気球に乗ってどこまでも…

いつのも通勤風景に、何か浮かんでいる？？

「あああ、気球だ！」

いくら北海道の田舎町といえ、通勤で気球を使う人はいないだろう。
いや、いるのかな？

それにしても優雅なものだ。
ゆっくりと、ゆったりと空を旅している。

「いいなあ、やってみたいなぁ」
「だめ！」
「なんで？」
「あっ、失敗した。なんて、空に上がってから言いそうだから…」

確かに…
良い加減が信条の私にとって、空は危ないかも…

東京の台風の空から、息子が帰ってきました。
彼が乗った次の便からは、北行きは欠航が相次いでいました。

「北海道はクーデターが起こったから、君は帰って来れないぞ！」
「ターミナルに暫く宿泊だ！ハンバーガでも食べてしのげ！」
とトム・ハンクスを装うようメールをしたのですが、運よく帰ってこれたようです。
ターミナルごっこも良い経験なのに。

しかしまあ、安全に飛んでくれたので一安心です。
久しぶりに家族が揃って、楽しく談笑しました。
なにより、息子が帰ってきて普通の生活を送れそうです。

さて、羽が生えたような生活にひと段落つけて…
本格的に仕事をしましょう！

只今、早朝四時！
今日の発表のために出勤だぁ!!
空を呑気に眺めている場合ではないって！！

でもやっぱり、私も気球で通勤できる身分になりたいなぁ！！