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2025年11月08日 イイね!

スロコンが絶対必要な理由

スロコンが絶対必要な理由スロコン(スロットルコントローラ)がなぜ必要なのか?

それは至って簡単。
マニュアル乗りならば、スロコンをよくさない理由がない。

グラフをよくみてほしい。

DSC(Dynamic Stability Control)が標準ではONになる。
これはABSや横滑り防止などを統合した安全パッケージ。
しかし、そこにはスロットル開度のなぞの制御が入っている。

20世紀のクルマは「アクセルペダル」と「スロットルバルブ」はワイヤーで繋がれ、基本的には「1踏んだらば、1開く」というリニアな関係にあった。

私はこのリニアな関係のクルマに乗り馴れ合いしている人間だ。
それ以上に、踏んでいるのに加速しないのは気持ちが悪い。

DSCがオンの状態であると、30%踏み込んでもアクセルは15%程度しか開かない。なぜか?21世紀のクルマはアクセルペダルに踏み込み量を感知するセンサを取り付け、スロットルバルブの開き方を電子制御しているからだ。

さらに、R53系のスロットルバルブの制御のタチが悪いのは、踏み込みが30%を超えた際に一気にスロットル開度が高まること。

30% -> 18%
40% -> 40%
50% -> 58%
60% -> 70%

という有様だ。

日本のような渋滞にハマる機会が多い国においてこの設定は地獄そのもの。
乗りにくい上にクラッチの消耗も促進する。

そして、もう1本の線をグラフに描いた。
水色の線はDSCをオフにした状態で、これこそ「フツー」なわけ。
点線が完全なリニアであるけれども、それより少し開き気味。

DSCオフこそが本来のR53の乗り心地であり、過不足ない状態。
しかし、安全装置はある程度放棄することになる。

さらに、R53特有の問題としてスーパーチャージャーの問題がある。

ターボはエンジンの背圧を利用するが、スーパーチャージャーはエンジンのトルクをモロに奪い去り、エンジンの加速を鈍くする。

要するに自転車の発進時を思い浮かべてほしい。漕ぎ出しの重さがエンジンがタイヤを回すのに加えて加わっているのだ。

この部分を加味してあらかじめ少しだけ多めにスロットルバルブを開けておいてやるとラグが緩和される。

DSCの出鱈目なアクセル制御+スーパーチャージャー特有の重さ。
この2点を改善し、スロットルバルブとアクセル踏み込み量をリニアな関係にし、スーパーチャージャーの弱点をある程度補ってやる。それがスロコンで行えること(DMEでも良いのだが)。




で、2枚目の画像。

DTE Pedalboxを私は気に入っているが、これは同じスロコンでもコンセプトと制御方式が違うからだ。

DTEは「低速時の不自然感を消す」ことにフォーカスしている。まさに自分のやりたいことそのものだ。

1枚目の画像と見比べてほしいが、DSCをオフにした状態を再現するには、緑色で示したPedalboxを装着し、「Cityモードの+1か+2」を選択することによって実現する。

少しだけパンチが欲しければ、Sportsモードを使用する。
この程度までが設計者が意図した運動性能を発揮する調整幅だ。

タイヤを太くしたり、なんだかんだやるのは自由だが、私は設計者の意図を重視したい。そんな風に思う人はやる価値が十分にあると思う。

おそらく、グラフを示して書いた人は他に日本のサイトではないと思いますよ。
Posted at 2025/11/09 00:21:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月28日 イイね!

