• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

WHITE TRAILERのブログ一覧

2010年08月25日 イイね!

道民でもなかなか熊にはお目にかかれない

道民でもなかなか熊にはお目にかかれない大学入学や転勤で北海道に来た内地の方に、

「うちのゴミステーションにも、熊が出るから気をつけて!」

とか

「クマ保険もう入った?かけ捨てだけど、入っといたほうがいいよ!」

などとダマシをかますのは道民のならわしです。


はっきり言って道民の半数以上は、野生のクマなど見たことないべさ。
かく言う私も、35年間、とんとキムンカムイ様に遭遇したことはありんせん。
見たいのにっ!

でですね、
モノホンを見ないと、どうしてもイメージって安易なほうに固定しがちなわけです。

札幌時計台がすばらしいものであるかのように、
世界三大珍味がいかにも美味しいものに思えるように。

クマ。

熊カレーなんぞというお土産缶詰まで売ってるわりには、
意外とコンタクトがないコンテンツですなあれは。
(まあ あったらあったでえらいことになるわけですが)

今日も仕事で大雪山のふもとをちょっとハイキングしてきたのですが、
時期が良かったのか、クマ除けの鈴のせいなのか、未知との遭遇は果たせませんでした…

というわけで、わたしの脳の中ではなんか、クマって
なんかリアルじゃない動物なんですよね。
エゾシカはひょいひょい見るだけに、余計に。(半年前のドライブでは3回轢きかけた)

だって
世の中には
かわいいくまさんがあふれているんだもの!!!



たとえばほら、クマカワユスの原点と言えば
テディベア。



あなたそんな、こんなぬいぐるみにしちゃったら そりゃかわいいわよ。
それにしてもこの実物からブッ飛んだディフォルメ能力はすごい。


そして、
それをもとにしてさらにKawaii系の地平へブッ飛んで行った大キャラクター
プーさん。




これに勝てるのは中国遊園地のパチグルミだけですぜお兄さん。


んで、
こーゆー「なんかクマカワイイ」という流れのなか、二次的熊はさらに発展を続けるのですね。

例えば

一世を風靡したこのポストペット。






あるいは、
ファンシーグッズ(この言葉がまだ生きているのか不明)界で
すっかり不動のポジションを確立した
リラックマ。





または、
メディコム・トイがZIPPOのごとく無節操にタイアップを続けて
何が何だかわからなくなっている感もある
ベアブリック。


※今回調べて初めて正式名称を知りました。



そもそも子ども向けと言えば、
王道の童謡、森のくまさんがあるわけでしてね、





さらにさらに。
宇多田ヒカルなんかも天下のNHKで
ぼくはくまなんて歌なんか歌ったりなんかして。





ああ、

く ま っ て か ・わ ・い ・ い ❤


喝!!!!



はっ。悪のラブリーベアーの波動にあてられていました。
でもなんか、こんな風にイメージに乗せられてることってありません?

なんで急にこんなハナシをしだしたかといいますと、

おととい、年下の友人S氏からメールが来たからなのですよ。以下引用。


>今晩は(^ヮ^)

>お久しぶりです(^ヮ^)

>熊獲ったど(^ヮ^)(^ヮ^)(^ヮ^)(^ヮ^)





うわああああああああああああ!!!!!!!!!!!

これはどー見てもS(高卒後家業を継いで酪農家)の家のトラクター!!

でけえ!そしてクマ怖え―――――!!!

5年前までこんなトコロに住んでいたとはっ。
いやー
北海道っておそろしいところですね。

そして、
2次的な幻想の中で記号的にしかクマを捉えていなかった自分もおそろしい。

そうだよ!

改めて確認するけれど、

熊って こわいんだよ!!

熊って、デカいよ!!

熊って、けっこう肉食だよ!?

襲われたらアンタ、生きちゃいないよ!?

まして、北海道はヒグマだよ!!!!



