
エンジン不動で入ってきたスクーピー。
走行わずか6000kmです。
デジタルメーターですし、タイヤの減り具合から見てもどうやら実走行のようです。
たかが6000kmでエンジン不動とは?と思ってサクっとバラしてみたところ、今までみた一番ひどいエンジンでした。
オイルポンプがねじ切れて、熱を持ったピストンがシリンダーを歪めるまで暴れて、ピストンが粉々になっています。
ヘッドは比較的綺麗でしたが、オイル交換をしていなかったようで、残ったオイルも真っ黒です。
もしかしたら、一度も交換していないのかも。
車に乗る人は、5000kmで交換してれば大丈夫と思っていますが、ホンダの4サイクル50ccをなめてはいけません。
マジで壊れます。
最低でも1500kmくらいで交換していないと、壊れてしまうと思います。
工程で言うと、
オイル交換しいいない→オイルがどろどろになる→粘度が増える→オイルポンプの負荷が増える→プラスチックのオイルポンプがねじ切れる→オイルが潤滑できなくなる→ピストンが高熱になる→熱膨張でシリンダーサイズより大きくなる→焼きつく
となるのですが、壊れる時は壊れるエンジンですが、最低限の整備をすれば、もう少し持つような気がしてなりません。
Posted at 2009/12/15 21:27:00 | |
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