
久しぶりに車検の為都内に上京。某高速道路で走行してきました。
ガソリンも安くなってきて踏むには遠慮がいらないこのごろ、今の時期はさすがに外気温も低く心地よい加速が期待されます。載せ変えたSIR-Tのギヤ比も低いせいか、アクセルレスポンスにほぼリニア反応する。
そんなに加速するわけにもいかないが、トラックをちょい追い抜く時に踏んでみると、まだまだ現役って感じです。Rrにアジアンをはいちゃってる為、相当ぶれますが、けちった私の自業自得。
ちなみに外気温違いによる馬力差について調べてると。どうも一般的には「吸気温度が1℃変ると1/273 %出力が変化する」らしい。そのままこの車にあてはめてみると、外気温25度に比較し、今の気温約10度ぐらいの場合は
300(馬力)×(25(℃)-10(℃))÷273≒16.5(馬力)
という計算になる。温度の低いときは即全開という加速ではないので目安ということになるのだが、通常1馬力/1度といわれているんでまあこんなところだろうか?
余談だがこれも通常1馬力あげるのに一万円投資といわれるだけに冬場だけ15万円得していると感じでいいのでは(笑)
しかし吸入温度が低いのはいいことばかりではなさそうだ。
燃料が薄くなるため、燃焼室の温度が上昇し排気温度も上昇するというサイクルになり、極端に薄い燃調は、エンジンに対して過酷な状態になるということ。当然現車あわせの時期に応じてセッティングは行われるわけであるが、この吸入温度まで含めた条件下でのコントロールはこの車ではやっていない。ただ排気温度を常にチェックし、エキゾーストパイプにバンテージをまいている為、排気の温度低下には貢献。
また夏場吸入温度を下げる為大型インタークーラーを装着する手段もあるが、冬場になるとオーバークールぎみになってしまい、燃調の難しさが発生。タバタ製ではまだ発生してませんが、FconSZでギヤポジごとに燃調できるので可能ではあるが、とにかく濃くしておけば大丈夫かと。一度ピストン棚落ち経験車だけにノッキング音には慣れました(笑)
それから吸気温度はどれくらいが適当かをみてみると、バランス的には35~50℃くらいが良いらしい。レース用のターボエンジンでは、インタークーラーにバイパス通路があるらしく吸気温度を一定にしている。大型になった場合はぜひほしい機構です。SIRは 中型馬力なので特にいいかな。
最後に走行後のアフタークーリングなどはシッカリと行い、タービン内部に残っているオイルが高温で炭化や性能劣化しないように注意するということでしょうか?
とにかく冬場の加速には魅力があります。これから寒い時期に突入するだけに楽しみでーす。
Posted at 2008/12/07 20:39:34 | |
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