いかん、「きょうもたのしく くままごと」とか言ってる場合ではない。
そもそもここは北海道。
大正4年、胎児まで腹をかっ捌かれて貪られた
三毛別羆事件を忘れてはならん。






現代のメディアのフィルターに浮かされた我々は、
今こそ自然の無垢な暴力と向き合うべきなのかもしれない。
そう、熊はおそろしい。






アメリカのグリズリーもおそろしいッ!!!








巨大化したツキノワグマだっておそろしいッ!!!!






…  …  …  …   …




いろんな意味でおそろしい… … … …ッ!!!!!





















えー 上の画像でいちおうのオチをつけたことにしまして
以下は持ってたり今回ネットの海から浚ったりしたクマ画像のおまけをば。(閲覧一部危険)









①『聖闘士星矢』より、青銅聖闘士 大熊座・ベアー檄。







②ああ、懐かしいですね、コントレオナルド。







③リラックマ…  ではない。








④わあ なんだこのいきもの。
                        ※皮膚病のナマケグマだそうですかわいそう







⑤でかいよ!でかすぎるよ!







⑥うん。さすが道民の誇る球団。






⑦子供心にこれは反則だろうと思いました。








⑧…  …  … …  …



 す  い  ま  せ  ん


ちなみにこのビデオのタイトル、某巨大掲示板でも「画像検索してはいけない」ワードとして
ほぼ公式認定されております。
モザイクなしの正パッケージが見てみたい方は、ググってみては。




Posted at 2010/08/25 23:09:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日々の光景 | 旅行/地域
2010年02月03日 イイね!

北海道の節分を変えないでくれ

北海道の節分を変えないでくれ「せつぶんだから、
      ごちそうがあまったんだ。」

おにた―――!(泣)

ああ、何度読んでも
あまんきみこ・いわさきちひろコンビの
おにたのぼうし』は泣けますねえ。



「さっきの こは、きっと かみさまだわ。
                        そうよ、かみさまよ・・・・・・・・・」

                       ぱら ぱら ぱら ぱら
                       ぱら ぱら ぱら ぱら
                       とても しずかな まめまきでした。

…おにた――――――!!!(号泣)

※以下 今回 文字ばっかりです ご了承ください


というわけで 私、節分というのは

とてもすてきな日本のトラディショナルな年中行事だと思っておりますのよ。

悪いモノたる「鬼」をやっつけるのが、剣でも神でもなく「豆」なのが
なにより日本的なのがいいですねえ。
地方では「鰯の頭」を門口に配置するというのもあるようですし
いずれにせよ食べものを「よきもの」として厄を払い福を呼ぶならわしがあるのが
西洋文化にはあんまりない、のか?

たとえば聖餅なんかはキリスト信教上の信仰のシンボルみたいなもので
それ自体に避厄招福の力があるわけじゃないですよね。
(ここらへん裏付けがないので知っている方はどんどんツッコんでください)

