シートベルト異音の真の原因 (Bピラー上部スライダー内)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
シートベルトの上支点を3段階に変更できるスライダー機構。
観察するとハッキリ言って欠陥じゃないの?って思います。
※ 分解や今までのトライは1番下にリンク貼ってます。試行錯誤しながらだったので、見るに耐えない整備手帳となってるのはご愛嬌😓
新車当初は異音が鳴りませんでしたが、50000キロ位からエンジンマウントがヘタってくると振動が増してきて、車内のいろんなトコからミシミシカタカタカチャカチャピリピリ…
いろいろ対処してきて、軽い段差や傷んだ舗装路を走っても今はほぼ無音☺️
改善しても違うところにシワ寄せして異音ポイントが変移していくから油断は出来ませんが😅
2
まずは仕組み
黒いスライダーレール(以下 レール)にある赤丸3ヶ所の穴(以下 位置決め穴)
レール上をスライドする摺動白プラスライダー(白矢印 バネ連結2パーツ構造)(以下 白プラ)
白プラ2パーツをオレンジ方向に潰すと、水色テーパー部(斜面)に沿って持ち上がったり下がったりする緑矢印のT字型位置決めピン(以下 ピン)
カチャカチャ音のメイン音源はこのピンです。
➀白プラ内部円形シリンダーに挿入されているピンの外径が小さい為(想像)、ピンの納まりが悪く白プラ内部でカチャカチャ。
当初、白プラ2品が互いに当たって音がするかと思って硬いグリスを塗りましたが効果無し。そりゃそうだ内部のシリンダー側にグリス回らないし😅
→→ 白プラシリンダー内径とピン外径の隙間にウレタン製カラーとか入れたら?常に動くとこじゃないので摩擦関係ないっしょ。
ハメ合いがキツいレベルじゃなきゃ不意の位置決めズッコケとかないハズ。
②ピンのガタが抑止出来ていないテーパー角度&バネ強度。
→→ そもそもピンにEリングとフランジ付けて白プラシリンダー内にバネを仕込めば、常にレール穴に押し込めるしシリンダー内のガタも防げて一石二鳥で良いんじゃね?
③レール(金属製)に空いた3ヶ所の位置決め穴。穴の縁と位置決めピンが接触したらカチャカチャ音がするのは想定内。
穴周辺はウレタン膜でコーティングするとか、ハトメ形状のウレタンブッシュとか入れとけば良いのに…
(ゴム系だと経年劣化で切れそうかな?)
まぁ上記3点が真の原因かと考えます。
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異音対策するにはまず、走行中にシートベルトスライダーの位置設定した所から不意に下段ズレしてこない様に注意が必要。
常に1番下設定の人はいいかもだけど、自分は座高が高く😑1番上にしてるのでココは注意ポイント。
上記➀②③を不具合なく満足するレベルにすべく………用意したのはお気に入りの100均グッズwww
(あーだこーだカッコつけてグダグダ言ってる癖に100均グッズで対処かよ的なw)
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この220円の厚めで硬めなスポンジを、ピラーとレールの間に入れ込みます。
隙間が狭いので、剥離紙を剥がさずそのまま挿入し、届かない分は細いドライバーで押し込みました。
写真みたいに3ヶ所の穴位置に、ちゃんとスポンジが届いていればOK☺️
多少のズレはどうでも良いです。
要はピンの白プラ内径カチャつきが抑制出来て、かつ、不意に下段ズレしない様に適度な弾力でスポンジにピンが刺さってくれればイイだけなので。
弾力具合はけっこう重要で、以前挟んでおいたシンサレート(白綿)は何ヶ月か異音が防止できましたが、再発した為に少しでも硬い物にしてみようとこのスポンジを試してみました。
ちなみに弾力ありすぎてピンがレールから弾かれない様に、位置決め穴からコンニチワしてるスポンジに細マイナスドライバーでプスプス傷を付けておきました。
【 レール分解してピンの先端にシリコンチューブを(金魚のエアーブクブクチューブ)被せるのも手かも 】
結果
ココにスポンジを挟んだら、異音はピタリと鳴り止みました😍
※※重要※※
施工後は何度かスライダーを上下させ、3ヶ所ともにキチンとロックされるか?
かなり強い急な引っ張り方をして不意に下段ズレしないか要チェック!!!!!
5
一応、ここの情報も…
ピラー内張り取付ビス受けも、やたらとカッチャカッチャしてましたので……
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テープで軽く固定。
サイドエアバッグ展開の時にココが外れたりするのかも?と思ったので、あえて切り込み入れておきました。
ただ、このビス受けを固定してみた結果、まだ異音は続いた為、真の原因ではなかったと判断。
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