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イイね!
2021年06月12日

三菱i-MiEVの乗り心地改善検討①構造分析

奥さんのアイミーブですが、「旦那のミニに比べて乗り心地が悪い。」とクレームが出ており、
私も場面によってはそう思うので、なんとかならないかなと思っていろいろ考えてみました。
一連の検討の記録としてブログに残してみます。

注:我が家で言う「乗り心地が良い」とは、古いシトロエンやビッグセダンのような
「路面の凹凸を柔らかくいなして、フワンフワンと漂うように走る」クルマです。
路面不正を身震い一つで抑え込むような、締まったボディ&足回りはあまり好みではありません。

まずは不満に感じる場面について。
真っ直ぐ走ってる分には問題ないが、ボディが左右に揺すられる状況になると強く速い横揺れを感じる。
擬音で言うと、ブルブルとかユサユサではなくグラグラぐらいの感じ。

なんでそうなるのか?
まずはカタログベースでアイミーブを分析してみます。
ベースになるガソリンエンジンのアイ(以下ガソリンアイ)の諸元はcarviewさんから拝借して以下の通り。

<ガソリンアイの諸元>


アイミーブ(以下ミーブ)の諸元も同じく以下の通り。
うちのミーブはMグレードなのでバッテリーが少なく、GとかXより軽いです。

<ミーブの諸元>


ガソリンアイに対して、ミーブは全高が10mm上がって、車重が170kg増えている。電池ってホント重いですねー。
全高が上がってるのは、腹下にある電池を地上高150mmにするのに車高を上げたせいらしい。

重いのは乗り心地に対してはプラスになることが多いですが(揺れのスピードが遅くなる)、
足回りの基本構造を変えずに車高を10mm上げたとすると、通常より長いor硬いバネを入れていることになるので、
その分サスが伸び上がるためのストロークを犠牲にしていることになる。乗り心地の点でちょっと怪しい変更。
縮み側のストロークももちろん大事ですが、伸び縮みのバランスが取れてることが重要ですね。

さて、次はサス形式を見てみます。またcarviewさんから拝借。

<アイの足回り諸元>


フロントはストラットで、リアは書いてないですがドディオンアクスルという形式です。
ストラットはほとんどのクルマが採用している形式で、
正式名称は「マクファーソンストラット」です。

gif動画が上手く貼れないのでYouTube作ってみました。2分ちょっとの短編です。


続いてリアのドディオンは、後ろから見ると左右のタイヤがドディオンチューブというパイプで繋がっています。
あとは前から生えているトレーリングアーム、横向きに生えているラテラルロッドで構成されています。
タイヤが上下に動くときはドディオンチューブと一緒に上下に動き、ラテラルロッドは回転することになります。

こちらも解説YouTube作りました。約4分ご覧ください。


構造まで書いたところで、次回に続く…
ブログ一覧 | 足回り | クルマ
Posted at 2021/06/12 12:33:45

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