
えー…、人生色々予知不可能な事も少なくありません。
嬉しい予知不可能な事ばかりなら、人生楽しいのですが…。
964のマフラー問題では少々凹んでおりまする(_ _)
で、話は変わるのですが、先週あるキッカケで、PC目○さんより、最新の911である991(と申しましても来月992が発表されますが)を先週約1週間貸与されておりました。
当初は、小生のリクエストとしましては、リアリティと言う観点から、素カレラ(=ベースグレード)のMTで左ハンドルを希望させて頂いておりましたが、そう希望通りには行かず、素カレラではありましたが、都合、下記オプション付の個体でありました。
- メタリックシルバーペイント
- PDK(右ハンドル)
- レザーインテリア
- フロントリフトシステム
- スポーツクロノパッケージ
- スポーツエグゾーストシステム
車輌本体価格12,440,000 + オプション合計2,863,000 = 総計 ¥15,303,000.- のシロモノでございました。
現、愛しの金食い虫こと、964。ファミリーユースとしてカミさん用として購入したマカンGTS(都合、納車依頼、カミさんは一度もステアリングを握っておりませんが)の2台体制は、Wインカムの我が家と言えども、経済的負担も当然ながら軽くはなく…。
来るべき年金生活を見据え貯蓄も考え始めなくちゃ等とも…。
そなな考えも頭の中に少しはあり、1台体制のシミュレーションとして、現911はどうなのか等と考える事も有り、今回の”キッカケ”を使い…。
で、貸与期間は、日曜の夕方から土曜の午前中、所謂、PCへ来客が少なく、試乗客も少ないであろう week days が前提でした。
そうは言っても、日曜の夜、或は、土曜早起きし、それなりにアクセルを踏んで、横Gも掛けられる場所へと出来なくもなかったのですが…。
多忙且つ、お疲れモードの小生には結果的にそれが出来ず、往復約40km x 4日(1日は仕事の都合、乗れませんでした)と言う、約160km + のへなちょこインプレッションでございます(o_o)
個人的な感想、当然と言えば当然ですが、とっても良いクルマですねと(^^;
1台しか保有出来ないと言う絶対条件であれば、小生の場合、アリですねと。長期ローン覚悟で、オプション減らして…。
内緒ですが、アクセルをフラットアウトに踏み込めるチャンスが何度か、ごく短時間ありましたが、十分です、素カレラで、小生には(^^)
これ以上速くても、それを使える機会も限定的ですし。
至極快適で、洗練されておりました。
やり手のビジネスマンに成っちゃった気分感をたっぷり味わいえました。
スタイルも、発売当初は、お尻があまり好きではありませんでしたが、いや、上手くまとまっていると…。
一般道を普通に走行している限り五感を鋭くする必要など全くなく、デレーッと走行しても快適♪
最も驚いた点は、そのサイズ感。
たまに、一般道信号待ちなどで、後ろにつくことがありますが、あらら、こんなに幅広になっちゃてと思ってましたが、意外や意外、実際にステアリングを握るとジャストサイズで、“This is ちょうど良い”と♪
全く問題ありませんでした。
でも、です…。
前述の通り、これ1台体制で今すぐやって行けるかと言われますと、事実として、現在2台を保有している身としては…、その判断は当分先送りにさせて頂きたいとm(_ _)m
以下は、高速道路、ワインディングでの本来、評価すべき場所ではない、一般道での印象で恐縮なのですが…。また、ど素人のヘボ・ドライバーの個人的は感想ですのでお許し頂きたいのですが…(^^;
① 乗降性: 結構キツイっす。いったんシートに納まれば快適なのですが、これから更に年齢を重ねると大丈夫かなぁ…とさえ…(*_*)
結果、シートのサイド部に負担を掛ける乗り方に成ってしまい、標準シートでサイドの出っ張りが最小限であるにも関わらず、シート右のスレが既に結構酷い状態でした。
この個体は、12,000km+ でしたが、ほぼ同じ距離を走っている小生のマカンGTSと比べてもシートサイドのダメージは大きく(試乗車で粗く扱われたにしましても)。
② 初爆: エンジンスタートの際、”初爆”(とPC○黒の営業の方が呼んでました)のフォーン!が近所迷惑だし、幼稚極まりないと。スポーツエグゾーストシステム装着車だと尚更…。
こう言う演出はイタ車なら仕方ないと思えるかもしれませんが、質実剛健と呼ばれるドイツ車には似合わないし、少なくとも小生には必要ございません。
実は、マカンGTSにも、この初爆演出が付加されており辟易としております。
③ 右ハンドル: 下半身が車体中央に微妙にオフセットされます。鈍感な私は3日目の朝気付きましたが…。いや、実は、マカンGTSをPC目○に預け、素カレラとスワップした際に同じ場所にブレーキペダルがないと。
ただ、決定的に不快だと感じだしたのは、3日目の朝でした(-_-)
雑誌等では、997くらいから、劇的に(!?)改善され、991では、ほぼ右ハンドルでのネガは消えたと読んだ記憶もありますが、あきまへん!
④ ターボ: やはり、ターボ感は上手く抑えられていると言われておりますが…。
この4つが小生的には…。③は左ハンドルを選べば、まあ解決しますが、もうちーと何とかならないものなのかと。
そう言う意味では、ナロー時代から右ハンドルに乗っている英国紳士達は凄いなと(>_>)
マカンGTSの話でなんですが、一般道を走っておりますと、やはり、あの巨体、ノーマルモードでの走行はアイドリングストップ機構を含め、正直、かったるいと感じる事もあります。
が、ひとたび、ワインディングロードへ入り、スポーツモード(或は、スポーツ+)を選択しますってーと、目から鱗…、流石、ポルシェだわいと(-.-)y-., o O
その事実から想像するに、991もワインディングへ連れ出せば、とっても爽快であろうことは想像に難しく無く♪
でもね、でもですよ、やっぱり空冷の味わいは捨てられず…。
ABS以外、なんら安全側の電気制御無い中での緊張感と、シンプルさ…。
日によって変化するエンジンノート♪
まあ、腕のない小生の様な人間こそ、最新の技術が与えられた991が良いのかも知れませんが…。
いや、トコトコ、安全運転で964の低速官能は今しばらく楽しませて頂きたく♪
合掌(-人-)