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M Powerのブログ一覧

2015年06月15日 イイね!

NOCTILUX-M 0.95/50mm ASPH.


2014年、サンタさんからのプレゼントシリーズ。どの沼よりも深い、ライカレンズ沼の奥底に眠る最後の秘宝、Noctiluxです。


もうあまり驚くこともなくなりましたが、レンズなのに外箱が恐ろしく大きい。一層目に取説が入っており


二層目にレンズポーチとレンズの入った箱がある。


レンズの箱はなかなか重い。


まるで宝石や時計の勢いです。


製造責任者の直筆署名入り。


F値0.95を遂に手に入れました。人間の目の明るさを1.0として、それよりも明るいとされる0.95はまさに禁断の領域です。


UVフィルターも装着。この口径60mmというのが結構このレンズの泣き所だったりしますが、それはまたの機会に。


かつてはCanon7 50mm 0.95や、Schneider-kreuznachのXenon 50mm 0.95などがありましたが、前者は実測F値1.0のところ、日本工業規格(JIS)の許容範囲にものを言わせて0.95と表記するに至ったと言われており、写りもまぁメーカー的にお試しレンズであったことからそれなりでした。後者は“ぐるぐる目が回る”興味深いレンズではあります。


装着全景。レンジファインダーとしては異例の大きさと重量になります。はっきり言ってガラスの塊。


そしてピントピークは死ぬほど薄く、一体どうすればいいのという感覚はアポズミ75mmとは比較になりません。


デビュー当時は全くと言っていいほどタマがなく、バックオーダーで○年待ちというアホな状況が続いていた本レンズも手に入りやすくなりました。価格はどんどん上がって今では軽自動車1台分ですが…。


0.95でしか見ることのできない世界を見てみたいと思います。
Posted at 2015/06/15 22:08:54 | コメント(3) | Camera | 日記
2015年05月24日 イイね!

D-LUX4 Safari


最初のライカであり、今思えばこれだけカメラにのめり込むきっかけの大部分がコレであったように思います。


2008年当時においてはコンデジでf値2.0というのは革新的であり、実際にこのエントリーで夜の箱根をちょっと多めにシャッター開けただけで、手持ちなのにここまで撮れちゃうということに驚きを覚えました。


D-LUX4、Safariにて凱旋。コンデジで世界限定6,000台というのがどれほどなのかは不明ながら、確かにあまり見ない気はします。


Vario-SummicronレンズとCCDの組み合わせは個人的に今でもベストの部類に入ります。


繰り出される絵だって、7年経った今でも普通にイケると思います。


確かこのSafariは東京標準価格で129,800円(当時)だったと思いますが、コンデジに13万と言うのに非常に驚いたし、あの頃は何しろシンプルというか無骨な感じの黒塗りライカを良しとしていたので、このオリーブ色のD-LUX4を不思議な気持ちで眺めていました。まぁ、ほとんど店頭で見ることもなく売れていった感じですね。


歴代D-LUXの中ではこの4番のデザインが一番好きだったりします。ズーミングでレンズを繰り出した時の先細り感が一番美しいのが4番。


それにしてもブログ写真くらいならホントまだ現役で行ける感じですね。


CCDなので太陽光とかでスミア出ちゃいますけど。そういうのが懐かしかったり(笑)


さすがに空の描写はざらつきますが、夜の芦ノ湖を一人何気なくシャッター開けて高感度撮影をした時を思い出しました。


まぁ出番はさすがに多くはないでしょうが、ちょいちょいと持ち出して使っていこうかと。
Posted at 2015/05/24 16:58:59 | コメント(0) | Camera | 日記
2015年05月17日 イイね!

Intensity


謎のライカ銀座店訪問…。くるよくるよ~大物来るよ~(←アホ)。


それはさておき、X系のさらりとした風味と渋めの色味がやっぱり好きです。


操作はもっさり感満載なのですが、なんとなくフィルムっぽいアナログな感じに浸らせてくれるところに魅かれてます。


緑のカメラも板についてきた。

X2
Posted at 2015/05/17 16:30:28 | コメント(0) | Camera | 日記
2015年05月06日 イイね!

