短い6日間が終わり、沖に出る彼を見送るため、今朝は6時20分に起床。彼の家族に挨拶を済ませ、彼が乗る船がある、船着き場まで私の車で出発した。なんら変わりない日常。唯一、違う所は海が時化ていた事…。彼のお姉ちゃんと見送りを済ませてしばらく話してから、私は佐賀にある実家へと向かった。生月を出たのは朝7時20分過ぎ。途中、彼からの電話。内容は、“彼のお父さんの乗ってる船が転覆した”との事だった。彼に頼まれ、彼のお母さんにすぐ連絡して、彼からのその後の連絡を待った。後はニュースであった通りの事。行方不明の12名の中には知り合いもいた。私は生月にもどりたかったけど、自分の家に帰って、どうしてもやらなければならない事があり、そのまま自宅に戻り待機した。彼と8月に入籍予定だったが、その予定は未定となり、私は小さい命を抱え、先の事ばかり考えていた…。行方不明の家族の辛くて悲しい気持ちが痛い程伝わってきて、それを目の当たりにした私は無力だと感じました。詳しい内容は書けないけど、彼は転覆した船の会社に勤めています。日付が変わってもなお、捜索を続けています。海に囲まれた町で生まれ、漁師の町で育った私でも、海の恐さを改めて実感しました。みんな生きて帰ってきて欲しいと、今でも願ってます。