PIRELLI POWERGY  

納車時から付いていたほぼ新品のPrimacy4からの履き替えです。
ヒゲが残ってる状態のMO認定のPrimacy4を使っていましたが、納車後走り始めて50mで絶望する程の気柱共鳴音。パンパンビィンビィンパッカンパッカン。継ぎ目を通る度にイライラしていました。せっかくのXCの良さを全てスポイル。。。空気圧いじろうが窒素にしようがダメでした(笑)
残り溝5.8mmで手放しちゃいました。

ミシュラン党の方の投稿や盲目的な好レビューに本気で不良品が付いてるんじゃないかと思ってました(笑)
何をもって高評価なのか疑問を感じるレベルでしたよ。

製造がゴムの産地から遠い、アジア圏じゃない工場のタイヤはダメです^^;
純正ミシュランやコンチネンタル履いてる方が多いと思いますが、３年保たずにボロボロになりますよね。。。純正ピレリも中国工場以外はむしろ怖いです。
ボルボの場合は純正ピレリタイヤ(イタリア工場)はサービスキャンペーンやってたくらいですから^^;
中のスポンジ剥がれて、タイヤの中に野球ボールサイズのスポンジ塊が出来て、高速走るとバイブレーションが止まらないという。。。ガクガクブルブル仕様(笑)
私はなんの前触れもなくバーストしてる純正タイヤを結構見てます。お気をつけ下さい。
さて、ヨーロッパのタイヤに親でも殺されたのかというくらいのネガティブキャンペーンでしたが、今回はパワジーに換えました！

結果は最高です。
気柱共鳴もなく聞き慣れたドスン、パタン、タタン。安心感があります。換えただけでNVHの次元が一段も二段も引き上げられた印象。昔はピレリノイズとよく言われたようですが、もはやノイズですら無いような。。。
価格といい、性能といい、街乗りの車ならベストバイだと思います。このサイズはラベリングもAAのa。
ちなみに、タイヤ選びの参考に「タイヤ名　rrc」で検索してみて下さい。JATMAのラベリングテストの結果がPDFで沢山公開されています。
日本の大多数のタイヤは転がりもウエットもギリギリの結果でラベリングされていることが多いです。例えば転がりAAでもAAの最低ラインで合格しているので、個体差ではAの可能性もあります。ウエットもaの最低ラインで合格して、市場品はbの可能性もあります。(クリアするまでテストしてるとしか思えない。。。闇深)
これはテストデータを信用するしかありませんが、ヨーロッパ系タイヤメーカーは範囲の中央くらいの性能が出ていることが多いです。是非調べてみて下さい。
日本のラベリングテストを受けてる物も増えてきましたね！

私は昔、フランスのモンマルトルの丘に行ったとき、雨で濡れた石畳の坂道を走る車のタイヤを見て、必要性能としてヨーロッパタイヤは凄いんだなと身を持って知りました。
スニーカーで歩いてる人が気を抜くと滑って転ぶような道でもキュッと止まって、シュタっと発進できるタイヤはやっぱり違います。
(テルトル広場やメゾンローズの石畳はぬるい方です。磨かれた玉砂利みたいな路面でした^^;)

日本のタイヤもやっとAAのaが出始めて来ましたが、数年前はプリウスサイズとアクアサイズだけでした。
ゴム質はアジアが最高ですので、ジャパンタイヤ、アジアンタイヤにも頑張ってもらいたいですね！

パワジーの唯一の欠点を挙げるなら、サイドウォールのカッコ悪さですかね(笑)
男前過ぎます(笑)
ミシュランはコントラストでカッコよかったので。

製造は2023年30週目でしたが、輸入されたのは2024年07週目でした。(ネットタイヤ屋さんは入荷すると片っ端から売れちゃうそうで、今回も早い者勝ち、3件目でやっと買えました。)
にしても、タイヤとしては出荷時点で長期在庫過ぎませんか。。。(笑)
お店は悪くありませんが。

総じて良いタイヤと思います。
30000キロは使いたいと願ってます。

※トレッド面のレターは製造日でした！
2023年30週目、すなわち2023年7月24日です。結局、ちょっとだけ古い。。。（泣笑）