパーツ製品の中にあふれるようになりました。


そんな偉大なるCSLですから、そうそうモデルチェンジの度に出てくるのはちょっと控えてもらいたいという気持ちもありますな。一度、走行1,000kmの極上のディーラー車を試乗させて頂きましたが、あれは間違いなくE46M3の異次元であり、「試乗するならサーキットでやってくれ」とCSLが言っていたように思います。それだけSimpleでSolidな1台で、乗り終わった時には試乗に付き合ってくれた営業マンに「次の(E92)M3買うわー」と笑って言ってましたよ。


ちなみにM3史上もっともレアな1台と言えばこれでしょう。世界限定10台のE46M3GTR。


あるんですねーこんなM3。一説によれば発表されたものの、市販化は結局されなかったという話もありましたが、当時の価格で25万ユーロ(2700万円以上)という破格のお値段で売られておりました。まさに1/1スケールのモデルカー。


ダッシュボードには「SOLD」の文字が…。恐らくは中東の石油王あたりがノリで購入したものかと。


E46、奇跡のV8搭載で、市販化の限定10台はALMS参戦車両の400psからデチューンして350psで発売されていたとのこと。


ドアシルプレートの「M3 GTR」の文字がまぶしい、後部座席無しのスーパーレーシング。


カーボンリアウィング/スポイラーも希少。年代的には2002年で、CSLコンセプト発表とほとんど同じ時期。


Granturismoと京商のミニカーでしかお目にかかったことのない超弩級の希少車両でございます。中古で見かけたら即買いですな。
ブログ一覧 | BMW | 日記
Posted at 2009/10/18 01:22:48

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この記事へのコメント

2009年12月27日 16:56
はじめまして.E46M3に乗ってますhamanasuと申します.

M3GTRって市販されたのですね.はじめて知りました.
エンジンも現行のE9xM3のものとおよそ同等だったんですね.
勉強になりました.
コメントへの返答
2009年12月30日 2:47
はじめまして、hamanasuさん。
M3GTRって実は真偽のほどは定かじゃないんですよね。超限定数で市販すると発表した後で、発売中止になったとかっていう話もあるので、ホントのところはわからないのかも。エンジンはE9XというよりはE34 M5に近いと思いますよ。私見ですが。

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