10.ヘダース取り付け[SBC腰上換装]

ウマの限界までジャッキアップ。
それでもギリギリヘダースが入れられるか入れられないか、と言ったところ。
できればリフトを使いたい作業。

右は予想通りすんなり入った。

問題の左。
ヘッド取り付け前に入れておいたので、後はボルトの位置を合わせるだけ――なのだが、いろんなところに干渉して全く位置を合わせられない。
入れる時もぐりぐりやったので、新品のヘダースは既に傷だらけ。。
腕の力ではもうどうにもならなかったので、しょうがなくジャッキの油圧の力を借りることに。
こっちはこっちで強すぎるので、慎重にジャッキアップしながら高さ合わせ。
高さがあったところで、入りそうな穴ににボルトを突っ込んで、かなり強引に位置を合わせた。

しかし、ヘッドより先にヘダース入れといて良かった、とつくづく思った。
後からだと、多分入れるだけで日が暮れてた気がする。

ヘダースのチューブが太いので、何箇所かはボルト穴とチューブの距離がかなり狭く、そのためラチェットが使えず。
ところが、ヘッドが12ポイントなのでオープンエンドが使えず、さらには5/16"というサイズのために、手持ちの工具では回せないことが判明。
しょうがないので、途中で5/16"のボックスを買いに走った。
オープンエンドが使えたら、わざわざ買わなくて済んだのに。。

工具の入りにくいところに、12ポイントヘッドは使うべきではないと学んだ。

5/16"というサイズだと、レンチがかなり小さいので、手回しではトルクが全く足りない。
最終的にはエクステンションを付けてトルクをかけてやった。

全部終わったら、切ってあったクラッチリンケージの復旧を忘れずに。

1番のチューブとステアリングギアボックスのボルトが当たってます。

アイドラアームのナットにも当たっちゃってます。

凹ませた方がいいんだろうね。

チューブの曲がりがきつかった場所は、1"のボルトがどうやっても入らず。
先にボルトをフランジにはめた状態で、、とも考えたが、そもそもフランジの穴にすら入らない。
色々悩んだ末、3/4"の鉄ボルトがあったのを思い出し、ダメ元で突っ込んでみたら――入った。
周りのステン12ポイントと色も形も違うので浮きまくりだが、背に腹は変えられない。

ちなみにへし折ったディップスティックのチューブは、根元を金属パテとシーラントで埋めて再取り付け。
ぐらぐらするが、ないよりまし。