
全国ツアー中の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルの展示を見てきました。
場所は京都大学総合博物館。
京大にこんな施設があったのか。
去年の8月、丸の内での展示の時はもうごったがえで大変な事になってましたが、
(秋葉原のついで?に行ったんだっけ)
さすがにそれほどの状態では無かったにしろ、かなりの盛況でした。
会場前30分について整理券貰いました、その時点でかなりの行列。
入場料400円(学生・高齢者は無料)の博物館の常設展示を見ながら進み、
展示エリア前で並びなおし、整理入場。(15分待ちくらい)
15人くらいごとに見学しましたが、
各展示ケースの前で担当の人がいて説明してくれました。
インスツルメントモジュール、シールド、パラシュート、カットモデル(模型)
撮影はNGでしたが結構じっくり見ることができました。
*写真は別の出口においてあったレプリカ(島津製作所製)
地元の堀川高校と嵯峨野高校の生徒さんたちによる実験のコーナーがありました。
1bit通信・リアクションホイール・サンプラーホーン・スイングバイ・イオンエンジン
私も参加したり質問したりしました。
頑張ってる高校生。私はうれしい。
JAXAの人の質問コーナーもあって、実験しながら色んな質問に答えていました。
空気ポンプで加圧して紙を燃やす空力加熱の実験にちょっとびっくり。
ガラス管のポンプを作ってみたい!(よい子はまねしないで)
色んな人の質問にていねいに説明してくれてました。大変だなぁ。
構内のカフェでランチ食べてから「はやぶさシンポジウム」を聴講しました。
500席のホールは満員でした。(2時間近く並んだ甲斐あった)
すごい勢いですすんでいる科学。
この時代に立ち会えてのぞき見ることができる私は幸せです。
2つの講演の後、質問用紙に静電気ついての質問を書いたのですが、
後半のパネルディスカッションで読んで貰えました。
やはり帯電は問題らしく、化学エンジンの故障の原因はイトカワ着陸時の放電の可能性も否定できないとの事でした。
笑ってしまった大学生からの質問
Q:周りから宇宙開発なんて何の役に立つんだと言われます。なんて答えればいいですか?
A:すでに役に立ってます。
最後にパネリストの先生方から若い世代へのメッセージ
夢を持って好きな事をやってほしい
志を高く持ってほしい
今後の展示ツアー
2月11日(金)~14日(月)・・・札幌市青少年科学館(北海道札幌市)
2月16日(水)~20日(日)・・・釧路市こども遊学館(北海道釧路市)
2月23日(水)~27日(日)・・・大樹町生涯学習センター(北海道広尾郡大樹町)
3月12日(土)~16日(水)・・・甲府市総合市民会館(山梨県甲府市)
3月19日(土)~22日(火)・・・富岡市立美術博物館(群馬県富岡市)
3月24日(木)~27日(日)・・・藤沢市湘南台文化センター(神奈川県藤沢市)
Posted at 2011/02/07 02:04:33 | |
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