D-LUX TYP109


コンパクトDシリーズの最新型、D-LUX TYP109です。これまでは“D-LUX ○”みたいに末尾に数字をつけて呼ばれていたわけですが、わたくしが初めて手にしたライカであるD-LUX4、それに次ぐD-LUX5D-LUX6の直系後継機とあらば、看過することはできません。それにしてもこのシリーズ、一言で表象するならば、迷走に迷走を重ね悩みに悩んだ中での不完全な未完成品という感じがします。焦点距離24~60mm(!!)、1/1.63型CCDにバリオズミクロンのD-LUX4、弱点とされていた焦点距離のカバーレンジとしてテレ端90mmまで拡張したこと以外、コア部分を継承したD-LUX5、焦点距離24-90mm、1/1.7型CMOSとバリオズミルックスを組み合わせたD-LUX6、そしてD-LUX4のマイナーチェンジであるD-LUX5のようにD-LUX6のマイナーチェンジ型が出るのかと思えばD-LUXシリーズ廃止の噂が立ち、結果的に製品ラインナップの刷新と称しながらコンセプトとD-LUXの名を継承しつつも全く別物のTYP109が登場という変貌ぶり。一番売れたと言われているD-LUX5に気を良くしてあれこれ頑張ったD-LUX6も、豆センサーにf値1.4のオーバースペックレンズを組み合わせたことで白飛びが恒常的に発生、もはや絵作り困難なじゃじゃ馬として中古屋泣かせでした。なんでこんなことになったかはライカの人に聞いても「わからない」と言う具合にイマイチ不明なのですが、Q5のシャシを共用するマカンみたいに、LUMIX LXシリーズのOEMであるD-LUXであれば、色々と大人の事情もあって仕方ないのかもしれません。


しかし随分と大きくなりました。ボディ形状はライカ使いなら馴染みやすいであろう、M型ライカ、X型ライカと意匠を共にします。珍しくロゴが向かって右側に配されていますが、左側がスラントするライカデザインと極力コンパクトに抑えようとした結果のような気がします。


良い外観なのですが、BMW乗りとしてはなんか微妙なAUDIデザイン…。ライカとAUDIの蜜月は結構有名ですが、パッケージでも強調されるのはちょっと…。


D-LUX6の反省からか、歴代最大の4/3型CMOSセンサーにf値1.7~2.8のバリオズミルックスと控え目に振ってパフォーマンスバッファを取っている感じです。本機から登場した純正自動開閉式レンズカバー、さすがは純正にしてAUDIデザイン(笑) チュン国製の物とは見栄えが違います。でも高すぎです…。


そして非常に有用なEVF内蔵。GM5のEVFが非常用の域を出ないオマケ的なものであった為あまり期待していませんでしたが、こちらは使えます。


“数字の続かない”D-LUXの文字にはまだ違和感がありますが、先にも述べたとおりシリーズと呼べないほどの迷走ぶりを繰り返してきた点からすれば、これが正しいあり方なのかもしれません。


手すりの立体感、鉄棒の色味の諧調がしっかり際立っています。


風にあおられる水面の間に立つ小さな波の描写が破たんしていません。


背景ボケもなかなかです。コンパクト(と呼べるほどコンパクトではありませんが)でこれだけボケれば文句はないと思います。


透明ガラスのオブジェのホコリまで緻密に写し出します。わたくしのPCモニターの汚れかと思ったくらいです。


中央はほぼ真円に近い玉ボケで非常に美しいです。何より白飛びがありません。D-LUX6であればこのシーンでもマニュアルで露出をアンダーに振らなければいわゆる「オート」で撮るような絵は出ませんでした(言い換えればD-LUX6はオートセッティング搭載のマニュアル操作機だったということです)。


重用したD-LUX5の時の感動が忘れられないわたくしですが、遂にD-LUXが帰ってきたような気がします。
Posted at 2015/05/06 17:25:18 | コメント(2) | Camera | 日記
2015年03月22日 イイね!

APO-SUMMICRON-M 2/75mm ASPH.


サンタさんからのプレゼントシリーズ


こちらのエントリーでもほざいておりましたが、レンジファインダー望遠側の幅出しとしての75mm。90mmではなく75mmなのは、なんとなくボケ味がこっちの方が好みだったのと、そこまでの望遠をレンジファインダーでは必要としないだろうなという理由から。


先代ではSummiluxだったのが、ここにきてSummicronのApo化という点で気後れしていたところも正直ありました。かつては硝材も旧来のノクチと同じものを使っていたりしたのでなおのこと。


でもSummiluxが意外と長胴タイプだったのでボディに取り付けた時の見栄えからしてもSummicronは納得の選択。


この辺の焦点域にありがちな品名側面彫りの大柄レンズながら、ぎりぎり許容範囲の装着バランス。


それにしてもピントの山が薄い。薄すぎてSummiluxなんか無理っていう感じ。ホントに気を抜くとピンボケの画を量産してしまうほど手ごわいレンズです。90mmじゃなく、75mmだっていうことに救われてしまっている自分に非力を感じる。


手ごわいのでパン気味な画をww


ピントを当てた被写体の前後にちょっとでも何かが入るとたちまち立体感が出ます。


しかしこのボケ味は好きだなぁ…。


ちょい遠目なのですが、レンジファインダーで切り取りたい画をここまで手前に持ってくることができるってことに久しぶりに感動。


アポズミ75mmのおかげで35-50-75mmとカバーレンジが増えました。
Posted at 2015/03/22 23:44:51 | コメント(0) | Camera | 日記

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