ポジションランプのハイフラ/BMWの失態。

ポジションランプのハイフラ/BMWの失態。今日の話は、日本人なら誰でも知っているLEDバルブを取り扱う会社にも問い合わせをしてみたが、確信を得た答えは一切得られなかったので自分で調べてみた結果だ。まぁ、LEDバルブを売っている方であれば、抵抗も買ってもらって、お店で取り付けやってもらった方がお金が転がって都合が良いだろうね。

R50系MINIのポジションランプの制御には設計からして致命的な間違いがあった。

「微弱パルス電流」は、約5~7V の電圧パルスが数Hz~数十Hzで断続的に流れ、その継続的負荷(電流量と通電時間)を BCM(車体制御モジュール)が監視し、「球切れ」と誤認するとパルス駆動(ハイフラ)モードになります。

クルマがどのような状況にあろうとも、常に電気を送り続け、バルブが生きているか死んでいるかを判断する仕組み。

通常の12Vではなく、5-7Vなのだが、これにLEDは反応してしまう。そして、パルスは一定間隔で送り続けられるので、ICやキャンセラではにっちもさっちも行かないわけ。

1)電球相当の抵抗(5W)をつけて、つねにセンサーを騙し続ける。
2)コーディングでポジションランプのチェックをスキップする
の二択しかない。

整備不良を無視するのであれば、
3)始動時のハイフラは無視し、使い続ける。

もう、設計がガチガチにハロゲン球でしか成立しない管理方法だから、LEDなんか鼻から相手にされていないし、管理方法としては最悪。

では、なぜ最悪と書いたのか。
調べたところ、この「微弱パルス」による電球の管理はAudiもテストをしたが、使い物にならないと破棄をしたそうだ。実質、世の中に出回っているクルマでこのくだらない管理方法を唯一採用したのが、R50系だったというわけ。

R50の設計時にLEDバルブの誕生は織り込まれていなかったのか?全くを持って、ひどい話だ。

ちなみに、次世代のR56系からはこの電球の管理法は改められ、当然のことながら、「微弱パルス」管理法は破棄されたそうだ。

ハロゲンバルブとLEDバルブのモデルが存在するそうだが、コーディングのパラメータをいじればどちらにも対応可能らしい。

今や、R50系がレアになりつつあるけれども、愛してやまない人々に伝われば良いなと思う。
Posted at 2025/09/28 15:43:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月27日 イイね!

ハイフラとキャンセラ

ハイフラとキャンセラR53 MINIの総LED化を思い立って始めた。

最初はヘッドライトだけのつもりだったが、どうせなら全部!と。
そして、長年の謎だった、ハイフラとキャンセラについても学ぼうと。

ウインカー、ストップランプ、バックランプなどはCANBUSキャンセラ内蔵品でエラーが出ることもなく、無事に初期動作することを確認した(今後はパーツの方にレビュー書く予定)。

しかし、T10ポジションランプにおいては妙な動作をすることを確認。
クルマにカギを刺し、ACCポジションにするとT10 LEDが激しく「パッパッパ」と光るのだ。これが俗にいう「ハイフラ」か。なるほど。

なんか、ナイトライダーみたいで、挨拶してくれているみたいで、可愛らしいなと悠長に僕は思っていた。

別に走行中に問題は出ない。しかしながら、ハイフラの症状があると車検に通らない!んだって。走ってる時にハイフラでなきゃいーじゃん。

じゃ、ハイフラはそもそもなぜ起きるのか。

BMW MINI R53/GP のポジション回路が流す「微弱パルス電流」は、約5~7V の電圧パルスが数Hz~数十Hzで断続的に流れ、その継続的負荷(電流量と通電時間)を BCM(車体制御モジュール)が監視し、「球切れ」と誤認するとパルス駆動(ハイフラ)モードになります。

=以下、パープレくんの解説。

キャンセラー(CANBUSキャンセラー)は、LEDバルブ単体では不足しがちな「回路負荷」と「抵抗値の継続性」を補うためにバルブ内部(またはソケット側)に組み込まれた追加回路部品です。主な役割は次のとおりです。
1. 負荷増加(並列抵抗)
• 純正ハロゲン球の抵抗値(約5 W相当)を再現するため、一定の抵抗器を並列に接続して電流を増加させます。
• BCM/ECU はこの電流値を基準に「球切れ」か否かを判断するため、LED単体の低消費電力では誤検知されるところを防ぎます。
2. 通電継続性の確保
• ポジションランプ回路が流す微弱パルス電流(約5~7 V の断続パルス)でも、並列負荷回路が常に電流を流し続けることで「常時通電している」と認識させます。
3. 電圧スパイク抑制/ノイズフィルタ
• 一部の高機能キャンセラーは、スイッチングドライバから発生する高周波ノイズを吸収するフェライトビーズやコンデンサも兼ね備え、電装系への干渉を抑えます。
――――
◆キャンセラーが機能しない(または内蔵・外付けともに未装着)の場合
• BCM/ECU は低負荷(低電流)または断続通電状態を「球切れ」と誤認し、ハイフラ(高速点滅)モードに切り替えます。
• また、警告灯(メーターパネル上のバルブエラー表示)や警告メッセージが点灯し、車検時には整備不良と判断される可能性が高くなります。
まとめると、キャンセラーは「LEDバルブと車両電装系の間をつなぐ負荷補償器」であり、これが適切に動作しないとハイフラだけでなくエラー表示も発生します。

=ここまで。

なかなかにして原理はそう難しくない。
敵を攻略するにはその原理を理解してしまえば早いのだ。

ハイフラとはLEDバルブの正常動作である。
しかし、BMWが作った、球切れ確認方法はウェッジ球には通用してもLEDには通用しない。

抵抗を噛ませ、見かけ上の抵抗値を増やしても継続性がない。
ICやコンデンサを用いてもやはり継続性がない。
パネル上のエラーはCANBUSで誤魔化せても、電流は誤魔化せないのだ。

要件としては、
0.3A(12V3.6W)の負荷が連続的にあること。
例)HID屋には4.5Wもなぜか消費するバルブが売られている。

キャンセラーは「LEDバルブと車両電装系の間をつなぐ負荷補償器」であり、これが適切に動作しないとハイフラだけでなくエラー表示も発生する。

究極論的にいうとコーディングしちゃった方が早いよね、と。
そーすれば、好きな電球使えるよね、と。
ポジションランプ切れてても大丈夫だと思うし(気づかなければ整備不良だが)。

他のLEDバルブをもう1個試してみて、ダメだったらコーディングで回避予定。
まぁ、そもそもLEDは壊れていないのだから。
Posted at 2025/09/27 23:20:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | パーツテスト | 日記
2025年06月30日 イイね!

錆びたボルトの交換(チタンに置換)

錆びたボルトの交換(チタンに置換)R53のボルトを交換

どうせ変えるならばチタンが良い!
必ず、アルミグリスやコパスリを使うこと。

ミラー取り付け部(サビ)
M6 * 65mm 6本

インタークーラー取り付け
M6 * 60mm 2本
M6 * 18mm 2本

インタークーラーステイ取り付け
M6 * 12mm 6本(前4本/後2本)

インタークーラーバンド取り付け
M6 * 45mm 8本

ストラットアッパーマウント取り付け
M8ナット 6個

全てAliexpressのRTAMOで買いました。
概ね300-500円くらいで買えます。
Posted at 2025/06/30 19:06:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年04月16日 イイね!

基本整備の備蓄録。

BOSCH
アクティブカーボンフィルタ(活性炭)
CFP-MIN-1
1 987 432 382

BOSCH
オイルフィルタ(ドレンワッシャー別売り)
OF-MIN-2
1 457 429 197

BOSCH
Silver SL-6C(5Cがジャスト)
純正:46Ah
6C -> 62Ah(オルタは大丈夫)

基本整備の備蓄録。
Posted at 2012/04/16 17:59:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「スロコンが絶対必要な理由 http://cvw.jp/b/451330/48755987/
何シテル?   11/09 00:21
みんカラはよく分かりませ?ん。基本的にあまり使っていないので、レスポンス遅くなってもご容赦を。
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