キャスター角調整(2,150km)
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フロントのキャスターを調整しました。
左の写真が調整後で、下の写真が調整前です。
角度が違うので分かりにくいかもしれませんが、明らかに調整後のアームの方が寝ています。
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こちらは調整前です。
調整前は、縦のアームの角度とスプリング+ダンパーの角度が微妙にズレています。
上の写真はピッタリ揃っています。
フロントサスがしなやか・スムーズになった要因のひとつかもしれません。
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調整後の左アッパーアーム
下の調整前の写真とピロボールの位置を比較してみてください。
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調整前の左アッパーアーム
調整前はスプリング・ダンパーの軸とアッパーアームのピロボールの中心がズレていることがわかります。
また、アッパーアームの取付位置が後ろ下がりになっているのに対し、キャスターが立ってズレているので、サスの伸縮した際のキャスター変化が大きそうです。
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調整後の左ロアアームの後側軸受です。
下の調整後の写真とブッシュの前後位置を比較してみてください。
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調整前の左ロアアームの後側軸受です。
上の調整後と比較して、ブッシュが軸受よりも右側にはみ出しているのが分かります。
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調整前の左ロアアームの後側軸受から5mm程度はみ出しているブッシュの拡大写真です。
通常、ブッシュは軸受内に納めると思うのですが、何故、はみ出させているか謎です。
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調整後の左ロアアームの後側ブッシュを前側から見た拡大写真です。
下は調整前の同じ右側です。
ブッシュが前方向に出たことによって軸受とのクリアランスが拡がっていることがわかります。
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調整前の右ロアアームの後側ブッシュを前側から見た拡大写真です。
ブッシュの横方向と軸受クリアランスが少ないのが分かります。
この後側ブッシュはかなり柔軟に動くので、横方向に強いショックが入った場合、軸受に当たって左右の動きを抑制しているのでは無いかと思われます。
逆に異音やサスのスムーズは動きを阻害する原因になっているのかもしれません。
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調整後の前側左ロアアームの軸受部分です。
後側と反対にブッシュを5mm後側に移動したので、アームが車輌前方(写真左方向)に移動しております。
アーム移動を移動させても軸受とのクリアランス(左側)は大丈夫なようです。
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調整前の前側左ロアアームの軸受部分です。
アームは軸受の中央に来ております。
写真がないのでわかり難いのですが、調整前の状態は、スプリング・ダンパーの取付点の中心位置が
前側ロアアームのシャシ側ブッシュの中心とナックル取付中心を結ぶ直線から少しズレています。
この場合、ショックを受けた際、前側ロアアームに曲げモーメントがかかるためサスが伸縮しにくくなっていると考えられます。
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フロントサスからの大きな凸凹での突き上げがなくなっただけでなく、サスがしなやか・しっとり・スムーズに動くようになるので、サス自体が柔らかくなったように感じます。
ブレーキも踏んだ瞬間の突っ張り感がなくなり、とてもリニアで踏みやすくなりました。
コーナーでの荷重移動がやり易くなります。
ステアリングは若干重くなりますが、私的には全く問題ありません。
セルフステアリングは良く戻るようになっていますが、基本的に自分で戻すのであまり関係ありません。
ステアリングインフォメーションは多少増えたように感じます。
ステアリングレスポンスは落ちますが、私的には高速道路ではナーバスに感じていたので、丁度良くなりました。
また、ステアリングを切ってからKPCが効くまでの間のアンダー感も、ステアリングの過敏なレスポンスが落ちたことと、ブレーキのフィーリングが良くなったことで気にならなくなりました。
高速道路のギャップを超えた際の不意な姿勢変化がなくなりので、安心感が大幅に向上し、軽くステアリングを握っていれば良いので疲労感も軽減されます。
リアサスのボヨンボヨンという動きは殆ど出なくなっています。
これ以上のリアサスの改善は必要ないかもしれません。
サスからの異音は元々出ていなかったので変化はわかりません。
内装のサングラスケース辺りから出ていた異音はかなり減りました。
最小回転半径は少し大きくなった気がします。
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