
「俺が交通事故の被害者になっても加害者になることはない。
なぜなら俺は誰よりも運転に気を遣っているから。」
先日職場の同僚とそんなことを俺は言っていた。
ただそれは過信であった。周りの人より気をつけて運転していたことは
事実だが、ただそれだけだった。
悔やんでも悔やみきれないことだが、2010年10月23日20:45過ぎに
交通事故の加害者になってしまった。
途中、土曜日だから首都高が混んでいた。
「まぁいつものことだ」と渋滞で焦ることはなかった。
焦っても何も得るものはないと思っていたから。
都内はきれいな満月だった。
オープンにして、時折上を向いて、満月をみていた。
ちょうど1ヶ月前の思い出を思いながら。
渋滞が続き、これが最後の渋滞だなと経験上分かっている場所で、
渋滞のお尻が見えてきた。
その際、「また渋滞だ。お金もないし、勘弁してくれよ」と
ふと思い、「来月の給料がまじ少なくてどうしよう」と別のことを
考えてた瞬間、10m先に車が停車していることに気づいた。
フルブレーキをしたが、もうだめだった。
もう当る!と感覚的に分かった。
そして、接触。
人生初の交通事故。
元々渋滞中だった為、そこまで速度は出ていなかった。
実際、相手の車は少し凹み、俺の車はバンパーがめくりあがった程度で、
エアバックも開かなかった。
すぐに路肩に止め、相手に向かう。
運転手は67歳のおじいさん。
助手席はその息子さん。
二人とも元気だった。本当によかった。不幸中の幸いだ。
そして、冷静で事故の1分後には警察へ連絡をしていた。
話を聞くと、3回目のオカマをほられ、慣れているとのこと。
もうひたすら謝るしかできない俺。寒い中、警察がくるまでずっと一人で
外に立つしかできなかった。自分が情けなくて仕方が無かった。
仕事のストレスをプライベートに持ち込むなんて・・・。
昔と同じ事をしてしまった。仕事ばかりして、末期の頃は1時間の車での
帰路の記憶が全く無い状態で走っていたこともある。
自分の運転に何を過信していたんだ、俺は。
ここ最近の会社のストレスを考えると、当たり前の事故発生ではあったが、
そんなことは許されるわけ無い。単独事故ならともかく、相手がいるから。
相手の本来の時間を奪ってしまった。
そして、急な衝撃を与え、暴力になってしまった。
会社のイライラをプライベートに持ち込むなんてほんと最低である。
プロフェッショナルではない。
そんなことを考えていた俺は、ほんと情けない。
そんなことを考えていた俺は、ほんと小さい男だ。
そんなことを考えていた俺は、ほんと余裕が無い。
そんなことを考えていた俺は、ほんと最低である。
幸い、相手側の方はいい人で人身事故にするつもりはないといってくれてる。
病院は行かせてね、というけど、当然行ってもらいたいと思った。
首都高の渋滞の中、さらに渋滞を作ってしまい、通りすがりにクラクションを
慣らすような人もいた。そんな人間もいる中、よかったと思う。
警察の簡単な確認後、解散。
俺は職場の事故経験豊富な同僚と会い、今後の行動について相談してきた。
何度も命の危機にあってる為か、いいアドバイスをもらえた。
仕事で心に余裕が無い間はもう車を乗らないほうがいいのではないかと
俺は思いつめていたが、逆の発想で「大きな事故を起こす前に、ほんとに
些細な事故を経験して、気の緩みの怖さを学べてよかったじゃないか」といわれた。
確かにそうだなと思う。
警察の人もいっていた。
一度経験して反省したんだから、次はもうしないよ、と。
同じ失敗を繰り返す人はおろかである。
仕事でもそうだ。
だから、俺は同じ事を繰り返さぬようにしたいと思う。
心身に余裕が無い場合は、車に乗らない。お酒と一緒。飲んだら乗るな、だ。
余所見なんてもってのほか。携帯も停車時以外操作しないこととする。
少しでも同じ事を起こす可能性があるなら、全て辞めようと思った。
当たり前のことと思うかもしれないが、今後は徹底したい。
保険屋は土日は受付だけで、週明け話をする。
相手に非がないようちゃんと話そうと思う。
Posted at 2010/10/24 12:50:55 | |
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