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マーシャルの創業者がお亡くなりになりましたね。

ロックスタンダードともいえる歪み系の音を偶然生み出したのはフェンダーだとしても、より一般的に知らしめ広めたのはきっとジミやピートが使ったマーシャルのアンプなんだと思う。


ロック＝JCM800的な流れが好きじゃなかった自分は、結局ずーっとフェンダー系しか使ってこなかったんですが、行く先々のハコで備え付けのマーシャルを使わせていただいたことも数知れず。


チューブでなくとも歪系が扱いやすいその特性は、確かにオールラウンダー的でありロックスタンダードでもありました。

そして某バンドと対バンした折にちょいと使わせてもらった1959レプリカ？のヘッド。

カスタムしてあったのか知らんけどとにかくその、ボリュームとかトーンとか、ともすると使っているギターのトーンさえどうでもいいぜっ！！といわんばかりの超越圧倒的ゴリゴリディストーションのザラついた感覚は今でも脳裏と耳の奥に焼きついております。


おそらくこの先、ロックというものが脈々と生き続け演奏され続けていく限り、マーシャルのトーンも連綿と受け継がれそしてまた、その金色のパネルにジャックを差し込んだ誰かのギターから、新たな伝説が生まれていくことでしょう。


この世にマーシャルというアンプを残してくれた氏に感謝しつつ、合掌であります。

安らかにお眠りください。