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M Powerのブログ一覧

2014年10月18日 イイね!

Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE


もう本人自身もうPしたのかしていないのか忘れかけているサンタさんからのプレゼントシリーズ。そうこうしている間にまたサンタさんがやってくる時期が近くなってるっていう(笑)


泣く子も黙るカールツァイス。あのバルナックライカの試作品であるウルライカを発明した伝説のエンジニア、オスカー・バルナックですらライカ入社前はカールツィアスで働いていたと聞くと、ツァイス=SONY的な(笑) 浅はかな知識しか持たないわたくしでも改めて存在の大きさを思い知らされます。


お手軽なプラナー1.4/50もありますが、わたくしはその先に位置づけられる至高の銘玉、マクロプラナー2/50。


それをZMマウントではなくSLRのZEマウントで。なぜわざわざAFの5D3でフルマニュアルかと問われるとちょっと困るのですが(困るのか…)、このマクロプラナー2/50の描写性は、メーカーを超えて数ある標準画角の玉の中でも極めて優秀と言われているから。まぁ今でこそOTUSなんてとんでもないレンズもありますが、あれはそもそもの設計思想が普通のレンズと違うし、お値段も逝っちゃってるのでまた別の機会に(笑) とにかく、ブログ用なんかでわたくしが一番よく使う手持ちレンズが実はLレンズのマクロだったりすることも後押しとなりました。まぁ手ブレ無しのフルマニュアルですが、標準画角だったらだいじょぶじゃね? って感じで…。


そんなツァイスですが、コシナのOEM。ライカと双璧をなす(と言われることもある)カールツァイスですが、わたくし的にはなんとなく、ライカのような盤石の生産基盤みたいなものを自社で確立していないように見えます。もちろんライカのように自社開発のマウントを持たず、他社製マウントのうちのいくつかに照準を合わせてレンズを開発し、パナのライカOEM同様、SONYやらコシナやらにも造らせる。そしてその製品規格基準のあまりの高さから、“ツァイス製品”として合格する個体が常に少ないので品薄、みたいな。いや、ライカの製品規格基準が低いと言っているわけでもありません。ツァイスはライカほどカメラレンズに特化していないと。医療、顕微鏡、半導体、工学測定、メガネ、双眼鏡、シネレンズ、プラネタリウムなどなど、言ってみれば光学技術を必要とする分野のほとんどに手を付けているのでまぁ仕方ないのかもしれません。


ライカでおなじみの保証書ならぬ、証明書。個体シリアルナンバーと確認者によるサイン。“これは間違いなくツァイス製のいいレンズだよ!!”的な。


試し撮り、撮って出し。


関係ないですが、先日の台風の被害がそれほどひどくなくてよかったですね。


ピントはコーンの先端部付近。手前と奥の枝葉のボケがとろけるようで素敵すぎます。フルマニュアルなのですが、今の時代、一眼レフもフォーカスエイド機能が備わってますので重宝します。これは予想以上にマニュアル撮影を楽しくしてくれます。嬉しい誤算。


やはり単焦点のボケ味は美しいですね。被写体の際立つ風合いに不自然さを感じません。


マクロプラナーなのにマクロっぽい写真がなくてあれですけど…。まぁ昔のフィルムカメラの時代とかデジイチの走りの頃って、なんのかんので“マクロ”って名前のついたレンズが結構ありましたよね。そういうセオリーを踏襲した場合、ワーキングディスタンスが短くて最大撮影倍率が大きければなんでもかんでもマクロって感じになる気がするんですけど、なんで“マクロ”っていう独立のレンズカテゴリーが存在するんですかね。


いやあの何が言いたいかっていうと、“マクロ”レンズで風景写真を撮るわたくしが決して馬鹿じゃないよってことを言っときたいなと。だってこんなにとろけるような風景写真が撮れるんですよ? さすがはツァイスの中でも一番成功したと言われるプラナー。“Carl Zeissは空気までも写す”とはかくや、という感じです。


5D3にフルマニュアル。この組み合わせ、ツァイスならあると思います。さて、サンタさんからのプレゼントシリーズも残すところあと一つとなりました。またサンタさんが戻ってくる前にうPしたいと思います(笑)
Posted at 2014/10/18 17:06:05 | コメント(1) | Camera | 日記
2014年10月05日 イイね!

