2014年01月21日
BMW X1が納車されて1ヶ月が経過し、走行距離にして2000㌔あまり走りました。
この間、クリスマスに大晦日、そしてお正月に成人式?・・・ドライブで海へ山へと色々な道を走らせて見て、ようやくX1というクルマがどのようなクルマなのか分かってきました。
えー自分は今までスポーツ系のクルマばかりを所有してきておりまして、その為か、思い上がりはなはだしい妄想を所持していた訳なのであります。
つまり・・・
「クルマを操る楽しみに没頭出来る世界はスポーツカーのみからもたらされる特権事項であーーる」
ゆえに自分は今回のX1には「操る楽しみ」などはさっぱり期待していなかった訳で、少し冷めた自分がいたわけなのであります。
むむむ・・しかし今あらためて良く読むと単なる経験不足からくる思い上がった妄想ではないか!
BMWにはキャッチフレーズ???として有名な「駆け抜ける喜び」などという言葉がありますね、実は自分、この言葉の意味はさっぱり理解できなかった訳です、だって前の思い込み妄想から・・・
「乗用車で駆け抜けて何が楽しいのだ?眠くなるだけではないか!」
などと思い込んでいたわけですから(笑)
しかしX1を所有し、予想外の結果に自分の浅はかさに気付かされた訳です。
なぜって・・・
X1運転するの気持ち良いし、すこぶる楽しい!
のですから・・
X1、これと言った特徴もなければエンジンも完全な実用型、パワーはありません、但しハンドリング、Mスポーツの為か優れています、RVとは思えないほどの高速コーナーリングは目からウロコでした、また路面の状況をビシバシ伝えるズッシリ重いハンドルの感覚、4気筒エンジンでフロントが軽い事から軽快に向きを変えるFRのハンドル感覚・・・・それらが楽しいんでしょうか?勿論それらの理由もあるのですが、今回ばかりはこれまでとは違ったクルマを操る楽しさの新たな何かがあります、なんなのでしょうか??
そうなんです、これらがもたらす五感に伝わる感覚、この感覚の気持ちよさがBMWだったのです!
あーそうかーこれが「駆け抜ける喜び」だったのかー
というおはなしでありました。
クルマってやっぱり所有して沢山走らせてみないと分かりませんねー
極論を言います、自分にとってはX1のMスポーツ、ちょっとしたスポーツカーでした、これがBMWの魔力なのでしょうか?
今までBMW信者は単なるネームバリューと優れたデザインに魅了されバカ高い価格なのに目先をごまかしたバリューローンから抜け出せなくなった人間ばかりだと思っておりました。
しかーし「駆け抜ける喜び」・・この言葉をオーナーになって理解すると何故に日本国内にBMW信者が多いのかが少し分かったような気がします。
バリューローンから抜け出せなくなるほどBMW中毒になる方が多いと言う事なんですね(笑)
Posted at 2014/01/21 15:03:41 | |
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2014年01月14日
えー11月末に納車されたBMW X1はわたくしにとっては久しぶりの4ドア実用車なのですが、先日の3連休でホントーに久しぶりにマイカーの4人乗車してのドライブに行ってまいりました。
X1以前はZ4Mロードスターに4年間、S2000に7年間乗りましたので、それ以前の4ドアはS2000の前車でありますアコードユーロR(CL1)以来となる訳です。
そんなX1ですが、ここで納車からこれまでの自動計測された平均燃費を見ると"10.3"となっていますね、自分の場合100%お休みのドライブ使用で高速(首都高含む)6に一般道4といった走行条件ですが、2000ccの実用型NAエンジンとしては車重の重さを考慮しても国産のトヨタやホンダエンジンなどに較べると多少悪いと思います。
ところでX1のSドライブ18iに搭載される4気筒 2000cc NAエンジンは「N46B20B」と呼ばれ、先代の3シリーズ(320)などにも搭載されたモノですが、X1のものは直噴化される以前の仕様でして、150psの旧型のもなんです。
まあ、これといって特徴の無い完全な実用型エンジンなので、パワーに関しては普通に使うには必要にして十分、一般道でも高速でも普通に加速します。
しかし、実はこのエンジン、ツウ好みというか回転フィールが素晴らしく、4気筒にしては滑らかなフィールで、NA4気筒エンジンの特徴である実用回転域のトルク感の加速感覚が気持ちよく、ホント良く出来たエンジンと分かります。
最近BMWはいわゆるダウンサイジングによる、4気筒エンジンをターボ化したものを主流エンジンとしておりますが、パワーや燃費をみると優れており素晴らしいエンジンなのですが、やっぱり実用域の回転フィールの気持ちよさはNAエンジンが優れている・・・
しかしあの4気筒ターボエンジンですが、4気筒ターボエンジンとしてみればさすがBMWと頷かされるのですが、やっぱり直6エンジンと比べれば「回転フィール」と「音」が悪い・・あれを直6エンジンの代替とするのはちょっとBMW直6マニアを悲しませるのではないのでしょうかね??
まあ「速けりゃ良いでしょう」という一般層には問題にはならないでしょうが・・・
えーここでわたくしがS2000の前に所有していたアコードユーロRのお話しをすこしばかり・・
わたくしは初代のCL1型のアコードユーロRをわずか1年半ばかり所有しておりました、乗り換えた理由は、搭載されおりました「H22A型エンジン」でホンダDOHC VTECエンジンの素晴らしさを知り、S2000へ乗り換えた為です。
H22Aエンジンといえばホンダマニアならばおなじみ、当時はクローズドデッキ型エンジンの名機と呼ばれ、BB6型プレリュードなどに搭載されてましたね。
あれ、今もわたくしのエンジン経験では衝撃的感動の部類に属する思い出のエンジンです。
えーわたくし個人的な解釈で、エンジンの性格から3種に分ける癖があります。
①実用型エンジン
②スポーティー系エンジン
③スポーツカー用エンジン
このH22Aエンジンは②のスポーティー系に属すると思っておりまして、実用域のトルク感と高回転域の刺激のバランスが良く、いまだにこの系統のエンジンであれを超えるエンジンを私は知りません、あくまで数少ないわたくし個人の経験での話しです、ハイ。
とにかく、最近は排ガス規制だの燃費だのが叫ばれ、素人のクルママニアがああだ、こうだ言うのも難しい時代になったのでしょうが、間違えない事は、人を感動させる名機と呼ばれるエンジンは間違えなく古い時代にありましたね~どうでしょうか?
Posted at 2014/01/14 13:25:42 | |
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