事故…

今日は仕事が休みだったので、子供と夕飯を食べに行ってた時の話です。

18：30くらいだったでしょうか、職場から電話がかかってきました。

（プライベートの時まで電話かけてくるなよ）と思いつつ仕方がないの出てみると衝撃の内容でした…。


店長「○○が死んじゃったよ……。」→この○○というのは同じ職場の男の後輩です。

俺「え！？（何言ってんだこの人？）」
　「どういう事ですか？」

店長「配達中にトラックと正面衝突して即死だって」

俺「………。」

最初は悪い冗談かと思いましたが、そんな事を言う人ではないのです。

俺「今○○は何処にいるんですか？場所が分かれば会いに行きたいんですが」

店長「分からない。多分、警察じゃないかな？それから斎場に行くみたいだよ」

俺「そうですか…、詳細が分かったら連絡下さい」


それから１０分後。


店長「今、斎場に居るみたいなんだが、遺体の損傷が激しくて本人確認が必要なくらいなんだって。だから斎場へ行っても中に入れてもらえないらしい。通夜は先に火葬してからやるみたいなんだ」

本人確認が必要だというのは、聞いたところによると口から下が原形をとどめてないらしく、足も完全に無くなったらしいです。

俺「そうですか…。じゃあ、行っても無理なんですかね？」

店長「そうだな。また明日、詳しい事聞いたら連絡するよ」

俺「分かりました…」


という事で、電話は切りましたが、いてもたってもいられず、職場へ行きました。そして、詳しい話を聞きました。


何でも、この○○、今日は体調不良で病院で点滴を打ってから出勤したみたいで、かなり辛いと周囲に漏らしていたみたいです。


事故の原因は本人が居ない今、良く分かりませんが、○○の運転するトラックが反対車線に飛び出してきたみたいで、トラックと衝突した様です。もしかしたら、その時既に意識が無かったのかもしれません。相手のトラックの運転手は歩道の方まで避けたらしいんですが、それでも正面にぶつかったらしいです。


ウチの会社の整備工場に○○が乗っていたトラックがあるとの事で見に行きました。完全にブルーシートで覆われているものの、本来キャビンがあってシートが膨らんでいないといけない部分が全くありませんでした。明らかにトラックの形ではないのです。
これなら即死と言われても納得するな。という形でした。


そのトラックを見るまでは実感が無かったんですが、見た瞬間に涙が出てきました。自分でも良く分からないんですがその時やっと実感したんでしょうね。




この○○、まだ２３歳くらいなんです。でも結婚してて１歳くらいの女の子までいるんです…。


残された家族の気持ちが分かんないのかよ……、大馬鹿野郎が！！！


こんな思いするのは俺だけで十分なんだぞ！！！
（この意味が分かるのはお友達の中でも少数だと思います）




まだこれから将来のあった若い人材が亡くなってしまったのは非常に残念でなりません。


このブログを通して皆さんに伝えたい事は、車は一瞬にして色々な物を奪う凶器であるという事。そして自分だけではなく、自分の愛する者までも苦しめるという事です。


○○の冥福を祈るとともに、自分も改めて車の楽しさと恐ろしさを実感させられた１日でした…。