
今回は燃費のお話です。
お財布面で自己防衛。環境にも優しく、自分に還元される。
燃費の良い走行をしている人にはあまり役に立たない話です。あの人の方が燃費がよくて悔しいと思ったことのある人を対象としています。
当たり前のことで申し訳ないのですが、参考になればと思います。
まだ納車前ですので、前車のトレノを例に出します。
8万キロ走ってたトレノBZ-G AE111は、ハイオクで約12km/Lでした。
エアクリーナーがブリッツの純正交換タイプです。15インチアルミにポテンザのタイヤです。
その他はすべてノーマル。
まず最初に、スロットルという空気の取り入れを行う部分の蓋を外して、キャブクリーナーという洗剤で掃除しました。
クリーナーはスプレー式で泡が出てきます。その泡を空気の取り入れ口と管の内側にかけるだけです。
拭いたり磨く作業はありませんでしたが、蓋を外すのは手軽にできるものではありませんでした。
次に、エキマニミイラと呼ばれるのですが、エキゾーストパイプ(エンジンから出ている排気管)に温度の低下を抑えるファイバーグラスの布を巻きました。
この処置を施すと、排気の温度が保たれ、排気の効率が安定します。
排気の効率が安定すると、車のエンジンパワーが安定するのです。発進時にものすごく体感できます。
エンジン止めた直後にやると、火ぶくれどころじゃ済まないので、試す際はエンジン止めてから1時間以上待つことをおすすめします。
特に夏場は30分くらいじゃ冷めません。
そして、オイルはカストロールのマグナテックを入れました。
このオイルは、磁気でオイルがエンジンの鉄に絡みやすくするのが特徴です。この効果によりエンジンのパワーが安定します。
燃料はハイオクにして、エンジンパワーを更に安定させています。
処置はたったこれだけです。
処置前よりも加速に要する時間が短くなり、消費する燃料が少なくなるというわけです。
次に、移動距離に対する所要時間です。エンジンが掛かっている間、燃料は減り続けますから、時間をかけて移動するほど燃費が悪くなります。
図を参考に、燃費のよさそうなルートを考えてみてください。信号で待たされるほど、減速する場所が多いほど、所要時間は長くなります。
時間を短縮しようとすればより加速することになりますので、加速する回数が増えるほど消費も多くなります。
片側一車線の道では、左折者や右折者が多い道を通ると、その分ペースが悪くなります。交差点が少なく、右折の回数が少ないルートが基本でしょうか。特に、交通量が多い道の方が信号が長めに設定されている傾向があるので、交通量の多い2車線以上の道路で、信号の数、路上駐車、駐車場へ出入りする車が少ない道がオススメです。バスが通る道は、バスの運行時間に関係しているため、信号の変わりが優先されていることもありますよ。
最後に、必要以上に燃料を消費していないかです。
前方の信号が赤になったとします。その信号が青になるのは、恐らく歩行者が渡るために要する時間が経過してからでしょう。
ということで、20秒くらいは赤になっていると思われます。場所によってはもっと長く待たされるでしょう。
その信号までに一気に加速していくと、加速に使った燃料と、赤信号に早くついた分だけ長く待たされる分、移動する距離が同じでも燃料消費が多くなることがあるのです。
ブレーキも使いますので、ブレーキも消費しますね。
よって、次の信号が赤だった場合、ゆったり接近すれば、余分な消費が減るはずです。
逆に、今青だったらペースを落とさずに通過できるようにして、通過したら次の信号の色を確認すればいいのです。
信号以外でも、前方に車が止まっていた場合など、止まってやり過ごすような状況になると、止まっている時間が浪費です。
前もって車線を変更しておけば、止まることなくやり過ごせるわけですね。駐車場に入る車、バス、タクシーなども同様に前もって回避したいところです。
だからといって、止まらないで走り続けると疲れますので、5分に一度くらいは信号に捕まっても、気にしないくらいがいいでしょう。
信号待ちしている車の隙間をギリギリで抜けて、右折斜線に入ろうとすることはありませんか?
神経使って操作しているのに、時間は短縮されず、信号に待っている時間が長くなる分、燃料の消費は上がります。体の燃料も無駄にしてますね。
右折信号が青にならないと右折できないところでは、もっと無駄になります。
また、左折したあとは、ほぼ左折した先の信号が赤です。これは、南北と東西で、信号のタイミングが同じになっている傾向があるからです。左折を急ぐ必要はありません。ゆっくり渡ろうとする歩行者や自転車を探してみましょう。いないと思うのではなく、探すのです。いくら探しても見当たらないのであれば、恐らくいないのでしょう。大抵先の信号は赤ですから、焦っても事故になると悲しいだけです。
次の信号の種類と信号の色を把握しておけば、無駄な消費を抑えられます! 事故を減らせる可能性もあります!
運転に心のゆとりができますので、疲れも減ると思います。(ただ、信号考えてない人が前後にいると、ペースが狂うのでちょっとストレスになるかも知れないですね~)
今度の運転から試してみてください!
Posted at 2008/10/07 00:23:16 | |
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