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K,s-MotoFactoryのブログ一覧

2011年12月28日 イイね!

・・・・・・・そして・・・・・・

・・・・・・・そして・・・・・・先週・・・・・ザイモールWAXの施工してしまい・・・・・今後・・・お正月をどう過ごすか・・・・・考察してまして・・・・・・オタクな自分は施工した高級WAX「ザイモール」を・・・・・高級WAXとは一体何ぞやと言う事で色々調べてみました(笑)・・・・・・・御用納めまで後わずか・・・・・くだらない事に精一杯費やしてるボンクラです(涙)

・・・・・・・・長文でオタクすぎる内容なので・・・・・・・パッと見で飽きたらスルーしてください
(´゚ω゚).:゚*ブッ


ザイモールHPより引用

※ザイモールのようにワックスのロウの含有量を公表している日本のメーカーはありません。  
日本のメーカーの謳い文句は、「カルナバロウ100%」とか「カルナバ1号使用」などという、あやふやで誤解を招く表現がほとんどです。 
それらを詳しく説明します。


※国産メーカーの言う「カルナバロウ100%」とは‥・・・・
ワックスの中身全部(100%)がカルナバロウという意味ではありません。 
その商品に使用しているロウはカルナバロウだけを使っているという意味です。
極端なことを言えば、ワックスの中にロウが1%しか入っていなくてもそのロウがカルナバなら「カルナバロウ100%」ということになのです。 ちなみに、カルナバロウ100%(精製された塊)はコンクリートの硬さに匹敵します。カルナバロウ100%というワックスは地球上に存在しません。 というより、これはワックスではないような・・・・(笑) 話は戻って、カルナバロウは高級なロウというイメージがあります。ではカルナバロウならばすべて高級品なのでしょうか?  
実は、カルナバロウにもグレードがあり、そのグレードによって質も違います。
・・・・・紛らわしいですネ(笑)。 でもその紛らわしさを利用して、誤解を招く商品は多々ありそうです★


※高級なロウを使用していることを売りにしているのならば、それが何%入っているのか表示すべきところかもです。

ところが、国産品にはそのような表示が一切ないようです。 
メーカーが公表しないなら、消費者はわかるはずもありません。
有名メーカーの実際のカルナバロウ1号の含有率は3~5%程度だそうです。

ワックスの原料のほとんどが石油系溶剤で、ワックス成分とだと思っているものは、実はほとんどシリコンで、そこにわずかばかりのカルナバロウを入れてあるだけだそうです。
確かにほんのわずかでもカルナバ1号が使用されていれば「カルナバ1号使用」と謳っても決して間違いではありません。

国産品は、コストパフォーマンスに優れておりますが、内容的には玄人好みでないのかも知れませんね★。だからといって、すべてにおいて悪いといっているわけでありません。

ただ皆が皆、カルナバロウのツヤを求めるわけではありません。
シリコンにはシリコン独特のツヤがあり、これを好む人がいます。  

消費者にとっては、国産のカルナバワックスを使って「カルナバロウのツヤはこのツヤなんだ」と勘違いするかもですね(´・ω・`)モキュ?
国産のカルナバワックスのツヤはほとんどシリコン系のツヤで、カルナバロウのツヤとは違います。


国産メーカーが、カルナバロウを強調するということは、カルナバロウがいかに高価なもので、いかにワックスとして優れているのかということを証明しているようなものです。
国産メーカーでさえカルナバロウを3~5%入れただけで、その他のワックスとランク分けしているくらいですから。



※カルナバロウっていったいどんなもの? なぜこだわるの?

カルナバとかカルナバ1号などという名前が頻繁に出てきますが、国産メーカーがこのロウを使用していると強調したいのはなぜなのでしょうか?

カルナバロウというのはカルナバ椰子が乾燥から樹皮や葉の水分を保持する為にその葉からに染み出る成分です。
このカルナバ椰子は、ブラジルの北部および北東の土が肥沃な川沿いの土手や谷、および潟に沿った場所で成長します。
そしてカルナバワックスは、北部ブラジルでしか採取されません。
カルナバ椰子自体は、南アメリカ、セイロンおよび赤道付近の国々の他の一部で成長しますが、ブラジル北部以外の場所では不規則な雨季の為に品質の高いロウは採取が不可能なのです。 
このため多くは採取できないので、どうしても高価になってしまうのです。

その中でも特に質が高いものが「カルナバ1号」で、ザイモールはこの1号のみを使用しています。
その特徴は、とても透明感があり、天然のロウの中ではもっとも硬く、前の章でも触れましたが、乾燥させた塊の段階ではコンクリート並みの硬さを誇ります。
当然、このままではワックスとして使用できませんので、油を使って柔らかくし、商品に仕上げます。


ザイモールの場合は、この油も天然の油を使用するというこだわりようです。 
国産を含め、ザイモール以外のメーカーは、コストが高い天然の油は使用せず、灯油を使用しています。
このため、ほとんどの商品はワックスを塗ったあとに石油系溶剤の臭いがするのはこのためです。
ほとんどのメーカーは香料を入れて臭いを消す努力をしていますが、完全に消すことなど出来ないようです。

ザイモールワックスは前記したように、乾燥するととても硬い皮膜が出来るカルナバ1号が大変多く含まれているので、とても透明で硬い皮膜が出来ます。
ロウの膜が出来るというのは、ザイモールのための言葉です。
実はあまり知られていないことですが、カルナバ1号の中にもさらに種類(グレード)があります。
ザイモールは、これらのものを商品により使い分けています。 
「コンコース」のような最高級品は、1号の中でもさらに高級なロウを使用しています。

これに対し、国産品のカルナバロウのワックスはボディに残っているのはほとんどがシリコン(または石油系溶剤)で、あとはほんのわずかばかりのロウです。 
物理的に考えてもわかるように、ザイモールのようなツヤは、というか本物のロウのツヤは絶対に出ないのです。

※商品に石油系溶剤を使用しないことにこだわる。
ザイモールはいわゆる「天然モノ」にこだわります。
これに対し石油系溶剤とは、その名の通り石油を原料に作られる溶剤のことです。

「石油系溶剤を使わないことにそれほどの価値があるの?」と思われる方がほとんどではないでしょうか?

