「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」夢枕獏（講談社ノベルス）

再読。

著者のことばから、「男なら、誰の胸の中にも小さく点っている炎がある。幾つになっても、その炎は、おそらく消えることはない。それは、強くなりたいという欲望である。」

ドキドキしてしまいます。

40代の夢破れかけたサラリーマンが、組織的自由業の方に「土下座」をさせられる事から始まる、アラフォー応援伝奇。

あんなうまく事が運ぶおっさんおるか、と思いながらそこは伝奇物のご都合主義であれよあれよと、空手に恋に悩める師範にと全てが上手くいく。

うらやましい。

ラストの一戦は、涙無しには読めない。

アラフォーの悩める男性必見です！
絶対読み終わったら、腕立て伏せと腹筋運動始めます！