なんちゃってM　？？

　愛車紹介でも述べました通り、私はBMWと言うメーカーには興味が無い・・と言いますか正直あまり良い印象は持っていませんでした。
　といいますのも私の年齢層でのBMWのイメージと言えば渡来品の高級車なわけで、若い頃なんてBMWなんて高値のはな、貧乏人のヒガミなのか多くの国産車乗り？による3シリーズにに対する「ブランドイメージ戦略によるボッタくり論者」の一人であった訳です(笑)


　勿論3シリーズが世界の自動車メーカーの目標とされる素晴らしいクルマであるのは疑いの余地は無いのですが、自身の趣味であるクルマに対し、女性がヴィトンに群がるような日本人独特のブランドのイメージ戦略に左右される様を毛嫌いしていた訳です、まあ個人のへんなコダワリなんですが。


　そんな訳なんですがそういう自分が今はBMWに乗っている訳で、結局自分のコダワリ部分で共感できればメーカーなんてどこでも良い訳です。



　で最近街行くクルマに目をやるとBMWがやたら目に付くんですね、首都高なんてまさにBMWだらけ！これまでBMWなんて意識していなかったので正直驚きました、やっぱり日本人ってBMWが好きなんですね。


　そんな中BMWでもさすがにMはめったに見かけません、自分レベルではMの見分けポイントと言えばあのエンブレムか4本出しマフラー位しかありませんが、あのMエンブレムを付けていながら「これはMじゃ無いだろう？」っていうBMWをたまーに見掛けます。

　まあエンブレムなんて付けるのは自由なんで個人の自由なんですが、どうやら事は単純ではない事が自分の中で判明しました。
　ネットなどでMシリーズを調べてみるとなにやら「Mスポーツ」なるモデルがあるそう、ん？Mシリーズの安価版か？と思ったら大違い、どうやらノーマルの車体にMのパーツを付けただけの特別仕様車のようです、つまり外見だけの「なんちゃってM」なんですね。


　これには正直驚きました、あのBMWがMを使ってこんな安物商売をしているとは・・・Mの価値を落すだけだろうに・・・
　事実私の周りには「Mシリーズ」と「Mスポーツ」の区別が付かず、「Mなんてただの特別仕様車程度である」と勘違いしている人間もいる訳です。


　まあ、Mなんて分かる人間が乗るものなので、分かる人間に区別できればそれで良いのでしょうが・・