【素】zippo #200【定番の意味を知る】

～ 前回のあらすじ ～
　ヴィンテージレプリカのzippoを生涯保証修理に出した結果、
　なぜかインサイドユニットが増えた。






というわけで
裸のインサイドユニットが余るのもなんなんで、
ケース単品でゲットしてきました


無地 ブラッシュクローム #200

通称「200番」


いちばん安いタイプ、ろっぴゃくえんでしたｗ
（ケースとインサイドユニットセットでも1500円くらい）


とはいえ、
この200番こそがリーバイスでいうところの501、
フェンダーでいうところのテレキャスター、
すっごくイイんですよ！










軽くレビューでも。


ケースのみを通販で買ったんだが、ご丁寧に箱入り（ﾔｯﾀｰ）


表面は安っぽいヘアライン仕上げ、側面はポリッシュ。


ヴィンテージレプリカやクロームメッキや装飾されたタイプに見慣れた目には心から安っぽいですｗ


蝶番も結構遊びがあり、
第一印象は「これ本物？」といった所(笑)










刻印は2019年9月製


zippoの底面といえばキャンドボトム（凹型）っつー印象なんだが…
それすらオミットされフラットボトム（平面）になっております。

より一層安っぽいですｗ
正直底面が凹んでいないと手に付かないわ(;^_^A




参考：キャンドボトム











そして、
一切喋らない超ツンデレなジッポー・リペア係から戴いた
インサイドユニットは2019年10月製。

大体時期が揃ってます♪










合体させましょう！

　ズポー







そしてフタ開閉
ﾁｬｷﾝ！ｶｼｬｯ


…ｳﾜｯ
めっちゃいい音やんけ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ


精密でﾕﾙい、ヌケの良いサウンドです！
ちょ、俺が経験してきたzippoの中で一番いい音やんけ！


ちょうどいい動画発見


もう暇さえあればｶﾁｬｶﾁｬしてしまいます。
…不良少年かよｗ










思い返せばzippoを使い始めたのが高校生の頃だったかな？
あれからいくつも手に入れいくつも失くしたが、
どれもこれも開閉音は大したことなかった…

いい音のzippoは、運や改造の賜物と勝手に思い込んでいた。




あれからｳﾝ10年、
やっと知ったわ。
最廉価版の音が最も良いって事を！

飾りもない、何ともコラボしていない、
そんな役ナシのプリミティブなzippoが
最も『らしい』って事を！
（よく考えたら、
　ギターも車も最低グレードが一番良かったりするもんね）

200番が一番のお気に入りになりました！


と、
定番の定番たる根拠を目の当たりにした平日の朝なのでした。