BMW FRは雪道に弱い？

昨夜から降り続いた雪で今日はシーズン初の本格的な雪道。しかも朝は圧雪、夜はアイスバーンと1日で両方の体験ができましたのでレビューしたいと思います。

BMWは前後50:50の重量配分が信条ですが私のF34は後方が90キロ重いと車検証に記されています。前方にエンジン等の主要装備があるのに後輪が重いF34、降る雪を眺めながら雪道を走れる事にワクワクでした。

まずは圧雪路。
発進、停車、走行を通して危ないと感じる事はありませんでした。車の重心がどこか、しっかり感じながら運転する事ができます。やはり1.8トンを超える車重が充分なトラクションを発揮させていると思います。この車のバランスの良さを知る事が出来ました。

そしてアイスバーン。
走行、停車は全く問題なし！ですが0キロからの登り発進で空転が…そこでDTCダイナミックトラクションコントロールON！見事トラクション復活。これは効果を発揮するシステムです。

まとめ
よく言われるFRは雪道が…という定説。そもそも雪道は滑るのが当たり前です。問題は車がドライバーの支配下にあるかという事が重要です。FFも4WDでもコントロールを失えば一緒です。

BMWの重量配分やシステムは滑る事を前提として、しっかりコントロールできるように計算されているように思います。

全く滑らない車は不可能ですからBMWの考え方は理にかなっているように思います。

そして基本は安全運転と効くスタッドレスタイヤを履く事ですね。気をつけましょう！