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治ったっぽい…油断はできませんが(ー_ー;)

現在、油圧がそれなりに安定しています。

油圧もアイドリング状態で30秒以上キープしています。

で、今回いじったのはここ。


プッシュロッドのポテンショメーターの更に下（奥？）。
プッシュロッドとセレユニットは貧弱なピンで固定されています。
以前おこなったクラッチ交換の際に、修理工場でピンが折れているのを発見していいだだきましたが、もちろんこんなピンだけパーツで出るはずもありません。
代替品となるもの…強度があり、かつ粘りのある素材でなければなりませんが、ドリルの歯を適当な長さに切ったもので代用していただきました。



ところがそれ以降、プッシュロッドの振り幅とクラッチのトラベル値がうまく調整できずにおりました。

で、今回のセレの油圧が保持できないのとは関係なく修理に取りかかりました。

すると、代用していただいたピンが僅かに短かったようで、上にずれてしまい、斜めに刺さった状態になっていました。
プッシュロッドの調整がうまくいかなかったのも納得。

イラストにするとこんな感じです。

適正なピンの刺さり方。


今回発覚した状態。


上にずれて、ピンの下側がロッドから抜けてしまい、斜めに刺さっている。

ピンが斜めになったことでプッシュロッドが5mmほど短く認識されてしまい、プッシュロッドを伸ばし方向に調整しないといけない。
一方でクラッチは交換したばかりで正常なので、プッシュロッドを伸ばしても、クラッチのトラベル値は規定よりも狭いまま。

で、ヴァンプさんにヘルプメールしたところ、ジャストサイズのドライバーの柄をいただきました。

感謝感謝です(^_^)

しかし強固な素材のため、手持ちの工具ではカットできません。
そこで、いつもお世話になっているショップの店長さんにお願いして、万力とグラインダーをお借りし42mmにカット。
いや～機会の力ってすごいです(^_^;)

自宅に戻り組み付けて完成。
無事にプッシュロッドもクラッチのトラベル値も適正値に収まりました。
プッシュロッド 18.32mm
クラッチトラベル 値28.14mm

キャリブレーションも済ませて試走。
ただ、やはり２速と４速へのシフトアップの時にドンッとなる症状は治まらず…。

なんで～(ー_ー;)？？？


ところが、この修理が原因なのかはわかりませんが、セレの油圧はしっかり保持するようになりました。

私の想像では…。
プッシュロッドの値が大きくずれて読み込まれていたために、ギアチェンジした時のように負荷が掛かったとコンピューターが判断して減圧しようとしていた。
減圧したものだから、今度は油圧を上げようとポンプが作動する。
を繰り返していたのではないかと…。

現在アイドリング状態でこのブログを書きながら様子を見ていますが…。

あー！

やっぱりおかしくなってきたー！
油圧が20秒くらいしか持たなくなってきたー(|| ゜Д゜)

てか、本来なら油圧が落ち込むまで60秒くらい掛かるのが正常らしい…(；゜∀゜)