
今日の話は、日本人なら誰でも知っているLEDバルブを取り扱う会社にも問い合わせをしてみたが、確信を得た答えは一切得られなかったので自分で調べてみた結果だ。まぁ、LEDバルブを売っている方であれば、抵抗も買ってもらって、お店で取り付けやってもらった方がお金が転がって都合が良いだろうね。
R50系MINIのポジションランプの制御には設計からして致命的な間違いがあった。
「微弱パルス電流」は、約5~7V の電圧パルスが数Hz~数十Hzで断続的に流れ、その継続的負荷(電流量と通電時間)を BCM(車体制御モジュール)が監視し、「球切れ」と誤認するとパルス駆動(ハイフラ)モードになります。
クルマがどのような状況にあろうとも、常に電気を送り続け、バルブが生きているか死んでいるかを判断する仕組み。
通常の12Vではなく、5-7Vなのだが、これにLEDは反応してしまう。そして、パルスは一定間隔で送り続けられるので、ICやキャンセラではにっちもさっちも行かないわけ。
1)電球相当の抵抗(5W)をつけて、つねにセンサーを騙し続ける。
2)コーディングでポジションランプのチェックをスキップする
の二択しかない。
整備不良を無視するのであれば、
3)始動時のハイフラは無視し、使い続ける。
もう、設計がガチガチにハロゲン球でしか成立しない管理方法だから、LEDなんか鼻から相手にされていないし、管理方法としては最悪。
では、なぜ最悪と書いたのか。
調べたところ、この「微弱パルス」による電球の管理はAudiもテストをしたが、使い物にならないと破棄をしたそうだ。実質、世の中に出回っているクルマでこのくだらない管理方法を唯一採用したのが、R50系だったというわけ。
R50の設計時にLEDバルブの誕生は織り込まれていなかったのか?全くを持って、ひどい話だ。
ちなみに、次世代のR56系からはこの電球の管理法は改められ、当然のことながら、「微弱パルス」管理法は破棄されたそうだ。
ハロゲンバルブとLEDバルブのモデルが存在するそうだが、コーディングのパラメータをいじればどちらにも対応可能らしい。
今や、R50系がレアになりつつあるけれども、愛してやまない人々に伝われば良いなと思う。
Posted at 2025/09/28 15:43:24 | |
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