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2009年06月22日 イイね!

お祭りに出かけてみた・その3

お祭りに出かけてみた・その3
…そんなこんなで高田さんに聞いてみました。
Q.今回の展示物はフロントアクセスパネルとアタッシュケース。特徴は?
A.いずれもドライカーボンで製作されており、非常に軽量で且つ精度・仕上げにこだわっている。型から取り出してから一切修正を施してはいないが、製造時の技術があれば修正は不要。フロントアクセスパネルはエッジの立ち方、気泡の無さを見てもらえれば品質の高さは判ると思う。裏面も綺麗にしてある。アタッシュケースも極めて軽量に作っているが強度は充分にある。(持ってみると本当に軽い。触ってみるとぺこぺことへこむが直ぐに復元する)。内装は施していないが、ユーザーの希望には極力応じたい。又、表面は紫外線対策のクリア塗装は敢えて塗装していない。当然黄変していくが、テカテカの艶が落ち、風合いが出た「使用感」が個人的に気に入っている。(と仰って写真最上段に写っているアタッシュを手に持たれた。実は見本ではなく実際に使用しているもので、もう3ヶ月程使用しているものとのこと。確かに艶が落ち、黄変してきている。現状では特に見苦しくはなかった)これも希望があればクリア塗装を行う事も可能。何れにしてもごく少量の生産なので、ユーザーの要望にはできるだけ応じたい。このイベントで既に何個かの注文はいただいており、納期は1.5ヶ月程を予定している。ギリギリの価格での製作なので、オートクレーブを使用するときに空いたスペースに無理を言って入れさせてもらっており、実製作期間より納期がかかっている。価格はサイズにより10~15万としているが、これは初期受付分として特に安く設定している。今後は高くならざるを得ないだろう。尚、初回生産分ではちょっとしたおまけも用意している。(HPで紹介されていたドライカーボンの靴べら。)カーボンの成型の技術者に見せたらちょっとびっくりさせられることは間違いないと思う。
Q.今後エリーゼ系ではどのようなパーツを予定しているのか。
A.現在エリーゼのフレームをベースにしたコンプリートカーの企画を進めており、平行して汎用で使用できるドアミラーの企画を進めている。販売価格の都合上、ウェットカーボンでの製作を予定しているが、ユーザーの意見を取り入れて、機能・外観のバランスが取れたものにして、ヴィタローニのミラーのように他車種にも使える汎用のものにしたい。小振りなサイズにしたいが、法定基準を満たすためにもある程度の(ミラーの)面積が必要で、試行錯誤の段階であるが、秋口頃にはデザインの完成、具体的な製品化への目処をつけたい。
 お伺いした内容は既にHPで発表されている内容と大差はないが、製品を直に見て聞くと色々と気がつく所もある。各製品の外観・精度は高い。軽さ・強度は持っただけだがレベルは高そうと感じた。只、どちらもカーボンの絶対的な品質にこだわっているが為に、製品としてのバランスはやや偏っている。アクセスパネルは車両の性能に寄与が低い割りに価格はそれなりになってしまう。アタッシュにしてもとにかくカーボンの品質・性能を追及しているので、内装は全く無いし、金具やモール等はもうひと頑張り欲しい。出来れば脚も合ったほうが傷がつかないし、倒れにくいだろう。だが、価格相応の金具・小物を取り付け、内装等を施せば、重量も重たくなるし、コストも上昇する。逆に価格を抑える為にカーボンの品質を落とせば存在価値が無くなる。エリーゼが販売価格からすれば不満を言いたくなる部品を採用してでも、軽量なアルミフレームを採用しているのと事情は似ているかもしれない。(これに関してはロータスの製造能力からの必然の選択という面も大きいだろうが)構造はシンプルだし、本体の強度もあるので、購入後にカスタマイズできる余地はある。これもロータスっぽいと言えるだろうか。
私も実際にカーボンの品質を見て、価格に損無しと判断し、非常に心動かされたが、今回は他のことで既に当面の予算を使ってしまい、次回のお遊び資金は年末までお預けなので、間に合いそうにない。ミラーは丁度良い時期に完成しそうなのでお願いするつもりだ。構想中のイラストを拝見したが、ミラーの取り付け位置もなかなか大胆な所への設置も検討しておられるようだ。できればオーソドックスなプランと両方が可能なように台座を選べるようにしてもらえると有難い。後はFRP、ウェット・ドライカーボンとオーダーに応じて材料を変えても良いかもしれない。少量生産でも色々幅を持たせることで、購入の間口を広げて、製造単価の低減に努めてもらいたいものだ(と言っても数を多く見込むと型も高価なものになるし、難しいところか。物を作るというのは色々大変である)
 とまぁ結構長話をした。大して突っ込んだ話しはしなかったが、普段機会の無い方と色々と話しが出来て面白かった。あと幾つか小ネタも拾ってきたが、これは気が向いたら書くかもしれません。(誰も読んでないから独り言っぽくて恥ずかしい…)
Posted at 2009/06/22 22:16:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年06月21日 イイね!

