前後輪別の車高調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
MGFの車高はマニュアルによれば前368±10mm、後ろ363±10mmと後ろ下がりを標準としています。
このためかナックルの純正シム厚は前に3.6mm(部品番号NAM3432 NAM2109)後に2.3mm(部品番号RPL100080)を装着しています。
経年変化により後ろ下がりが進行するのはハイドラユニットの劣化が原因と思われ、ハイドラユニット上部より窒素ガスが抜けてアッパーチャンバーの容積が減少するためでしょう。
更にアッパーチャンバーにフルードが混入すればいずれフルードが上から外部に漏れます。
単純に前後均等に車高が下がるのはハイドラユニット下部やラインからフルードが抜けるのが原因です。
私のFは2011.07 56,000kmで後ろ下がりが進行したので、これを修正するため前後のシムを入れ替えました。
更に2015.05 84,000kmで後ろ下がりが進行しました。
現状左側は車高の前後差が後ろ下がり-12mm、右側は-8mmです。
根本的な改善にはなりませんが市販のワッシャーM16 t2.5mm M12 t1.8mmを利用し、シムの追加をすることで再調整しました。
2
レバー比は約3なので左側の前後差12mmに対し後ろにシム追加2.5+1.8mmで12.9mmの調整。
流用する市販ワッシャ-のM12は内径、M16は外径の削り修正が必要で、これも面倒くさい。
3
右側の前後差8mmに対し後ろにシム追加2.5mmで7.5mの調整。
4
調整後。
路面の傾きや気温などにより車高は変動するけど・・・
こんなもんでしょ(笑)
この整備はおもいっきり面倒くさいので、お勧めしません(爆)
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( MGF の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク