フューエルエレメント交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
フューエルエレメントの交換です。画像はエアクリーナーボックスを外して奥にエレメントが見えてる状態です。
サンバーは実は6万キロ毎の交換が指定してあります。トラックか!
トラックか。
こんな短いスパンの交換はガソリン車で珍しいと思います。そもそも交換指示自体無い車の方が多いのでは? そいでもってウチのサンバーは82000km程…ほったらかしにしてました。気が向いたのでやってみます。たまに変な息つきするので変化があればいいなと思います。
2
部品です。純正品にしました。というか社外品とあまり値段が変わりませんでした。
エレメントが 42072TC010
ホース類が 42075TC010 42075TC040
クランプが 42038AC090 ×4 です。
はじめは品番が解らなかったのでエレメントのみ交換しようとしてたんですが、モノタロウでエレメントをカゴに入れたらお勧めしてきたホース類とクランプが調べたらまさにエレメント前後のホースとクランプで有能さに感謝しまくりました。凄いぞモノタロウのAI! 燃料系は漏れると怖いのでもちろん注文しました。
3
古いエレメントです。取り付けナットにABSセンサーのコードのステーが共締めしてあるので先に取り外します。
フューエルポンプのコネクターを抜いてクランキングし、燃料の残圧を抜きます。初爆ぐらいは有りました。その後クランプをずらしてホースを抜きます。
ネットで調べるとこのホースの抜き作業で皆さん苦労してます、確かに堅い。まあ堅くないと燃料漏れますから正しいです。それでもこのサンバーはホースを切らずに抜く事ができたのでマシな方かもしれません。
ガソリンが結構漏れてくるので下に受け皿を用意して抜いて、すぐに新しいエレメントとホースを組みます。なのであらかじめ新しいエレメントとホースは組んでおいた方が良いです。クランプも忘れずに4個付けておきましょう。
4
差し替えました。ホースは挿す方が大変でした。特にパイプの方。
付いてしまえばクランプを正しい位置に移動してエレメントを固定して終わりです。
5
一応エレメントに交換した距離と日付を書いておきました。
組み終わったらエンジンはかけずにイグニッションONだけを5回以上やってフューエルポンプを動かして燃圧をかけていきます。燃料漏れが無いことを確認してエアクリーナーボックスなど戻してエンジンをかけます。
無事にかかったのでもう一度燃料漏れを確認し部品を戻していきます。エレメント本体はノックスドールをかけて錆止めをしました。
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取り外したエレメントの入り口側から抜いたガソリンです。驚きの汚れ……
効果有りそうと運転席に座ってイグニッションONにしたらまずフューエルポンプの作動音が変わりました。静かになってます。今まではエレメントが詰まってたので常に負荷がかかってたのでしょうか。
試運転しても駆け出しが良くなった気がします。あと微震動も減りました。こんなに違うのか…
前にスターレットターボ乗ってた頃、過給圧がかかったときに息つきする現象がフューエルエレメントを交換したら改善したのを思い出しました。
現代の車はフューエルエレメントは燃料タンクに内蔵されていて交換するにも一苦労です。そんなんで大丈夫なのだろうか、疑問に思う作業でした。
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