年齢はお間違えではないでしょうか？

「日立市にいる妹に会いに行く！」

そういって出かけたスーパーじいちゃんが、東京見物から帰ってきました。

妹は、８８歳
兄は、９５歳です。
全く信じられないほどの元気な兄妹です。

スカイマークに飛行機の予約を入れた数日後、携帯に連絡がありました。

「あのぉ、今回のご予約ですが，年齢に間違いなどございませんか？」
「は？はい。」
「○○さまの９５歳は…？」
「あっ、実年齢です。」
「そっ、そうでございましたか。」
「それでは、付き添いの方などは？」
「ああ、一緒に予約した71歳の女性が娘に当たります。それが付き添います。」
「あっ、ああ、そうでございますか。あのぉ、車いすなどは必要有りませんか？」
「全く、必要有りません。とても元気で矍鑠（かくしゃく）しております。」
「そ、そ、そうですか。わかりました、ご利用有り難うございます。」

どうやら、95歳のじいちゃんの付き添いに71歳の娘が付いていくのは少し信じがたかったようです。

当日の飛行機も…
「私だけ、特別に一番前の席を用意してくれた。」
と喜んでおりました。

妹に会い、甥っ子家族に歓待して頂き、
水戸黄門にも会ってきたそうです。
直系の孫は、二人とも仕事を休んで送迎。
皇居に行き、靖国神社も参拝してきたそうです。
（戦友がたくさん祀られているので…）

「いっぱい連れて行ってもらったぁ、私は幸せ者だ」
とご満悦で、今も床についていらっしゃいます。

「明日は、○○の運動会だから敬老会代表として、手をつないで走らんとならん」
そうおっしゃるので、本日、送ってきます。

我が愛するスーパーじいちゃん！！
「来年は、KENちゃんも一緒に鹿児島のお母さん（私の母）に会いに行くかな？」

じいちゃん、どこでも連れて行くから、長生きしてね！
そして、人生を教えて下さい！