Value for Money


昔、夜な夜な一眼持って屋外でクルマの写真を撮っていた頃はSLIKのカーボンマスターみたいに比較的高価な部類のものを担いでいたのですが、いや正確に言うと今でもM3君のトランクで眠ってるんですけど、新調したカメラなんかの写真を室内で撮ったりと、いわゆるモノ撮りをするのにはデカすぎて屋内撮影用にと前々から考えていたわけですが、この度ようやくお手軽三脚を買いました。アルミ製ですけどクィックシュー付きのガングリップタイプで7千円て言う爆安品。Vanguardなるあまり知名度のないブランドです。会社名はガードフォースジャパンと…。“○○ジャパン”的なベタなネーミングと、ひと頃のGITZO系カラーリングをちょっとパクッた感じのデザイン…嫌な予感…。なぜならこういう“○○ジャパン”とかって名前の付いた会社の場合、光学機器関連メーカーでは極東アジア大陸チュンチュンチョンチョン系が多いのです。“カメラを造る技術力はないけど、マウントアダプターは作れるアルよ~!!”とか“今はボディジャケットとかストラップしか作れないけど、いずれアッと驚く(パクリ)技術でカメラを造ってやるニダ!!”って感じで。現に携帯電話のマーケットシェアをチュン国に奪われつつあるサムチョンが、今度はキヤノンやらニコンやらの光学メーカーからの人材引き抜きでカメラ市場での台頭を狙っていて、Sonyとツァイスやパナとライカばりに、シュナイダーとタッグを組んだり、AFポイントを画面いっぱいに配したミラーレスを発表したりしたり、見栄とプライドをかけた製品を世に送り出しています。そう遠くないうちにかつて“バカチョンカメラ”という言葉を口にしていた日本人がバカ扱いされる時代が来るかもしれません。いやそれはねーな(笑) でVanguard、こちらは台湾の会社でした。質感とかはまぁ値段が値段なんでアレですが、実際そんな値段の割に使っていてかなり重宝しているので「これホントにチュンチュンチョンチョン製?」と一瞬驚いたわけですが、モノづくりに(それなりの)定評ある台湾製ということで妙に納得した感じです。そんな三脚選びも別件で外出していた際のついでだったわけですが、いわゆる家電量販店で展示品の三脚を伸ばしたり縮めたりしていたら三脚売り場の店員さんが近づいてきてなんか超上から目線のタメ口で色々と話しかけてくるわけです。「ん、何? 三脚探してんの? カメラ何持ってんの? コンデジとか? 被写体…あぁ…え~とどんなモノを撮るつもりなの?」という具合に。まぁね、脚口径20mmのハンディ三脚に毛が生えたようなのを見ていたのでちんちくりんな5年落ちくらいのコンデジ使いに思ったんでしょうね。なので「持ち玉で最大重量だと5D3にニッパチの70-200だから2.5kgくらいのシステムで場合によっては航空機の流し撮りもやるって感じ。あーでも200で行ったらスポッターに笑われるからゆくゆくは500・600mmくらいの超望遠つけたりするつもり。でも基本今は室内撮りだから耐荷重が大きいのに比例して自重も大きいようなクソ高い三脚必要ないんだけど、素のタイプ240とそれのM-Pとかに標準画角の純正玉つけてマニュアルとかもやるから見栄えのバランスとかそこら辺勘案してベストのやつをリコメンドして。」と、いう無茶ぶり具合でいじわるな質問したら急に汗々して「あ、あ、結構カメラやられる方なんですね、失礼しました。失礼ですがそのぉ“スノータイプニーヨン…”とか“エムピー”というのはなんでしょうか?」みたいにした手に出てきやがりましたので、「違うよ(笑) なんだよスノータイプって(笑) M型デジタルレンジファインダーのM TYP240だよ、ライカの。ひょっとして店員さん、カメラコーナーで働いてるのに俺とおんなじであんまカメラやらない感じ?」という具合に軽く遊んでやりました。で、結局勧められたのがGITZOのアホみたいに高いヤツで。どう考えてもコイツ、持ってるカメラの銘柄聞いて懐具合を見てる感があっていちいちムカツク感じでした。なので「お~GITZOかぁ~さすが店員さん、三脚のこと詳しいんだ~」みたいに褒めちぎって「じゃぁこっちにするよ」とかって言って上の写真の7千円のヤツ買った、みたいな。最後に「店員さんのお名前教えてもらえます?」って言ったら「あ、いえ、私のお勧めしたのモノではありませんし大丈夫ですよ。」と言ってきて。何が「大丈夫」なのか知らない方もおられるかもしれませんので説明しますと、これ、フロアで応対した店員さんの名前をレジで伝えるとその人の名前が登録されて(恐らくは)査定に関係してくるっていうのがあります。もちろんそんなつもりではなかったので、「何が大丈夫なんだよ、なめた接客する店員表に立たせんなってクレームすんだよ」と言ったところ平謝りでした。客商売なんだからもう少し考えてやってほしいものです。

5D MarkⅢ + EF100mm F2.8L Macro IS USM
Posted at 2014/10/05 16:49:09 | コメント(0) | Camera | 日記

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