お祭りに出かけてみた・その2

お祭りに出かけてみた・その2声をかけてみると、やはり予想通り、関係者、というか当事者。まずは今回の出展について質問したところ、今回はケプラ・サクラム・MT-DRACOの共同出展とのこと。そして製品の内容についてまずはケプラさんに質問。と言っても殆どの回答は高田さんからでしたが(笑)
Q.ケプラさんはどんな会社
A.レーシングバイクや車両のFRP・カーボンといった樹脂成型部品の製作を長年行っている会社。今回も自社で製作したドライカーボンの製品を展示。(HPで確認したところ、自社でオートクレーブの施設を所有しておられました。)少数生産で一般ユーザーの注文にも対応している。
Q.今後エリーゼ系ではどのようなパーツを予定しているのか
A.ディフューザーは完成。後はウイング・フロントリップ・サイドスカート・リアハッチを予定。効果が見込めるモノを造りたいので形状・仕様について検討中。
…とのこと。ディフューザーは見たところ6パーツで構成され、裏面も綺麗に仕上げている。端面には保護用のモールが取り付けられ、先端部分に折り返しが入っているのが写真でお判りいただけるだろうか?センター下出しのマフラーを前提にしており、マフラー出口の左右で仕切られ、この部分が高く跳ね上げてある。全体的な跳ね上げの角度は控えめ。バーチカルフィンを6枚持ち、また形状も曲面を多用した特徴的な形状であることから、排気ガスの乱流を防ぎつつ、底面の空気の流れを整えることを念頭に置いているものと推測される。NACAダクトがあるのも面白い。マフラーの冷却用だろうか?加給器付のタイプはかなり高温になるらしいのでその対策だろうか。なかなか興味深い着想点をもっているようだ。ブースには他にバイクのアームやセブンの強化フレームといった車体剛性を担うパーツもカーボンで製作している。エアロとしてのカーボンパーツは今や珍しくないが、剛性を必要とする部分を製作できる(しかも自社で、だ)のは貴重である。ここなら夢のカーボンフレームの製作も可能かもしれない。その一方で、ハイエース用のドアレバーのプロテクターとかも展示していたりと幅も広い。仕上げの良さはショーモデルの実績から来るものだろうか。何にせよ本格的に、かつ幅広くカーボンパーツを現実的な価格で作れるメーカーを知りえたことは貴重なことだ。是非お付き合いしたいものである。実験車両で貸し出すから安く作ってくれないかなぁと浅ましい事を考えつつ、今度はMT-DRACOさんの今後の予定はどんなものかと高田さんに話しを向けた。話しが長くなるので次回に続く…
Posted at 2009/06/21 20:25:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | エキシージ | 日記
2009年06月21日 イイね!

お祭りに出かけてみた

お祭りに出かけてみたインポートカーショーに行って来た。初めてのイベントのため、規模・人気が判らない。1月に行ったオートサロンで泣きを見た教訓から、思い切って早朝に出発。現地に7時前に到着した。だが到着してみると現地は平和そのもの。15分ほど待って駐車場が開き、先頭グループで入場。肩透かしと言っていい平和ぶりだ。開場してもその雰囲気はそのまま。規模もそれほど大きくなく(東館の4~6ホール+屋外展示。全ホールの3/1といったところか)何というか業界人顔合わせ+道楽車の見せ合い+一般来場者の交流イベントの趣である。
まぁおかげでゆるりと廻ることができた。同乗走行に応募してMG・V8(機関・乗り心地も共にグッド!正にベストコンディション)と「キワモノ」T-REX(同乗走行で尻を左右に振ってスタートダッシュ!2人目で自粛のお達し。私のときはゆるりと運転。残念)に同乗。ラディカル(型式認証の都合でサイドバーが取り外されていた。色々お役所も煩く言って来るそうだ。まあ何せあの外見だからなぁ)のブースで与太話をして、パガーニ・ゾンダからトライクまで見て回るといった道楽車見て歩きである。しかしまぁ新旧ミニの多いこと!ルマン出場のヒストリーを持つ旧ミニのLMクーペまである!正に一大派閥の様相を呈している。(因みに屋外ではレッドブル・ミニと痛車ミニがつるんでいた。もう何でもありだ)個人的にはヨコハマのブースにあった一ツ山レーシングのアストンDBR9が印象に残った。国産GTマシンから見ると余りに「普通の」車だが、本来の「GTカー」で言えばこれが正しいのではないだろうか。後はX-BOW。実物で見るカーボンモノコックには圧倒される。仕上げも良い。さすがバイクメーカー、フレームの見せ方が上手い。(水を差すようなことを言えば、経年変化が少し気になるが。)全幅は1900mmと35GTR並。全長は3738mm。エリーゼより100mm近く短い。空力形状はあまり考慮されていないようだ。見てくれはでっかいカートだが、ラディカルのようなピュアレース系や、セブンのようなライトウェイトスポーツ志向とは少し違う、エクストリーム系の匂いがする。価格は最安で840万。340Rも確かこのくらいだったろうか。購入したユーザーがどう扱うかで、今後の意外な広がりが期待できそうな、ニューカマーの登場である。
 さてそんなこんなでぶらぶらしていると、一角に見慣れた製品群が。あれはサクラム!出展していたとは。公式HPの出展者リストにあったっけ?それと隣に…。MT-DRACO!噂のアタッシュ勢ぞろい。おお~、予想通り小物好きのココロ鷲掴み。フロントアクセスパネルも流石の出来。さらに隣に…ケプラ?はて、どちら様?いやいやそんなことはどうでも良い。問題は展示物。エリーゼ用のディフェーザー!しかも今まで見た中でも最も凝ったつくりの一品である。仕上げも丁寧。自車に着けているレヴァリー製のアバウト(ワイルド?)なつくりとは一線を画す仕上げ。フェラーリ用のパーツと言っても信じられる出来だ。さらにはセブン用カーボン強化フレーム!これは凄い。と、いい年こいて興奮しているとブース横で熱心に話し込む関係者2人を発見。おお、あれはMT-DRACOの高田さん?もしかして隣はケプラの方?正に二兎(失礼)が丸ごと目の前に。ここは一つ真相を聞きだすべく会話に割り込んで見た…以下だらだらと続く。




Posted at 2009/06/21 09:04:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | エキシージ | 日記
2009年04月25日 イイね!

つれづれなるままに妄想巡り…。

つれづれなるままに妄想巡り…。WB:2350mm、Width:1886mm。2.4L・V8若しくは2.3L・V6スーパーチャージドエンジン、520~600bhp、6速シーケンシャルで理論値での最高速は200マイルオーバー。オプションとしてカーボンボディ、パドルシフト、エアジャッキ等々。
最近、こうした本家のGT3に良く似たモディファイをよく見ます。初代「EXIGE」がトラック専用マシンのロードカー版(中身はかなり違いますが)と云う出自から鑑みて、こういったワークスのレースカーをモチーフにしたハイパフォーマンスマシンが出てくるのは当然かもしれませんが、同じコストを掛けるなら、個人的には軽量・高品質・バランス重視でロードもトラックもOKの究極の「クラブマン・スペシャル」が見てみたいですね。ホンダのF20のドライサンプ仕様を縦置きにしてシーケンシャルミッションを搭載。エアコン付で800㎏以内…。こんなクルマなら一生乗れそうな気がします。TKさんのとこでいつか作りそうな気がしますけど。貯金しとかないとなぁ。
Posted at 2009/04/25 21:35:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | エキシージ | 日記
2009年03月17日 イイね!

晴れの日は迷わず扉をあけて

晴れの日は迷わず扉をあけて今日は素晴らしい晴れの日。無駄話の区切りにはちょうどよさそうである。
今まで長々と妄想を巡らしていたが、そうすると自分の車はどうしようか、と考えてみる。私の車もご多聞に漏れず改造(改悪?)病が進行中で既にあれこれと替えている。前はTK-SPORTSのフロント一体形状のエアロ、リアをウィザムカーズのウイング。レヴァリーのディフューザー、TK-SPORTSの車高調とT-TAKのマフラーとしている。TK-SPORTSのフロントはノーマルより最低地上高が低く、より前に長く、フロントタイヤを隠す形状で、継ぎ目は無く底面はフラット化している。ウィザムカーズのウイングは純正形状のまま左右幅を30%伸ばし、取り付け位置はノーマルより高く角度調整式である。ディフューザーはレヴァリー製でノーマルよりサイドの衝立が大きく、全長も長いタイプ。T-TAKのマフラーはタイコの左右に排気口が出る形で、床下の空気の流れを阻害しない形状だ。又、リアのタイヤハウス内の空気を抜くためにディフェーザー上のバックパネルは取り払っている。そして最後に車高調で最低地上高を下げている。
…本家ロータスのGT3仕様を横目に見つつ改造していたのだが、あちこちのメーカーのパーツの寄せ集めになってしまい、トータルでの調整が出来ていない。きっとドラッグが上昇し、バランスが悪化しているだろうが、一応フロント・リア両方でバランスを崩さないように考えた。それでもリアに偏重しているようなので、軽量化で補うつもりである(現状でリアは-20㎏、フロントはほぼ変化無し)そうこうしているうちにエクⅡのフェイスリフトが行われるとの記事を見た。各パーツの空力の改善点が自車の改造点と似ていることもあり、ほっとしている。只、不思議なのはフロントバンパー。開口部が大型化している。たしか以前GT3の開発時、空気抵抗の元になる左右の開口部は小さくしても問題ないとの結果が出て、レース仕様でさえ小型化したはずだが…。ブレーキ冷却用との説明があるので、カッコだけではないのだろうが、ビジュアルを重視して変更したのなら、やや残念なところである。世の中の流れは「高効率化」「最適化」に傾注している。エリーゼは「スポーツカー」にフォーカスを合わせ、基本設計に無駄が無いことが、10年を超える高い存在価値の維持に繋がっている。今後もスポーツカーとしてのスタイルを守りつつも、無駄の無い改良を望むところである。
…自車の話しに戻ろう。今後の改造点のポイントは、車体バランスを崩さない、単体で定評のあるパーツの使用だろうか。例えばストレーキ。国産の一般車にも導入が進んでいるパーツだ。ブレーキへの冷却風を阻害しない形で取り付ければメリットはあるだろう。フロントタイヤのエアダクトの拡大や、前回話しが出たサイドステップも良いだろう。後はドアミラー。ノーマルは形状からみてドラッグは結構ありそうだ。クラフトスクエア製は流石定番、合理的な構造である。支柱を前方投影面積の小さいポールにして車体本体の空気の流れを阻害していないし、かつミラー本体も小型だ。車体中央付近でもあるので前後バランスにも影響が少ないようでもある。軽量化にもなるしメリットは多い。曲率の高いミラーを使用しているためか、使用している方に聞いても後方視界は悪くないと仰っていた。レーシングカーで使用されるのも頷けるところだ。…なのだが、個人的にはもう少し形状が車体のデザインと共通性がある物が欲しい。翼断面の細めのステー、本体はGT選手権のNSX、高望みすればパガーニ・ゾンダのようなミラー形状でどこかで作ってもらえないかとも思う。因みに上記の写真はバイク用。こんな形なら大歓迎なのだが…。先ほどのストレーキを含め、やはり最右翼はMT-DRACOさんかな?近いうちにメールで質問してみようかと思っている。現実的な価格なら有難いのだが…。
Posted at 2009/03/17 17:15:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | エキシージ | 日記

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何シテル?   09/16 14:02
50代の気楽な独身、人生落伍者。腕はないのに車は改造する、典型的な自己満足100%人間。
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