それに対してわが日本。

たとえばモチ。豊かさとめでたさの象徴。
正月はもち。棟上げにモチ。1歳になったら一升餅。
端午の節句は柏餅。ひな祭りでは菱餅を。桜餅…はちょっと違うか。

八百万の神様を古くから信仰してきた日本では
いろんな食べ物に良い縁起を見出して、感謝しながらいただいていたのでしょうね。

以下のネット上で有名なテンプレート文は、それがよくわかる好例かと。

六カ国協議で日本がトイレに席を立ったあとの会話。
中国   「日本を本気で怒らせてみたいが、難しい。潜水艦で領海に入っても怒らない」
韓国   「独島を占拠しても怒らない」
ロシア  「北方領土を返さなくても怒らない」
北朝鮮  「なら、おれが核ミサイルをぶち込んでみようか」
米国   「よせ、それはもうおれがやってみた」
米露韓中北「一体どうすれば…(途方にくれる)」
中・韓  「俺らは日本人を怒らせようと犯罪者を大量に輸出してみたんだが、
逆にビザ免除に動いてくれてるし‥」
北・露  「ふーむ…」
(ここでオーストラリアが登場)
豪州   「まいったまいった。捕鯨船ちょっと追い回したらジャップ大激怒」
米露韓中北「まじ?!その程度のことで?」
米国   「・・・あ、でも、牛肉に脊柱にいれたら、日本国民が激怒したな‥」
露韓中北 「それは、おまい怒るよ」
中国   「野菜に毒(農薬?)盛ったら怒ったぞ?」
韓国   「生ゴミ餃子も怒った」
米国   「寄生虫の卵を食い物に入れて輸出しあってる奴はちょっと黙れ」
北朝鮮  「そういえば、万博が弁当持込不可にしたら、国民が激怒したと聞いたな‥
首相まで出てくる騒ぎになったとか‥」
ロシア  「あいつら、食い物以外じゃ怒らねーんじゃねーの?」
米韓中北豪「あ!」



日本の伝統行事は食べ物とセットになっているものが多く、
さきに述べたように、節分も例外ではありません。

家族そろったら「鬼はぁ外ー!福はぁー内ぃー!」と豆をまいていき、
そのあと、年齢の数だけ豆をいただく。
いいですわね、日本の冬。



だが恵方巻き、てめーはダメだ。


何?なんなの節分に太巻きって?
ただでさえ豆で腹がふくれてんのに、そんなボリュームMAXのもの、
食べられるわけないだろ!!
で、具材が7種で七福神って絶対後付け設定だろ!!!

そもそも お前、
もともと関西出身の地方文化だろ、
こんな極北の地まで出張してくるなよ!!!
こっちは北海道民としてしっかり
落花生まいて道民オリジナル節分をエンジョイしてるんだよ!
(※まいても殻をむけばきれいに食べられる。道民の合理性。)

だいたい
毎年コロコロ変わる「エホー」とやらに律義に向かい合って
願をかけながら無言で「太巻き」1本をはじからはじまでほおばらないと許さないなんて
どんな羞恥プレイ。

そしてセブンイレブン!
(正確にはどうやら「仕掛け人」らしいセブン-イレブン・ジャパン執行役員、野田靜眞(のだ・しずま)氏!)
お前のところが「恵方巻き」で新たな消費を生み出そう!なんて思いつくから
こっちはこっちでうまくやってる北海道までおかしなことになるんだよ!
幸せにやっていたかつての中国・清王朝は 列強から輸入されたアヘンで国家崩壊。
幸せにやっていたイヌイット達の社会は 白人からもたらされた酒でコミュニティー崩壊。
北海道を同じにするつもりか。

こちとら35歳いつでも暇な独身男性。
ただでさえクリスマスとか、バレンタインとか
商業的に作られたステキイベントの時には
「『いつも通りの自分でいようとする』ことにせつなさを感じる」 ことを感じないようにするのには
もうほとほとうんざりなんだよ!



つまりは、いなくなれ!鬱行事!
ただでさえバレンタインデーまで残りわずかというこの時期に、
ひとり虚空をみつめながら太巻きを一気食いしろと?
「その間決してしゃべってはいけません」って、
しゃべる相手なんてはなから居やしねえんだよっっっっ!!!!!!



はあ


はあ


はあ


はあ


はあ


はあ


ちょっと感情的になってしまいました。

文字ばっかりですいません。

しかし、

北海道の貴重な地方文化の存続を憂う私のまじめな悲嘆がわかって頂けたでしょうか。




というわけで、私の結論としましては、



節分は好きだが恵方巻きはいらん!



「家族で毎年恵方巻き、吹くのをこらえて全部食い♪」と

職場で楽しそうに語らう職場の先輩M氏(略してSSMS)を見て思いを固め、帰宅!!




























実家から太巻きが届いていました。





ええええええっ!!!!????


ちょ、ちょと待てよ!(キムタクで)


うちで恵方巻きなんて文化、いままでなかったのに!!!??????????


くそう  セブンイレブンめ ここまでッ!!!!!












