ジェッシルのブログ一覧

久々に愛用のzippo（1999年頃戴いた）を手に取った結果…

表面はメッキが剥げて素材のブラスが露出してｻﾞﾗッｻﾞﾗです

ちなみにこちらが新品

これ、「1933レプリカ・ファースト・リリース」というモデルなんだが

このモデルにはちょっと面白い逸話があるので、軽く紹介します。

********************************************************************************

1932レプリカ（ファースト・リリース）は、ZIPPO社創業当時の、初代ZIPPOを復刻した歴史的モデル。
1988年から発売され、わずか数年で廃盤となってしまいます。

その後、復活を望む声に押され1997年に再登場したのが、1932レプリカ：セカンドリリースです。
しかし、1932レプリカ：セカンドリリース発売直後、実は、初代ZIPPOは1933年から製造されていたことがZIPPO社の資料で判明。
その為、このセカンド・リリースもあっという間に販売中止の憂き目にあい、代わりに販売されたのが1933レプリカ。
しかしこの1933レプリカ・ファースト・リリースもわずか数年で販売終了。

初代ZIPPOを忠実に再現した外ヒンジ、ブラス角材を輪切りにしたような角張ったフォルム、レギュラータイプより背が高い
無骨なデザインを採用しています。

********************************************************************************

簡単に言うと、
自社のファーストモデルが1932年だと信じ切っていたら

1933年だと判明し、慌てて修正した後のモデルです。

ちゃんと調べろよ…

デカいし角は痛ぇわポケットに入れるとジーンズにすぐ穴開けるわで実用性は現行品にはっきり劣るけどね。




まぁ煙草は止めたので、正直使い道はないんだが…

↓過去ログ（禁煙ネタ）はこちら↓
<禁煙日記>


道具は常にベストな状態にしておきたいんです！







現行のzippoであればヒンジピン交換は比較的簡単なんだが、
このヴィンテージレプリカは蝶番の出っ張りが少なく、ちょっと自分でやる自信がない。

てことで、zippoといえば「無料生涯保証」。

結構有名なコンセプトだとは思うが、自分はお願いした経験はない。
（直す前になくす事の方が多いし(;^_^A）




ここはひとつ利用してみましょう！

zippoのオフィシャルHPで修理シートをダウンロード・印刷・記入して
発払いで大阪のリペア係に発送します。




















待つこと１ヶ月半、
忘れた頃に戻ってきました！



開封すると…
一切伝票やメッセージの類はなく
（完全に無言ｗ何をしたのか一切説明なし。ｳﾝﾁｸ聞くのが好きなのに～残念！）

外側のケースと内側のユニットが別々に梱包されていた。

何でだろ？
ｶﾁｬ……え？

ユニットが増えとるやんけΣ(ﾟДﾟ)！

「内側のユニットは余りにもボロかったので、新品を使ってね♪
古い方は…う～ん、どうにかしてね♪」
ということだろうか。

そして、当然ながらヒンジピンも交換済で、
動きがカッチリ精密になりました！