3本目の映画はWinnyです

3本目の映画はWinnyを選びました。



Winnyとは金子勇氏が作ったファイル共有ソフトのこと。

サーバーを介さず個人のPC同士を無限に繋ぐピア・ツー・ピア方式が画期的で、良い意味でも悪い意味でも、お世話になった人は多いと思います。

私も、その前のWinMXの時代からよく知っています、今思えば、あの時代のプログラムでよく作ったなと思わずにはいられなません。

金子氏は著作権法違反幇助の罪で逮捕されました。

例えば、ナイフで人が殺されたとして、そのナイフを作った人は罰せられるのか？という理屈と、著作権が現実に侵害されている原因を作ったことは罪だという理屈がぶつかった訳です。

ちなみに、この頃から、京都府警のサイバー対策室が生まれて、日本もネット上の犯罪に力を入れ始めます。

金子氏は47氏と呼ばれネットの神、プログラムの天才と呼ばれていましたが、この裁判に費やした時間と精神的な負担で42歳の若さで亡くなりました。

裁判は結局無罪を勝ち取りましたが、日本は本当にも惜しい人材を失いました。

今思うことは、逮捕するのではなく、指導を仰げは、日本のネツトは世界の最先端をぶっちぎりで独走していただろうなということ。


ただ金子勇氏は、ビットコインの開発者であるサトシ・ナカモトではないかという説があります。

天才が最後に残した物が、今の世界の最先端の金融システムを動かしているかも知れません。

それは今となっては確認のしようはありません、コンピューターの世界の都市伝説の一つですね。

彼を超える天才が日本から生まれてほしいですね、ネツト界の大谷翔平みたいな。

ちょっと熱くなりましたね。