nadakitiのブログ一覧

左上にチラッと写ってますが、GPSを使って車速を表示させました。
雨だったこともあって、インサイトでテストです。


表示項目
Lock・・・GPS捕捉状態：1（捕捉している）　「GGAセンテンス」
Sｔｎ・・・捕捉数：5（5個）　「GGAセンテンス」
speed・・・車速：8.5km/h※　「RMCセンテンス」を変換
GPSから出力されるNMEAセンテンスを使っています。

※ノットをkm/hに変換してますが、係数が間違ってます。
0.54で割るところを、0.54をかけてしまいました。
つまり、本当の車速（GPSのデータを変換）は8.5÷0.54÷0.54＝29.1km/h
大体インサイトのメーターと合います。


とりあえず間違っていることがわかったのが収穫です。
興味本位で作ったのですが、メーターの車速とGPSの値がどう違うか興味が湧きました。
（とはいってもメーターの車速もぴったりではないので、何を正確な値とするかが問題です）
その辺は、いずれ考えようかと思います。

第69回定期ワインディング朝オフｉｎ長野合同オフと日にちが重なってしまったのですが、大学の自動車部の同期が出場するということで～、応援に行ってきました。



開会式



コース図



初めて丸和に行きましたが、広いんですね。
観戦場所を探して歩き回りましたが、歩くのも一苦労でした。



クスコのデモカーが2台来てました。
これは痛車の方。
ずんぐりむっくりですが、カラーリングするとかっこいいですね。

LAP SHOT(LP-02)の磁気センサー信号を引き出したので、信号を調べました。



信号引き出しの配線を磁気センサーと本体の間にかませてます。



磁気センサーに電圧は7Vと半端でした。
車は12V電源で使ってますが、9Vの電池でも作動するのはこのためです。
センサーの電圧は中途半端で3.2V、これが磁石を通過するとGND（0V）に落ちます。

調査にあたっては、こちらを参考にさせていただきました。



こんな感じでGNDに落ちます。
テスターで測ると3.2Vなのですが、画面上は2.8V位でした。
（GNDに落ちるということがわかればいいので、参考程度で・・・）



これが信号引き出しの配線です。
コネクタとシールド線を買って、自作してます。

先日の筑波2000走行の結果分析です。

データを取ったのは、GPSロガー Photomate887になります。

１、Photomate887からBINデータを吸出し、デジスパイスで読み込みます。
　　ベストラップのデータをCSVとして出力します。
　　縦Gと横Gが（GPSデータから）計算されて、出力されます。

２、Photomate887からNMEAデータを吸出します。
　　それをDriftBox Toolsで読み込むために変換します。
　　今回はこちらのソフトを使いました。
　　緯度、経度の変換とフォーマット変更なので、エクセルでもやることは可能です。
　　vboデータができますので、それをDriftBox Toolsで開きます。
　　ベストラップのデータを切り出して、vboデータとして出力します。
　　vboデータをテキストエディタで開き、必要部分をエクセルにコピーして
　　時間・速度・縦G・横Gを抽出します。


その結果がこちら。

速度のグラフは重なります。
数値データもまったく同じです。
元にしたGPSの速度データが同じなので、当たり前の結果なんです。



縦Gの比較です。
デジスパイスのデータの方が、DriftBox Toolsのデータと比べて滑らかです。
デジスパイスは平滑化していると思われます。


横Gも同様です。


5Hzの緯度・経度（詳しく書くと進行方向も必要）からGを計算しているのですが、そのままだとどうしてもギザギザしてしまいます。（10Hzでも同じです）
ソフトによっては、それを平滑化しているようです。


DriftBox Toolsはこちら。
Performance Toolsでも同じことができます。（ソフトとしては同じだと思うのですが）



＜独り言＞
実は一年前から進歩してません。
以前デジスパイスではGが計算されてなかったので、DriftBox Toolsに魅力を感じてました。
フリーソフトですし。
NMEAデータからデータを作れるのは魅力ですね。

エリーゼの車速パルスの読み取り 準備編の続きです。


エリーゼの車速を表示させるための計算です。
・1パルスの周期を x[μsec]（マイクロ秒）として測ります。
・（左リア）タイヤの直径を605[mm]と仮定、（左リア）タイヤ1回転のパルス数を28とすると

車速[km/h]　＝　605 × π ÷ 1000,000 × 3,600 × ｛ 1000,000 ÷ （ 28 × x ） ｝

となります。

ちなみに
200[km/h]だと、1パルスの周期は1,222[μsec]
100[km/h]だと、1パルスの周期は2,444[μsec]
5[km/h]だと、1パルスの周期は48,474[μsec]
なので、大体1,000[μsec]までを読めるプログラムとします。

1パルスの周期が1,000[μsec]だと、244.4[km/h]となります。


まず1k[Hz]の擬似パルスで、車速が正しく計算されているかのテストです。
つまり1パルスの周期は1,000[μsec]なので、244.4[km/h]となればいいわけです。
パルスの周期は計算できています。



スピードメーターとの比較です。
（スピードメーターを垂直方向から見てませんが）大体合っています。
ピンボケですが、メーターはマイル表示なので、内側の小さい数字と比較してください。
微妙な速度の調整は、係数をいじればできますし・・・

車速パルスはオーディオのカプラーから引き出しています。
LAP-SHOT02に車速パルスを入れるため、配線を引き出しているので、すぐに測ることができました。