VIM(Video In Motion)の設定
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
走行中危ないとか、違反だとか言う稚拙な論争は置いといて、走行中に映像が欲しいと感じることがあり導入しました。(自分の為であれ他人の為であれ)
必要なものはDICE(チャイナコピーツール可能)と呼ばれるボルボ用の診断ツールとパソコンと多分な英語力と少しのチェコ語を理解する能力。
それから、PayPalのアカウント。
あと、当然ですがインターネットに繋がる通信手段です。
ちなみにVIMには110ユーロ必要です。
写真はデモ画面です。
2
パソコンにVDASHと呼ばれるソフトをインストールします。
Volvoceskyというサイトからダウンロード可能です。
ちなみにこのVolvoceskyというサイト、3種類くらい在るのですが、全て会社は一緒です。
最近はD5T5.comというサイトとして運営しているようです。
3
ソフトを起ち上げたらレジストレーションからアカウントを作ります。
ハイライトになっている部分を全て入力したら、最後にアカウントタイプを選択します。このアカウントタイプ、Freeだとお金は掛かりませんが、ダイアグの読み込みと消去しかできません。
なので、俗に言うコーディング(このサイトではConfiguration changeと言います)をしたい人はPROアカウントで登録して下さい。
ちなみにこれでお金を稼ぐ人は法人登録も可能です。1度に支払う額は大きいですが、各設定をいじる単価が安くなるようです。
4
最後に国際電話で自分で入力した番号からアクティベーションします。
格安SIMの人はau系なら010、docomo系なら0033ですが、docomo系は事前登録が必要になりますので、テキトーな固定電話で登録したほうが良いかも。
アカウントが完成したら、ログインします。
5
ログインするとまずはサーバー認証が始まりますので、インターネットに繋がってる状態から起ち上げて下さい。
認証が終わり、アップデートチェックが終わるとDiceを探し始めますので、パソコン、OBD共に接続して待ちます。
全て完了すると、自分の車台番号が自動的に読み込まれ、現在の仕様や過去のダイアグコードが表示できます。
6
そこから先はチェコ語の翻訳にかなり苦労したので、ご連絡いただいた親しい方にはお教えしたいと思います。
チェコ語イケる人は、ご自分でどうぞ!
サポートは英語で対応してくれますので、心配ありません。
ちなみに、最初にCEMのデコード(読み込めるように中のバイナリを吸い出して解析する)が必要になるのですが、キーオンのまま約16時間から24時掛かりますので、充電器を繋いでおける環境もあったほうがいいかも知れませんね。
7
テレビキャンセラーだとメーカーやディーラーに怒られたり、車体側の保証対象外になってしまいますが、このソフトなら制御の書き換えだけですのでいつでも元の状態に戻せます。ちなみに1度購入した設定はいつでも設定し直すことができます。
ディーラーだとシートヒーターの設定温度やキーレスオンの設定など、オプション扱いで多額のお金が掛りますが、それよりはリーズナブルに出来ます。
配線に傷を入れずに済むのは嬉しいですね。
8
このVIMの設定は、ヨーロッパの国によってディーラーでも設定出来るようで、今回はその部分だけをヨーロッパ仕様と同じ制御に書き換えています。
ちなみに数年前から話題のDRLも設定出来ますよ。
チューンドボルボの為に、EGRを塞いだりDPFを取り払った場合のチューンドマッピングも在ります。
更新も頻繁で、現行のXC90なども逐一アップデートされています。
最後にお約束ですが、施工は各自の責任の元で、節度と理性をもってお願い致します。
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