いくつかの理由がありますが、最大の理由はコストがとても安くすむからです。
天然の成分のみを使用した場合と比べても効果がそれほど変わらないのに、価格は安く、そして大量に生産できます。となれば、利益の面からいって使わないほうが不思議なくらいです。  確かに上記したような欠点はありますが、天然成分だけで作られたものと価格があまりにも違えば、その欠点を補って余りあります。
しかしこれは、性能や仕上がりに「ほどほど」を求める方にしかいえないことです。

たとえば汚れ落し関していえば(シャンプー、水あかクリーナーなど)、あまり知られていないことですが、石油系溶剤を使用したものは確かに汚れは落ちますが、その後汚れがつきやすい傾向にあります。それでも、中には多少工夫している商品もあり、汚れや静電気がつきにくい成分を配合しているものもあります。しかし、この成分が、また石油系溶剤だったりします。
ある用途の石油系溶剤の欠点を補うために、また別の石油系溶剤を入れる。 

これだけ石油系溶剤が入っていたら、いったい何の目的の液剤なんだろう? と思ってしまいます。
事実、国産メーカーの液体ワックスには石油系溶剤が80%以上入っているものもあります。

これほどの量の石油系溶剤が入っている国産品がお手ごろ価格ということは、いかに石油系溶剤が安く作れるかということです。 
もっとも、国産品に限らず、輸入品を含めほとんどの商品にいえるようです・・・・・・・

たとえ生産の効率が落ちようが、たとえコストがかかろうが本物で、環境にも人体にも優しいものを作るザイモールの製品は、こだわる方に高い支持をされているのは当然の結果かもしれません。

※天然モノは意外な能力がある
実は、カルナバロウには塗装面の酸化を早める紫外線(UV)を拡散(屈折)させる力がもともとあります。 
つまり、カルナバロウがワックスの中に多く含まれていれば、UVカット剤なるものは必要がないのです。




天然材料ということでついでに‥
カルナパロウは化粧品にも使用されています。
といっても、やはり高級品に限られます。
それだけカルナパロウは高価ということですが、視点を変えれば、肌に使用しても安全な材料ということであり、化粧品で要求される「薄く透明な膜を作る」ということでも一級の性能だということです。


購入時の注意

※ 価格に比例したツヤが出るか?
結論から先に言えば「NO」です。
ザイモールのワックスは、他メーカーの普及品に比べ価格は5~10倍です。 高級品といわれるものと比べても2~5倍します。
価格差が5倍あるから、5倍のツヤが出るということはありません。
そういった意味では、こだわる方以外の人が買われても価格に見合った満足は得られないと思います。

一方、ワックスにとことんこだわる方、今まで使っていたワックス以上のツヤを得たい方はおすすめです。
ただ、ここで一つ注意しなければいけないのが、ツヤに対する個人、個人の解釈の違いです。
それを言葉にするのは難しいのですが、2つのパターンがあります。

パターン①  しっとりと、深みのあるツヤを求める方。  
他の表現としては、「濡れたような」 「塗装に厚みが出るような」といったところでしょうか…  
そういう方は、ザイモールをおすすめします。   このようなツヤは、天然の、しかも高級なロウを使わなければ出ません。

パターン② 「輝くような」 「エッジの利いた」 「光っているような」 というようなツヤを求める方は、
ザイモールを買われても満足の行く結果は得られないと思います。 
ザイモールではこのようなツヤは出ません。

ザイモールの中でこれに近いのは、「カーボン」と「チタニウム」ですが「輝くような」ツヤとはちょっと違います。
このような方は、国産品の「フッ素」「テフロン」配合の固形ワックスか、コーティング剤をおすすめします。

つまり、これらのパターンは天然のツヤと言うより、化学合成ならではのケミカルのツヤといえます。 
どちらかというと人工的な、メカニカルなツヤといえます。

どちらのツヤが優れているということはありません。  好みの問題です。
国産のカルナバワックスは、基本的にパターン①に属しますが、パターン①のようなツヤが「ある程度」得られれば良いという方であれば満足いくと思います。 何より価格も安いですし…
自分好みのツヤの傾向によっては、それにあった商品を選択すれば高級なワックスでなくても満足は得られると思います。


※ 価格に比例した耐久性はあるか?
この答えも「NO」です。 耐久性は他メーカーの高級固形ワックスと同じくらいです。
そういった意味では、ザイモールは、とても贅沢な商品です。

耐久性を求められるのであれば、上記で説明した国産品の「フッ素」「テフロン」配合の固形ワックスか、コーティング剤がおすすめです。
そうはいっても、ツヤもほしいし、耐久性もほしいと考えるのが人情です。
その場合は「チタニウム」をおすすめします。  
耐久性は、本格的なコーティング剤には劣るかもしれませんが、下手なコーティング剤や、フッ素配合のワックスより持つかもしれません。  
それでいて、深みのあるツヤが得られます。




・・・・・・・・・長文ありがとうございましたヾ( ^ω^)ノ
関連情報URL : http://www.zymol.com/
Posted at 2011/12/28 19:54:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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