
今日、スマートディオのエンジン3台から、いい部品を選りすぐって一台作成しようとしたのですが、新発見があり、作業中断してしまいました。
業界の噂ではクランク交換でほとんど直るという話だったので、別で中古クランクもゲットしていたのですが、あけてみてびっくり。
3台ともオイルポンプギアがやられています。
程度こそ差はありますが、材質がプラスチックの為どれも磨耗しています。
一台に至っては、完全にオイルポンプギアの中心部分がはずれて(画像右のギアの中心が取れているのがお分かりでしょうか)一切オイルポンプを回さず、ピストンのスカートを溶かしてしまっています。(壊れたピストンの画像はプロフィールを見てください)
スズキチョイノリのカムもプラスチックで問題おきていますが、これもその部類だと思います。
リコールにならないのが不思議です。
幸い、この部品を交換するのはそんなに難しくないので1万キロ走ったら一度交換することを
強くお勧めします。
多分2万キロは間違っても持たないでしょう。
オイル管理どんなにしていてもこれでは意味がありません。
ちなみにこの部品を交換するには、冷却水を抜く→ラジエターをはずす→フライホイールを抜く→ステーターコイルを抜く→該当ギアを交換(ギアに合いマークありますが、関係なく組めますので安心して交換してください)
の順番になります。ちなみに大分昔のパーツリストでは950円でした。
これのせいかどうかは不明ですがカム山にもかじりがあったので、いずれにしろいろんな問題を抱えたエンジンであることは間違いないです。
エンジンのホンダ頑張れ!
基本的に私はバイクはホンダ党だということを付け加えておきます。
Posted at 2008/12/13 18:03:07 | |
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