とてもくやしかったので、












こーやって食べました。



多分今年は 様々な縁が「切れ」て、願い事は叶わないのでしょーが いいんですっ!うまかったし。

しかし これはやはり親不孝の部類に入るのでしょうか。
Posted at 2010/02/03 23:18:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日々の光景 | 日記
2010年02月01日 イイね!

なんとなく開けていないものを見直してみよう

なんとなく開けていないものを見直してみよう今日もこのブログを
チェックしてくださった奇特なみなさま、
おはこんばんちは。

意味を持たない、
意味を作らない、
意味を持ち込ませないの
無意味三原則
を貫く本ブログでございます。


さて 今日のテーマですが

あれですね、民主党の献金問題とか
角界では親方問題に朝青竜問題とか
タブーをこじ開けようとすることに民意を盛り上げようとする傾向にあるようですが、
世界には「開けてはいけないセオリー」ちゅうのもありますよね。

・パンドラの箱は開けてはいけない。
・大きいつづらは開けてはいけない。
・「機を織っているあいだは、開けてはいけません。」
・恋人のメールフォルダは 開けてはいけない。
・赤子が泣いても、釜の蓋を開けてはいけない。
・「さ、目を閉じて!いいって言うまで目を開けちゃだめだよ!!」
・シュールストレミング(上写真)は、屋外で、合羽を着て、風上でしか開けてはいけない。

こういうお約束には常に「開けたい!でも開けたい!!」
という魅力が伴うわけですが(そしてたいがい後悔する)、

今回はそんなスリリングなお話とは一線を画しまして、

なんとな~く開けなかったものを見直してみようというお話。
(↑「あたたか~い」の語感で読んでね!!)

いや、私 一応転勤族なので、
社会人になってから3回、転居してるんですね、

そうすると引越しのたびに無駄なものは処分したり
あるいは先の引っ越しを見越して 不要なものは買わないとか早目に処分する、
それが大人のマナー。

しかしある!よく見るとあるよ、
「なんでこんなもの、とってあるんだろう…」 という有象無象たち!!

ということで

家にある「なんとなく開けずに今日まで家にありました!」
というものを確認して
「なんでこんなものを開けずにずっと持っているんだろう…」
と反省してみることにします。

ほら たとえばお宅にもあるでしょう、



①「●●御礼」のタオル。
 実際はこれの3倍量あります。押し入れから出すのがめんどくさい。

まあタオルなんかは使えば使えるわけですが、
もっと非実用的なものが
眠っているわけですよ…

ここから先は、時間を次第に遡りながら見ていくことにしましょう。


さて2番手。







②「よつばと」フィギュア。
 いきなり実用性のかけらの見いだせないもの、登場。
 1年前にトイざラスで買った覚えが… 巡回している玩具系ブログの諸子がこぞって購入しているので、つい つられて買ってしまったものです。
 まあこれは観賞用という側面もあるので、開けていなくてもいいか。

次。








③ハガキクリアファイル。
3年前くらい、「数年分の年賀状整理しよう!」と思い立って買ったもの。
以来、開いちゃいねえ。
うう、ヤバくなってきた。でもこれは使おうと思えば、使えますわな。


さて次は。








④ハーブ石鹸。
同じく3年前の品。たしか韓国土産。
お肌にいいという触れ込みとともにもらいました。
でもなんか使わずに今に至る。W尾嬢、ごめん。


どんどんいきましょう。
ここから先は、1度以上の引っ越しをくぐりぬけた猛者たちです。










⑤レトルトカレーたち。

…どれも賞味期限が2007年です。
もうオブジェとしてしか機能していませんね。










⑥琉球ハブ酒。

6年前、沖縄旅行に行った際、ノリと勢いで買ってしまった逸品。
ありますよね、お土産とかで「なんでこんな物買っちゃったんだろう…」と悲しくなるあの感覚。
「冷静と情熱のあいだ」に悲しく佇むこの品、
食料品扱いすらされず 古いパソコンのグッズと一緒に押し入れに眠っていました。


