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M Powerのブログ一覧

2016年01月17日 イイね!

REIROAL M35mm F1.4 MC


突然の発表から2か月余り、年明け早々に手元に届きました。MS-Optics 宮崎貞安氏とマップカメラのコラボレンズ、Reiroal 35mm 1.4。元おもちゃメーカー勤務の宮崎氏によるハンドメイドレンズの存在は知ってはいたのですが、ハンドメイドであるが故に個体差が顕著だと言われていることからも手に取るのには躊躇したものでした。


発表から5日ほどで予定数100個が予約完売。11月下旬からの順次発送とされていたものの、設計改善とか何とかで発売延期と案の定の結果に。


結果2016年初めに100分の1個がわたくしの元に来ました。


宮崎氏直筆の解説書(コピー)にも個体番号が振られています。


さすがに企画商品なので、“輪ゴムでぐるぐる”ではなく、化粧箱に入っています。


手作業で削り出したアルミニウム合金を、ニッケル、金、プラチナの順にメッキコーティングした珍しい仕上がりなのだそうです。


Reiroal。焦点距離35mm、開放f値1.4。宮沢賢治の詩集「春と修羅」に収められた詩の一篇に登場する“玲瓏(れいろう)レンズ”という言葉からきているのだそうです。


人気があるとされるMS-Optics製のスリットフードも同梱されており、装着するとこんな感じ。


ハンドメイドを思わせない精巧な造りには驚きの一言。


絞り羽は贅沢12枚。


サファリに装着。黒のフードとの相性が若干気になっていましたが悪くはなさそうです。


絞り開放、晴天逆光のいじわるな環境下で、写りは残留収差の妙味。


フレアにゴーストにグルグルの共演。


ノスタルジーが際立ちます。


像の崩れ方がどことなく懐かしさを演出。


太陽を外しても一定条件下で虹色フレアが出ます。


こちらも絞り開放ですが、写り方は別物。


周辺減光がわたくし的に絶妙です。


意図的にとは言え、収差がかなり残っているのでピント合わせはいささか苦労します。


被写体との距離で大きく描写を変えます。


ここではタル型収差も顕著。機械量産品であればネガの要素ですが、これがハンドメイドと聞くとそれですら味に変わると思えるのが不思議です。


開けても絞っても像のあり方が変わらないレンズが高性能、“計算できる”という点ではある意味正しいですが、Reiroalで視る像の得手不得手を探すのも面白そうです。


まさにOld New。海外でも話題沸騰のReiroal。日本人で良かったなと(笑)


期待以上です。
Posted at 2016/01/17 20:01:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | Camera | 日記
2016年01月03日 イイね!

XF14mmF2.8 R


久しぶりのXマウント、XF 14mmです。X-T1導入後初めての玉。Xマウントはわたくし的にどれも優秀なのでそんなに不自由していなかったのですが、ごくたまに発症する広角病によるものです。と言ってもこれ買ったの去年の夏なんですけど。


35㎜換算21mm。Xマウントの中でも比較的初期に発表されたレンズですが、その写りは相変わらずキレまくりです。


羽田の屋内デッキをぐわっと。


展望デッキもぐわっと。


大空に飛行機は広角で撮るとよりダイナミクスを感じます。飛行機は個人的に望遠か広角かって感じです。Canonの100-400mmとかあったら楽しそうです。


広角をあまりうまく使えないので敬遠しているのですが、21mmあたりはわたくし的に良くも悪くも割り切って使えます。18mmより広角はちょっとパースがきつすぎて被写体を選ぶ気がするし、28mmが標準の入り口と捉えているので、24mmは広角なのか標準なのか中途半端な感じがして好きではありません。21mmは取り方を工夫することで広角・標準どちらも味わえるような雰囲気を感じます。あくまで雰囲気ですよ。


水平に向けて奥への深みが、上下に振って横への広がりが自由自在であります。


花形フードが魅せます。広角下手のなのでうpできるような写真ないのですが(汗)X-T1を持ち出す時は結構な頻度でカバンに入っています。
Posted at 2016/01/04 00:14:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | Camera | 日記
2015年12月06日 イイね!

AI Nikkor 50mm f/1.2S


ノスタルジックな写りに魅了されたこちらのオールドレンズに味をしめて、新品で買えるオールドマニュアルレンズを導入。ミラーレスやマウントアダプターの登場を予期していたわけでもないだろうに、今でもこういうマニュアルフォーカスレンズを新品販売するNikonのメーカー魂に敬服します。


開放1.2で暗い所でもサクサク。いいですねぇ~、この収差がどうにもならない感じが、デジタルカメラから参戦しているわたくしなんかには逆に温もりを感じさせます。


どこかミニチュアっぽくてピントがどこで立ってるのかわからないです。


これも


これも


これも


カメヲタな方であれば一番最初の写真でお気づきかもしれません。ボディはおなじみフジのX-T1ながら、Tilt&Shiftのアダプターをかましているので、ご覧の通りのミニチュア写真になります。


まるで翡翠のようなコーティングにほれぼれします。


Tilt&Shift全開。


飛行機もまるでミニチュア。


遠景に溶け込むスカイツリーがわかりますか? 設計が古いので開放では絵画のように滲みます。


Tilt&Shiftアダプターも相まってまるでじゃじゃ馬レンズです。はっきり言ってピント合わせにはコツがいります。


思ったところにピントがくるとこんな感じ。


状況によってはボケ味もきれいです。


地面に埋め込まれたLEDの滲み具合が印象的な1枚。


このどうにもならないサジタルコマフレアとの共演が泣かせてくれます。


絞りリングを“カチカチカチ”と音を立てながら回すのが快感です(;´Д`)ハァハァ
Posted at 2015/12/06 23:15:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | Camera | 日記
2015年11月23日 イイね!

Echtes Militär


M-P Safariは今こんな感じ。ライトブラウンのジャケットにサンドベージュのストラップがカーキのボディにマッチします。ありがちですがコレは敢えて狙ったコーディネート。ただ手持ちのブラックボディのレンズを装着するともう大戦末期の帝国陸軍のようになりふり構わない感じになってしまって困ります(笑) なのでちょっと考えます(謎)
Posted at 2015/11/23 17:39:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | Camera | 日記
2015年10月25日 イイね!

SUMMICRON-M 2.0/35mm ASPH.


M-P Safariにキットレンズとして付属するズミクロン 35mm。わたくし史上最初のライカであるパナライカ D-LUX4、MレンズではApo-Summicron-M 2.0/75mmを経験済みですが、素のSummicronは初めてです。ほんとはM8 Safariなどの時同様、Elmarit 28mmのシルバーを付けてほしかったのですが…。


初めてのシルバーレンズですが、ブラックの材質がアルミであるのに対し、シルバーのそれは真鍮で、見た目のコンパクトさに騙されるほどのズシリとくる重量感。絞りリングの“カチカチカチ…”という手ごたえあるクリック感はブラックよりも重厚な質感です。これはちょっと驚き。


レンズ自体は市販のモノなので、この肉抜きのフードも市販の12504なのですが、市販はブラックしかありません。シルバー塗装は限定モノ。


レンズ本体の塗装とも違和感なくマッチします。


装着感はElmarit 28mmとほぼ同じ。


描写の方はコントラストで魅せる感じ。


かなりのこってり系のようです。


程よい光量落ちとフリンジが何とも言えずうっとりします。


オリーブにシルバー、これはすごく好きなコンビです。
Posted at 2015/10/25 19:18:44 | コメント(0) | Camera | 日記

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