シフトブーツの取り付け・その２（シフト分解～シフトブーツ取り付け）

その１より～


シフトパネルを外す為に、シフトノブの分解に入ります。

ネジを２本外すと上側に抜けるので、上に引っ張ります。

この際に、（Ｓ）ボタンの線が繋がっていますので、引っ張りすぎには注意です。

上側に引っ張った状態だとシフトボタンはフリーになっているので、押し込んで、まずは右側の部分を外します。

この部分は赤丸部分のツメが引っかかっているので、この部分に気をつけて斜め上方向に引き抜きます。

次に青丸部分のツメで固定されている（Ｓ）ボタンを外すと、左側の部分もフリーになるので、下に付いているシフトバーの筒部分に気を付けながら、こちらも上側に引き抜けば分解完了です。

シフトノブの上側を取り外した状態です。

センターの棒にはグリスがべっとりと付いていますので、触らないように気をつけます。

この状態で、シフトをセンター付近に合わせます。

既に画像ではシフトパネルが外れていますが、非常に強固に固定されているので、画像を撮るのを忘れて作業していたのでこの画像しかありません（汗）

シフトパネルは赤丸部分の４箇所のピンと、白い部分を固定している緑丸の位置決めピンで留まっています。

画像ではこの後運転して帰らなければいけないのでシフトブーツも元に戻って、両側のパネルもあります（汗笑）

シフトパネルの外し方は、赤丸部分の側面よりＬ型ピックツールを差し込んで４箇所全てを上に引き上げます。

この時、最終的に白い部分に対して出来る限り垂直に引き上げないと、緑丸の位置決めピンが折れます(汗)

外した後も、微妙にシフトの筒状の部分が干渉しますが、シフトパネルの溝部分を少し広げる感じにすれば外れます。

いよいよシフトブーツを取り付けるわけですが、自分はこの部分はシャンパンゴールドの部分とシルバーの部分が別の部品で構成されていると思い込んでいたのですが、裏返してみると、単なる塗り分けの一体構造…（滝汗）

仕方が無いので、無い知恵絞って出た結論が、「縫っちゃえ♪」だったのでこのあと苦労することに（自爆）

ちなみにこのシフトパネルの部番は
【Ｈ７１３－ＳＺＷ－ＺＺ１０】
でした。

失敗したら注文しなきゃ（汗笑）

部番も分かったので、思い切って縫い合わせです（笑）

とはいっても、この素材に直接針が通る筈も無いので、まずは針穴を開けます。

傷が付かないように養生して、針穴を開ける部分をマジックでマーキングします。

Φ１．２のドリル刃でひたすら穴あけをして、糸が擦れて切れないように、両面の面取りを行ないます。

もうココまできたら戻れません（汗笑）

シフトブーツを不織布系の薄い両面テープで仮固定しながら、ひたすら縫い合わせます。

指が入らなかったり、力がいる部分は、先曲がりラジペンを使いながら、頑張って縫っていきます。

もう何回途中で新しいシフトパネルを注文する欲求にかられた事やら…（汗笑）

無事に縫い終わったら、縫い目がほつれない様にと、補強の意味も込めて、手芸用ボンドを針穴に流し込んで乾燥させればシフトブーツの固定も終了です♪

流石にクタクタです（苦笑）


その３へ続く…