同じアルコール関係といえば、こんなのもありました。





⑦ニッカ仙台工場「樽出し51度」小瓶。

「なんかあんまり手に入らないらしいよっ!」
この一言で手をつけられない自分の小心が悲しい。



と、ここいらへんから
「意味もなくプレミア性を感じてなんとなく開けられなくなったものシリーズ!!!!」










⑧松本大洋『ナンバーファイブ 吾』1巻。

2001年11月初版なので、約8年前のブツですね。
通常版を買いゃいいものを、フィギュア付きを買ったばかりに開けられない!!ああ俺のヘタレ!!











⑨「プレコミックブンブン」(月刊コミックブンブン)創刊号ふろく
「かいけつゾロリうでどけい」


たぶん2003年に入手。
ポプラ社が出す漫画雑誌ということで創刊号のみ買いました。本誌は2009年に休刊。
なんでとってあるんだろう こんなもの。 正気に帰れ、俺。










⑩ポッカコーヒー 矢部缶。

うーんこいつの写真は一度ブログで出したことがあるような気がする。ポッカレモンの回か。
これも旅行先の、埼玉で買ったもの。
なんかチマチマした限定ものに弱い傾向にあるという
自分の傾向がだんだんわかってきました(悲しい)。
これもたぶん2003年に購入。消費?期限は040828。
しっかりしろ、2003年の俺。


さあ煮詰まってまいりました。



さらなる恐怖に突入しましょう。











⑪六一〇ハップ。

キャー!!懐かしい―――!!!
これよこれ!
入浴剤と言えば、中将湯かムトウハップ!!
(←いくつだ)
あ 、シャワシャワ(ライオン)も。おふろのおもちゃ付きで。
祖父母の家で常に使っていたんです、これ。
いつ使おうかな―ととっておいたら
これを使って硫化水素自殺をしやがる輩が出現したために会社が業務終了。
なんとなく使えなくなってしまいました。



そうだ 台所も見てみよう。

とシンクの下を漁っていたら




ぎゃあ。









⑫にんにくの醤油漬が出てきました。

記憶ちがいでなければ、10年以上前に実家からかっぱらってきたものです。
おお、蓋の一部が腐食している…
これを開けるためには、サントリー白角があと一本必要です。


さあ、さらに時間遡行を進めるとしましょうか…


現時点ですでに20代中盤に来ていますが、さらにGO!




きた!!一気に高校時代!!!


押し入れの奥から出てきたのは!!










⑬十 手 。

はじめに言っておきますが、
僕が買ったものじゃありません。

後輩(女子)たちが修学旅行のおみやげで買ってきてくれたんですっ。







しかし京都みやげに十手をチョイスされる先輩というのははたしてどうなのか


と 当時もほのかに抱いていた疑問に、今日ここで改めて向き合わされるとは


いや


いいのです



そんな些細な青春の懊悩など。











…こいつは開けられねえ!


開けらねえんだよ!!

Posted at 2010/02/01 23:18:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日々の光景 | 日記
2010年01月21日 イイね!

リモコンは有線?無線?

リモコンは有線?無線?今回は短くさくっと。


親しくさせていただいている(一方的に)のかたの
ブログのエントリで、
「(テレビ用の)汎用リモコン買いました!」
とゆーのがあったんですよ。


リモート・コントローラー…


十年くらい前から私の中では
「遠隔操作機」と勝手に和訳しているあの機械ですね!

