
Amazon Musicで黄色いUltra HDアイコンをタップすると、このような画面が表示される。
上が音源の音質、中央がiPhoneXsの音質、下が出力先の音質。
井上陽水の心もよう(Remastered 2018)は24bit/192kHzの音源。
■iPhone内蔵スピーカーの場合
iPhoneのAmazon Musicアプリで再生を開始した場合、iPhoneのスピーカー出力で24bit/48kHzになります。
■bluetooth接続の場合
iPhoneのAmazon Musicアプリで再生を開始してAirPlayでbluetooth接続の場合、bluetooth機器のbluetoothバージョンや対応する規格によって変わります。
SBC 16bit/48kHz ※遅延あり
apt-x 16bit/48kHz ※SBCの低遅延版
AAC 16bit/48kHz ※iPhone専用でSBCの低遅延版
apt-x HD 24bit/48kHz
LDAC 24bit/96kHz
HiBy 24bit/192kHz
DA7はbluetooth4.2対応ですが、AAC非対応のためSBCとなります。
ちなみにbluetoothスピーカーのsoundcore3もAAC非対応でSBCとなるため192kHzと表示されます。
これはiPhoneのbluetooth接続の場合です。
■CarPlayの場合
iPhoneのCarPlay接続の場合、音源と同じ24bit/192kHzになります。
音源が16bit/44.1kHz、24bit/48kHz、24bit/96kHzであればその音質。
■iPhoneでbluetooth接続の場合 補足
DA7が対応するbluetoothは4.2で音楽データ転送のA2DPと再生コントロールの
AVRCP。
明記はされていないが、AAC非対応のためSBCの16bit/48khzに対応していることになる。
bluetooth接続では、音源と同じ192kHzと表示される。
ですが、bluetoothでは電波状況に応じて転送するデータを調整するため、この音質であると言う定義ができない。
SBCと言う無線専用の形式に変換され、A2DPと言う規格でデータが伝送される。
でもSBCが採用するサンプリング周波数は音源のままですので、192kHzの音源であればそのまま192kHzとなる。
その関係で24bit/192kHzと表示されていると思われます。
しかしながら、iPhoneはAACのみ対応です。そのため、16bit/48kHzで再生するには、AAC対応のbluetooth機器が必要です。
android系の場合はapt-x対応が必要。
このように専用の規格に対応していない場合はSBCとなる訳で、音質は電波状況で劣化する。
実際に聞いて見ると、SBCは非常に圧縮された低音量で音が軽いCD音質くらいです。拘らなければ十分な、ハイレゾが無い頃のカーステと思えば全然悪くは無い。
MP3と言う圧縮率が高い規格に近いかも。
電波状況で変わるようなので、一概には言えません。
そして、現在はAACの上位規格であるALACがあり、ALAC対応機器であればbluetoothでもiPhoneでハイレゾ再生が可能となる。
でもALACはApple Music限定。
でもFLACがALACより普及しているので、Apple Musicに拘らなければ、FLAC対応機器でも十分となる。
DA7の上位機種であるDA7ZはソニーのLDACと FLACに対応するので、それぞれに対応したアプリと音源を使えばiPhoneでもbluetooth接続でハイレゾ再生が可能と思われる。
DA7はCarPlayのみで、USB接続のみでCarPlayが対応。
Posted at 2022/06/25 17:46:59 | |
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