エキマニ交換
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エキマニ交換についてです。
あくまで自分の『経験談』に基づく話ですので、
交換は 自 己 責 任 でお願いします。
さて、まずは下準備ということで必要なものを揃えます。
ディーラーにて純正パーツを注文したり、ネジピッチの違う(1.25P)ボルトを探したりと・・・
1)パーツ類
・エキマニ本体 1ヶ
・※エキマニ⇔シリンダーヘッド ガスケット 1ヶ
・※エキマニ⇔センターパイプ ガスケット 1ヶ
2)ボルト・ナット類(全交換の場合)!特記なしのボルトナットは『1.5P』です。
・※エキマニ⇔センターパイプ接続用のテーパー付き特殊ボルト 2本
・エキマニ遮熱板固定ボルト M6-15mm(六角)4本
・エキマニ⇔シリンダーヘッド固定用ボルト
【純正】六角M8-15mm 3本
【5ZIGEN】六角M8-20mm 3本
・エキマニ固定用ボルト 六角(1.25P)M10-25mm 1本
・M8ナット 5ヶ
・M10ナット 1ヶ
・座金類 数量分
【上記※はディーラーにて純正品を注文してください】
3)作業工具類
・ラチェット 10mm 12mm 13mm 14mm 17mm
・同上エクステンションバー(200mm級)
・メガネレンチ 10mm 12mm 13mm 14mm 17mm
・ワイヤーブラシ
・潤滑オイルスプレー(KURE 5-56)
(写真)今回取り付ける5ZIGENのエキマニ
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はい。では作業開始です。
(クルマの下に潜るときは、十分な安全確保の上作業をしましょう)
まずは純正エキマニの取り外しからですが、私のヴィッツは製造から8年が経過しているため、「サビ」がひどいです。
エキマニ本体のサビなどは交換するので気にはしませんが、それを固定しているボルト類は、固着していると外せません。ということで、潤滑オイルスプレーを大量にかけておきます。
場所は
・遮熱板固定ボルト(4ヵ所)
・エキマニ本体固定ボルト(1ヵ所)
・エキマニ-エンジン固定ボルト・ナット(3ヵ所+2ヵ所)
・エキマニ-センターパイプ連結ボルト(2ヵ所)
こんなところでしょうか。
特にエンジンとの固定ボルトは「折れると交換不能」なのでしっかりと。
また、センターパイプとの連結ボルトも「折れない」のでしっかりスプレーし、気合ででも回るようにします(!?)
(写真)エキマニとセンターパイプの連結部付近。このように激しくサビています。一見無理なようですが、何度も噴きつけると少しずつ動く・・・と思います。
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オイルの噴きつけが終了したら、いよいよ解体にかかります。先に報告しますが、この工程が一番大変です。
まず、エキマニの遮熱板をボンネットから覗き込んで外します。手前両サイド2ヵ所と奥部2ヵ所あります。手前は簡単に外せますが、奥は手が入りづらいです。
ちなみに、私は奥のボルト1本は折れて、もう1本は外れずに頭がナメてしまったため、諦めてエキマニ共々取り外すハメに。。。
次はクルマの下に潜って、エキマニをセンターパイプと接続しているボルト(写真赤○)を外します。手を入れるところがないため、センターパイプ側から 黄色○印 のボルトが見える位置よりラチェット+エクステンションバーで延長して、外してください。
ここで取り付けられているボルトが非常にカタイです。また、写真のように、スプリングの弾力によってエキマニをセンターパイプにつないでいるため、なかなか回り始めません。
ちなみに私は外れるときにバキッと激しい音がしました。
私の場合、運よく外れたうえにネジもなんとか生きていたため、再利用することに。(用意してなかっただけなんですがね)
外れたら、次はエキマニ固定ボルト(写真ピンク○)、これも手が入れづらいですが、メガネレンチ等を利用して外します。
さらに、エンジン側のボルトも外していきます。(次項説明)
(写真上)エキマニ⇔センターパイプ固定部。ボルトはすべてタップが切ってあり、ナットは不使用。テーパー付き特殊ボルトは、特殊品のため注文が必要です。
(写真下)センターパイプ側からエキマニ固定ボルトを覗いた写真
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前項まででエキマニとセンターパイプの分離が終わりました。次はエキマニ本体を外します。
まずはエキマニをエンジンに固定しているボルト3本とナット2個を外します。
写真参考ですが、千鳥に配列されているボルトのうち、両端2個はエンジン側よりボルトがスタッドされており、ナットでエキマニを固定してあります。中央とその右隣と左隣はM8のボルトにて固定されています。
これらを折れないように外します。中央の両隣のボルトは外しにくいですが、メガネレンチなどがあれば少しずつ外せます。
こうして分離したエキマニをボンネット側より取り出します。ここで注意ポイント!中には私と同様に、エンジンルームにタワーバーを入れている方もおられると思います。バーの太さはメーカーによりまちまちですが、これがエキマニ取り外し、取付時に非常に邪魔になります。外しておいたほうがいいかもしれません。(私は外しました・・・)
(写真)エキマニ⇔エンジン取り付けボルト位置 参考まで
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エキマニ取り外しが終了したら、いよいよ組みつけに入ります。と、その前に付いていたガスケットをエンジンより外します。さらに、サビによる排気漏れを防ぐため、接続部をキレイに掃除しておきましょう(ワイヤーブラシなどで)。
新品のガスケットを、外したエキマニを参考に取り付け、組み付け準備は完了です。
(写真)ガスケット取り付け参考
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さて、エキマニを取り付けていきます。ここでは単純に外した逆の順序で取り付けます。このとき、ひとつずつボルトを本締めするのではなく、一度すべてのボルトを仮締めしてから本締めしたほうがいいでしょう。(って、常識か)
(写真)新エキマニとセンターパイプの接続部 私はこの部分のボルトを注文してなかったため、外したものを再利用しました。・・・新品交換をおすすめします。
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ここまでくればあと少し。最後に遮熱板を取り付けて終了です。
(写真)このピカピカが見えなくなるのは少し残念ですが・・・
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(エンジン始動~)
最初はエキマニの焼けるにおいと、付着したオイルスプレーの焦げる匂いで少しクサイです。1週間(走行500km)もすればほとんど気にならなくなります。
(インプレッション)
ブログ参照してください。
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