昭和生まれで田舎育ち、現在30中盤の私ですので、
子どもの頃に身の回りに「リモコン」などというものはありませんでしたねえ…

今に思えば、その存在を
初めて知ったのは
これ。



♪いいもわるいもリモコンしだい!
(※↑いや待て、おまえいくつだ)


いやいや勿論リアルタイム世代ではありませんよ。
ただ当時はもう既に「名作」「殿堂入り」級の作品だったので
子どもの私もその存在を知っていたこともあり、
当時は『コロタン文庫』『ケイブンシャ文庫』などの児童向け出版物もあったので(ああ懐かしい)、
生まれる前のヒーローものの知識を仕入れることもできたのですよ。
※ああ、コロタン文庫は今でもあるはず…小学館なので…

ということで、
『私とリモコン・レベル1』→鉄人28号のアレ。


もちろん。


H海道のドドドドドド田舎で暮らす私(5歳)にとってリモコンなど
「21せいきはこうなる!」と声高らかに謳う
少年誌のグラビア(もしくは2色)記事のように、
華やかなりしも手の届かないモノのように思っていた のです。



(※このテの画像に郷愁を覚えたかたは若くありません)



しかし、


そのドドドドド田舎の子どもが、
親の転勤でちょっと田舎、の市に引っ越しましたんですよ。
刻、1985年。

いやー びっくりしました。
家の隣に家がある、とか出かける時にはカギかけなきゃならないとか同級生が200人いるとか。
田舎者ビビりまくりですよ。

んで、

「放送委員会」というものに入って
びっくりしたのが

ビデオというものがある。

でなおかつ、

校内テレビ放送というのものができる。

前の学校では「校内放送」というと給食の時間にレコードをかけるくらいのものでしたからねえ。(本当)

と、

そこで初めて出会ったのが

SONYベータマックス!

放送委員会担当の先生は、数kgあるカメラを担ぎつつ さらに数kgある本体を提げて、
汗まだくで学校行事を記録していたのが思い出深いですね…

ああ、素晴らしき高度経済成長期(末期)。

Google様の画像検索で当時のものに近いものをチョイスしました。
『私とリモコン・レベル2』あのころのビデオのリモコン。



ああ、なんてぜいたく感!!!

当然、小学生の私たちはぜぇんぜぇん使い方がわかりませんでしたが、

当時の大人だって使いこなせる人は国内で1000人いなかったでしょう。


そしてッ!


私が初めて「自分のものにした!
        自分で所有したッ!
        自分の手に入れた!」

と言うことができるリモコンが、「私の歴史」史上初めて登場したのですよ!!!

いや、その頃にはリモコンより上位のラジコンもやっと「児童向け玩具」として売られ始めましたが
それまではもっぱら、大きいお友達向けのアイテムだったんですよ、俺より若い人。
私の子どもの頃、ラジコン持ってるのは親が
お金持ちか、
そういう趣味人か、
または年に2回、大きいお金持って帰ってくるお父さん の家、だけでした。


なので
ラジコン持ってるやつ→スネオ、という感覚は
私はわかりますが、今の人にはちょっと違和感があるかもしれませんね。

それはさておき
うちの親父はごく普通の地方公務員だったので、そんな「末期といえども高度経済成長期」という
イケイケ購買の波にも乗らずだったのですが
それでも。痩せても枯れてもプレバブル。
小学校4年生の時に、戦車のプラモを買ってくれたんです。

当時、車のプラモ(ああ懐かしい)というと
当然モーター電池ムギ球別売りだったわけですがぁ、
(こっから先は回顧モードですので読み飛ばしていただいてかまいません)
マブチモーター買って単3電池買って回路つないで ってことをしても
たいがいボディーの裏のスイッチをONにすると
まっすぐ走って壁にぶつかってライトのクリアパーツがとれる。


子供心にこりゃあねえよなあと思ったことを今でも覚えていますが、
このプラモ戦車は有線で操作ができたんです!!!
さすがプラモ全盛期!


今回これを書くにあたり、その画像がないか、
15分くらいとても懸命に探したんですがちょっと見つかりませんでした…  ので、
リモコン部分のみテキトーに図示すると こういう感じなんですよっ。



…これこれ(涙)
すいません、知ってる方、コメントください。(涙)

っというのが、
『私とリモコン・レベル3』。

あれから20年以上経ちましたが、



車ってリモコン(プロポ操作)になりませんよねえ。
まあ

鉄人28号(外で操作)→マジンガーZ(搭乗!操縦!)

