
先日Dに緊急入庫したウチのE39ですが。。。
12日(木)の夕方に無事に退院してきました。
早速、翌日から仕事の都合で出動してもらいました。
乗った感じ。ちょーいい感じ♪
出だしにアクセルを踏み込んだときの加速感が今までとぜんぜん違います!
あと、一定の速度で巡航するときも、いままでよりもアクセルの踏み込み具合が少なくても進む感じ。
エンジン警告灯が点灯しながらもぜんぜん調子が悪くなった感じはしていなかったんですが、クランクシャフトセンサーやカムシャフトセンサーではなくエンストもないしアイドリングも安定はしていたんですが、それでもやっぱり悪化していたんですね。
部品交換して大正解!
エンジン警告灯がペカってもとりあえず普通に走れてるって方、ぜひDの診断を受けてみてください。
で、なぜ今回の緊急入庫になり、Dで何を修理してもらったかというと。。。
実はこんな出来事がありまして。
あ、ここから長くなりそうなので、あまり興味ない人はスルーしちゃってくださ~い。(笑)
さかのぼること5月6日(金)。
ゴールデンウィークの谷間の平日。ワタシはお休みをいただきまして6連休中。
エンジン警告灯で入庫予定を取っており、コンピュータ診断してもらったところ、悪かったのはタイトル画像の「タンクベントバルブ」とのこと。
交換は部品もそれほど高くないし、工賃は驚愕の840円!(笑)
即お願いしようとしたんですが、部品取り寄せの関係で後日調整としました。
で、帰ってきて、ボンネットを開けてお勉強!
だけのつもりが、いつのまにかバラしにかかっているワタシ。。。^^;
で、この部品なんですが。。。
エアクリーナー関係を取り外し、パワステオイルタンクを取り外し横によけて、この部品をはずしにかかったところ。。。
この部分のホースがなかなか抜けない。orz
で、うんしょ、うんしょ、と頑張っていると。。。
あぁぁぁぁぁぁ~っ!
ここが抜けずに、その先の反対側がどこかから抜けたみたい。。。
引っ張るとインマニの下からホースがスルスルっと抜けてきます。
この奥のどこかから抜けちゃったようです。
どーしましょ。抜けちゃったよ。
奥のほうからホースが抜けちゃったよ。
調べてみると、このホースの先は。。。
この絵じゃわかんねーよぉっ!
手持ちの整備書でこの先の部分について調べましたがわからず。。。orz
仕方がないから目視でどこから抜けたのか確認しようとしても、インマニの下の奥のほうなので見えないのですよ。
んじゃ、手探りで、と思っても、これがまたいろんな部品やホースや配線やで、インマニの下って手が入らんのですよ。
あ!そうか!
もともとこの部品、壊れてても今まで調子よく走ってるし、このまま抜けたままでも大丈夫なんじゃね?!
と思って、エンジンかけてみたら、とりあえずはかかったのもの、ボボッボボッボッボッボッボッボッボッ。。。
アイドリングがもう止まっちゃいそう。(>_<)
あわててエンジン止めて、ボンネット側に向かうと。
ガソリンくさ~いっ!
ダメだ。。。
このままじゃ。。。
爆発するっ?!
ということで、やはりこのホースは戻さなければなりません。
どうしましょう。
このままDに持ってってもらおうか。
自分でなんとかできないのか。
インマニ外せばいいのか。
でも、そんなもん外して、元通りに戻せるのか?
戻せなかったらそれこそアウトだぞ?!
なんとか手を入れられる部分は作れないか。
ん?待てよ?!
このホースさえなければ手前から手がはいるんじゃね?!
そうです。オイル関係のリターンホースです。
上はタペットカバーガスケットの交換のときに外したことはありますが、下はどうかなぁ。
ホースの構造は上も下もロック構造は同じ。
これは外せるでしょ!
ということで、外しにかかりますが、狭くてなかなか手が入らない。
ムリな体制ながらなんとかロックを外している状態と思い、思いっきり引っ張ったところ。
『ペキッ。』
あぁぁぁぁぁぁ~っ!
ペキっだってよ!
どーするよ!
なんか折れたよ!
これなんだよ!
調べてみると「プレッシャーコントロールバルブ」ですと。
ん?これ、なんかで聞いたことあるぞ!
あ、
コレだ!
コレから漏れが発生しているとのこと。
そんな部品を「ペキっ」とやってしまった。。。orz
大変だ。
もうダメだ。
そもそも位置が悪い。
この抜けたホースといい、このプレッシャーコントロールバルブといい、インマニを外さないと交換できないだろう。。。orz
ゴールデンウィークはあと2日のみ。
時間がない。
そもそもオレにはムリ。。。(>_<)
ってことで、翌日の7日(土)に、JAFに電話し、Dに泣きついたわけであります。
でも、Dには事前に連絡してローダーで運びついたんですが、みなさんお忙しそうでほとんど相手にしてくれませんでした。
ので、9日(月)になってからサービスのマネージャさんに電話で、「診断結果で出たブリーザーバルブの交換と、あとついでにプレッシャーコントロールバルブも交換お願いします」と。
で、せっかくなので、
ココにある「寒冷地方仕様」でお願いしてみたというワケです。
なかなか出ない部品だろうからヘタすりゃ本国バックオーダーかなぁと思っていましたが、意外と早く届き、しかもあっという間に交換作業まで終わったみたいです。
引き取りに行ったときに、マネージャさんに部品交換時はインマニを外すのか聞いたところ、どちらの部品もインマニを外さずに交換できるとのこと。
しかも、
コレみたいに白いヘドロ状のモノなんかが詰まっていなかったか聞きましたが、それもなかったとのこと。
これらのパーツ、いつものごとくもらって帰ってきました。
ブリーザーバルブは、詰まりとかの問題ではなく、電磁的な弁がついているのが機能していないということだったので、清掃とかしても直るものではない、との説明でした。
そして、「ペキっ」っていったプレッシャーコントロールバルブは。。。
コレといってオイル漏れするような破損はありません。
キレイなもんです。
てっきり、この真ん中のパイプあたりが折れたんだろうなぁと推測していたんですが。
これ、結構丈夫なつくりで、簡単に折れたりするものじゃなさそうです。
逆サイドから見てみると。
問題なさそう。
ん?
待てよ!?
こ、これは。。。
ココが折れてるっぽい。。。
おそらくインマニ下の取り付け部に固定するステー部分と思われます。
「ペキっ」っていったあとに動かしたらグラグラしていたのはこのせいで、機能的には問題なかったようです。
つまり。。。
交換する必要がなかった。。。orz
まぁ、でも一応、新しい部品は「寒冷地方仕様」だし、ちょっと対策したと思えば!
と強がってみても、旅立っていった諭吉さんたちは帰ってきません。
痛かった。。。
ということで、今回のエンジンチェックランプ点灯に関するDの修理は以下の通りとなりました。
A:チェックエンジン点灯
車両テスト実施 4 840 3,360
B:フューエルタンク チェックバルブ交換
タンクベントバルブ交換 1 840 840
ブリーザーバルブ 1 11,340 11,340
C:プレッシャーコントロールバルブ交換
クランクケースベンチレーション用ストレーナ交換 13 840 10,920
プレッシャーバブル 1 8,232 8,232
合計 34,692
結果としてクルマの状態は快調になったとは言え、いらんことしなければこのゴールデンウィークの後半も楽しく過ごせ、しかも費用も1/3で済んでたんですよねぇ。。。^^;
これもいい教訓になったので、あとは6・12まではクルマをこれ以上壊さないように気をつけます。^^;