最近強く思うことなのですが、ECUを解析するにあたってハードウェアの精度は重要です。様々なツールが出てきて一般の方でも容易にチューニングを楽しめるようになってきました。例えば燃調やファンコントロール、点火時期やインジェクター制御等、出回っているプログラムを用いて変更する事は充分可能です。しかし、これらのツールは結局は他人が作成したものです。プログラムの内容、制御方法、どこに穴が存在して如何に対処するかが重要だと思います。勿論エンジンを制御する訳ですから、プログラムのバグで壊れてしまいましたとか暫く元に戻せませんとか論外です。自己責任で自分のクルマを弄くるのとオーナー様の愛車に何かを施すのとは別次元のお話です。先日VC++.netで車種別毎の定義情報をヘッダファイルに記述していたのですが、自分自身での管理が厳しくなってきたので辞めました。現在はDBと連動させて、取得情報を全てテーブル毎に切り出して格納する方式に変更しました。僕は平和に他人と競合しない分野で細々とやるのが好きなので、ただオーナーさんに満足して頂ける物創りが出来ればそれで満足です。それが出来ないのであれば、あれこれ手を出さずに分野を絞った方がいいのかな。