という流れを思うに
そりゃあそうだよねえとも思いますね。
そういう機械は自分で乗って操縦してナンボの楽しみですから!









全然短く さくっとしてない!





すいません、今回もオチはありません。


なおかつ蛇足です。



プラモ画像探しまくってて、ちょっと引っかかった画像。





ああ、懐かしい…(号泣)(※同世代限定で)







Posted at 2010/01/21 22:27:49 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日々の光景 | 趣味
2010年01月03日 イイね!

今日も生きてます09 牡蠣なの?羽根なの?

今日も生きてます09 牡蠣なの?羽根なの?
3泊4日の実家旅行から帰ってました。

わかっているつもりでしたが、やっぱ萎えますね、

雪。

雪が恒常的に降る地方では、
長期の旅行があるとこれのために
必ず帰路で鬱になります。
「ああ、帰ったら家の前に雪が…」

↑の画像のように湿った雪がドカッと降ることのない北海道ですが、
今年の正月は数年ぶりの暖かさ。
雪も片付け甲斐のある重さになっていることは
容易に想像できます

ああ…




ほらやっぱり。

ただ雪に覆われているだけとお思いでしょう、
北関東以南の皆さん。(※ここから北関東以北の方は読み飛ばしてください)
ところがどっこいなのですよ。

この雪は3つに分類できます。

①降ったまんまの雪。エア含有多く、比較的扱いやすい。

②手押し式除雪機を使った、その両端に残った雪。やや固まってる。

③ラッセル車(※除雪車の一種)が車道をガリガリ削って残った、重い雪。むっちゃ重い。

ちなみに除雪車というのは数種ありまして、

他にはロータリ―除雪車とゆーのがあります。
これ。↓



これは雪を遠くに消えてしまえ―!という豪快な車なのですが、
住宅地ではそうはいきません。

そこで市街地でははい除けますよ、というラッセル式を使うことが多いのです。
これ。↓



しかしこいつの嫌なところは、
削った雪を持って行ってくれないこと。

かくして雪国の住宅の前には、重い雪が寄せられて固まるわけです。

幹線道路では、ロータリー車+雪運搬トラックのコンボもあるのですが…
住宅地では望むべくもありません。(第一、入る幅がない)

かくして、うちの前の雪の様子はこんな↓感じになるわけです。







…定年退職したら、絶対雪の降らない場所に引っ越してやる。

なんせこれを除けないと、車も駐められないのですよ(泣)
なのでしかたなく作業開始…

正月でなまった体には、この単純作業もこたえます。
汗だらだらだらだら。

動き続けて70分!
ようやく人様に見せられる玄関先になりました。



ああ雪国ってイヤっ!
でも車で5分でスキー場(町営)にも行けたりするのですが…

ちなみに長期旅行中の職場の先輩、
『ビッグダディ』N氏の家の前はこーなってました。



…がんばってください、雪かき。

あるいは、雪ハネを…

これって標準語ではどちらが正解なのでしょうね?



※一番目の画像は、矢口高雄『蛍雪時代』文庫版1巻より。
 名作『釣りキチ三平』作者の、中学時代を綴った漫画です。
 団塊世代の方はビンゴでしょうが、そうでない方にもぜひお薦めします。
 日本が高度経済成長期に入り始めの、東北地方の様子がよく描かれていると思います…
 これもまた名作です。


Posted at 2010/01/03 16:06:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日々の光景 | 日記

プロフィール

「自転車に乗りたいけれどパンク修理キットが見つからない!」
何シテル?   05/26 17:38
25を過ぎて自転車に目覚め、 「分解しなくても自転車乗せられる車が欲しい~!」 ということでX-TRAILに辿り着いたのが7年前。 時にはカーゴ、時に...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

日産 エクストレイル 日産 エクストレイル
ガシガシ汚せるSUV! という触れ込みに乗せられて購入。 今や汚部屋ならぬ汚車となってし ...

過去のブログ

2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation