さて、6月からコツコツ集めた原発被害に関する
レーシートやら請求書。
うむ、合計額がエラい事に(;´Д`)
ちなみに請求書は正規の見積もり額です。
エンジン式高圧洗浄機やら移染プラントやら一時保管箱やらw
除染費用の個人の賠償はナシとかホザいてるから・・・
とりあえず「原子力損害賠償紛争解決センター」経由で
大人のケンカをしてみる予定。
勝てるのか(;^ω^)?
さて、除染(移染)に関してのブログやらもチラホラ見かける
最近のみんカラブログですが・・・
ヤホーの原発関連から見つけた、こんな記事。
「15年たっても続く廃止された原発の除染作業 ドイツ」
【8月10日 AFP】3月に起きた東日本大震災による東京電力(TEPCO)福島第1原発事故を受け、2022年までに国内にある原子炉全17基の閉鎖を決定したドイツでは、1990年に廃止された旧東独の原発の処理が現在も続いている。「脱原発」がいかに時間のかかる作業であるかが分かる。
バルト海沿岸に位置するルブミン(Lubmin)の原発には、旧東ドイツに6基あった原子炉のうち5基があり、1990年に東西ドイツの統一を受けて送電を停止した時点で旧東独の電力の1割を供給していた。
この発電所にエンジニアとして勤務し、広報も担当していたマルリース・フィリップ(Marlies Philipp)氏によると「ロシアの技術を使った原子炉だが、チェルノブイリ(Chernobyl)とは違う型」だという。廃炉作業は1995年に始まった。
■これまでの除汚費用は4500億円
除染作業は現在も続いており、これまでにかかったコストは約41億ユーロ(約4500億円)に上る。これには解体作業のコストは含まれていない。フィリップス氏は「解体する資金はないんです」と説明する。
1989年にベルリンの壁が崩壊した時、この原発には5500人が雇用されていた。うち、定年の年齢には遠かった830人がこの原発で、廃炉処理と除染作業の職を得た。ここでの作業は2013年か2014年まで続く見込みだ。
作業を始めた時は「実践から学ぶ」状態だったが、経験を積んだことで、西側諸国の原発の廃炉作業を受託できるかもしれないとフィリップ氏は期待を寄せる。
ルブミンの除染現場を見学する際は、放射線検知器と防護服を身に着けることが義務付けられる。のぞき窓の付いたコンテナの内側から、従業員たちは超高圧水を放水したり、研磨剤を噴射したりして1部屋ずつ除染を行っていた。
■危険な作業だと常に意識
ひとつの作業チームを任されているウーヴェ・コップ(Uwe Kopp)氏はこう語る。「放射能がただ消えると思ってはいけない。放射性のちりは地面に残るので、これも除去しないといけない」
「3重複写の伝票に記入してからでなければ、たった1個のリベットも外してはいけないことになっています」とフィリップ氏。「とにかく、危険な物質を扱っているということを常に意識させる仕組みになっている」とコップ氏。
作業員たちは放射能検査の他に金属探知機による検査も受ける。現場は監視カメラに囲まれ、監視犬を連れたガードマンが警備している。
除染された機械部品は箱にまとめられ、最終的な放射線検査をして、リサイクルか最終処分される。放射性廃棄物はコンテナなどの容器に詰められ、長期保存場所をどこにするか、政府の最終決定を待つ。
もう一つ
「はたして放射能汚染地域は除染すれば住めるのか?」
東日本大震災に伴う原発事故から5ヵ月以上たち、警戒区域・計画的避難区域を含め10万人近い人々が避難生活を余儀なくされている。多くはようやく仮設住宅や民間アパートなどで仮住まいを始めた。しかしこれまでのように広い敷地のある住まいではない。バラバラに住まざるを得なくなった家族も少なくない。避難生活による精神的、肉体的な影響も出始めている。農作業で体を動かすことがなくなり、肥満気味になったり血糖値が上昇したりする人もいるという。何より避難を強いられながら、十分な補償が得られていない。いつ帰れるのか見通しもなく、いたずらに時間が過ぎていく。それがまたストレスになっている。
筆者は3月に飯舘村周辺の放射能汚染調査に加わって以来、ほぼ毎月現地での線量調査を続けているが、村南部には現在でもまだ毎時10マイクロシーベルトを超えるような場所がある。文科省の発表では、浪江町の赤生木椚平で毎時35マイクロシーベルトを記録している(7月29日)し、より第一原発に近い大熊町小入野では毎時81マイクロシーベルト(7月18日)というきわめて高い値だ。これは屋外で8時間を過ごすと仮定した文科省の基準でも、年間500ミリシーベルトの外部被曝を受けることになってしまう。
事故そのものが収束していない現在、新たな放出による降下も多少はあると思われるが、それを考慮しないで考えてみる。大量放出から5ヵ月以上がたち、ヨウ素130などの短寿命核種はほぼ消失していて、今後はセシウム134(半減期約2年)とセシウム137(同約30年)との闘いになる。
今回放出された両者の放射能比はほぼ1対1だが、線量率への寄与度は134が137の約2倍あるので、134の放射能が半減する2年を過ぎると線量率は3分の2になる。134の放射能がほぼ無くなり137の放射能が半減する30年後には6分の1~7分に1になると予想される。雨による流出や地下への沈降も考慮すると、10分の1程度には減少するかもしれない。それでも現在毎時10マイクロシーベルトの場所は毎時1マイクロシーベルトに留まる。年間の外部被曝量は、ICRP基準で通常時の1ミリシーベルトを大きく超える5ミリシーベルトになってしまう。これでは帰還は短期的には難しいと言わざるを得ない。
こうした中、国は早期帰還を目指して国の責任で除染のための法律を整備する方針を示した。また福島県内に専門の除染チームを置くとも伝えられている。メディアも一部の学者も除染の必要性を訴える。しかし、除染の効果を一様に考えるべきではない。
都市部では土に覆われている場所は、公園や道路脇、学校の校庭や人家の庭などに限られる。セシウムは土の表層に留まっているので、5~10cm程度をはがし、また建物や道路、コンクリート表面は洗浄すれば、放射性物質をある程度除去することは可能だ。雨樋の下、側溝などに見られる“マイクロホットスポット”(写真)も、近づけば線量が高いものの、含まれている放射性物質の量がそれほど多いわけではないので、その部分だけをどければ、線量を低減できる。このように、都市部で比較的低線量の地域であれば、除染は一定の効果が期待できる。
しかし、今回の福島第一原発事故で高濃度に汚染された警戒区域や計画的避難区域は、ほとんどが農山村である。5月に飯舘村では、放射線安全フォーラムというNPOが実験的に高線量地区にある民家の除染を行った。かなり大々的な除染であったが、期待したような結果は得られなかった。もし効果があったとしても、民家敷地だけの除染では、周辺に放射性物質が残ったままで、家の中では暮らせても、農作業を含めて日常的な生活がすぐに営めるようになるとは思えない。
飯舘村では一部の農地を使って農水省の実証試験が行われているが、よく言われる「ヒマワリやナタネにセシウムを吸着させる」話にしても、すでにチェルノブイリ原発周辺で試みられており、限定的な効果しかないことはわかっている。それ以外の方法についても「実験段階」に過ぎない。それに、除染を行っても放射能は消えるわけではなく、どこかに集めて安全に管理しなければならない。
たとえば、土を除去するなどの除染方法にどのくらいコストがかかるだろうか。文部科学省が公表している汚染地図(図)を元にした概算であるが、半減期約30年のセシウム137が30万ベクレル/m2以上の土地のうち(チェルノブイリ周辺では55.5万ベクレル/m2以上が移住義務ゾーン、18.5万ベクレル/m2以上が移住権利ゾーン)、農地は1万5000ヘクタール、林野は8万ヘクタール程度あると思われる。
農水省では過去のカドミウム汚染水田などで除染を行う「公害防除土地改良事業」で、天地返し(上層土と下層土の入れ替え)による除染を行っている。公害史に詳しい國學院大学の菅井益郎教授によれば、この費用は平均して10アール(1反)あたり300万円だという。そのまま当てはめれば全体で4500億円の除染費用がかかる。加えて今回の放射能汚染では、農道や水路、畦畔の除染も必要だ。
しかも、現地は農地と森林が一体となった環境である(写真)。その森林に降った水を灌漑用水に使っている。セシウムを含む落ち葉も舞い込んで来るであろう。除染は農地と森林をセットで行わなければ意味がない。
森林の除染は農地よりもやっかいだ。セシウムは葉や樹皮に吸着され、地表では厚く積もった落葉落枝や腐葉土に染み込んで、その下の土壌にまで達しているからだ。確実に除染するには樹木を皆伐し、地表をかなり厚く削り取るしかなかろう。この費用は、農地の数倍かかるだろう。さらにこれに除染した土などの処理費用が加わる。これには広大な面積の管理型処分場が必要になる。居住区・建物の除染を含めて、全体の費用が10兆円を超えると見積もっても大げさではあるまい。しかも除染は確実に農地の質を低下させ、広範囲の森林の皆伐、表土除去は地域生態系に壊滅的影響を与える。
除染が終わるまで数十年かかり
汚染土壌などの処分も不透明
予算的にもマンパワー的にも、一度に除染できる面積は限られている。上流側から少しずつ、順繰りに行っていくとして、全体の除染が終わるまでには、何十年もかかると思われる。実際、富山県の神通川流域・黒部地域では、30年経ってもカドミウム汚染土の除去が終わっていない。
汚染土壌などをどこでどのように処分するかについても、これからの(おそらく長い)議論になる。実験に数年、処分方法や処分地、方針・スケジュールを固めるまでさらに数年あるいはそれ以上。本格的除染に取りかかるのは、それからだ。その間にも避難住民の困窮は続く。
このように、汚染地域の除染には莫大な費用と長い期間がかかる。こうした現実的な問題をあいまいにしたまま、国は法律を作り、除染を進めるという方針だけを示している。
帰還が適う日まで一体どれほどの間、待てばいいのか、いま避難住民がいちばん知りたいのはそのことだ。
国は、警戒区域の一部について避難が長期化することをようやく認めた。しかし、すぐに戻れないのは原発周辺地域ばかりではない。重要なのは、避難住民がいまのような中途半端な状況から次のステップに進めるようにすることである。汚染度別に避難期間を明らかにし、避難が中長期に及ぶ地域に関しては移住地を用意し、そこでの生活や仕事の再建の道すじを示すべきだ。移住地で暮らしながら、線量の下がった区域から段階的に帰還する復興プランも必要になる。
これは理不尽にも突然故郷を奪われた人々にはつらい選択であろう。しかし、このままずるずると仮住まいの避難期間を引き延ばしては、困窮が増すばかりだ。国策として原子力発電を進めてきた国と事故を招いた東京電力が、直ちに取り組まなければならないことである。
小澤祥司
環境ジャーナリスト/日本大学生物資源科学部講師
2011年3月以降、飯舘村の汚染調査、住民の支援に取り組む。
・・・すいませんコピペで(;´Д`)サーセン。
先ずドイツの記事・・・15年後のフクイチが何となく被ります。ま、状況は
フクイチの方がダントツで悪いんですけどね。。。終わるのかアレ。
小澤センセのお話・・・まぁ正論かなぁ。ゼロにすることは不可能なのは
周知の通りだが、全部やるのも限りなく不可能と思う。
<除染工程表>福島の汚染土壌「中間貯蔵は30年以内」
福島第1原発:除染廃棄物は3年仮置き 環境省が方針
ここまで決まったは良いが・・・ぶっちゃけ!福島県から拡散させてどうすんだよ!
と思う。
フクイチも結局水棺にするとかしないとかマダやってるみたいだし。
どうせだから
中間貯蔵用コンクリート容器使用
↓
フクイチ周りに積み重ねてく
↓
遮蔽率90何%とかって言うなら
↓
コレで石棺最終処分(゚д゚)ウマー
で良くね(# ゚Д゚)?
ちなみに、最終処分とは言いますが消えて無くなる訳はありません。
「言い方」を変えてるだけですから。
半減期についても
無くなる
訳ではないですからね(;´Д`)ココジュウヨウ。