2023年01月02日
世界的な半導体不足で、DS4も2022年4月24日に発表はしたものの、玉不足でディーラーに展示車もない状態。先行して導入したプレス発表展示車を全国行脚に出す始末。地元のディーラーにまず見に行ったのは梅雨時。実車を見てますます購入意欲が湧いたのでした。
ただ、対応できるスタッフの数が大変少ない。そもそもDSストア自体が大変少ない。今まではDSの車種も少なく、顧客も少なかったのでこれでよかったのかもしれない。おまけに駐車スペースも少なかった。
一応、見積書はもらうが納期は半年以上と聞く。
ゲッ!
我がC4ピカソ7年目の車検は今年の8月や!
間に合うわけないし。愕然。
輸入車の購入は、豊橋港にある、または船に乗っている現車リストを確認して、書類だけ整えればすぐに納車。受注生産の車だって3カ月から遅くても半年待てば~というのが今までの私の認識。しかし今や国内在庫はほぼ無し。本国の生産も間に合っていない様子。しかも、売れ筋グレード以外は軒並み受注生産で見込みも立たないらしい。国産車だけでなく、輸入車も半導体不足にしっかり巻き込まれていたのね。
仕方なく、車検を通す羽目に。納車まで保てばいいので久しぶりに自分で車検通すことに。で、車検場を慌てて予約してユーザー車検を通したのが真夏。幸いにして一発合格。通してしまえば2年あるので次期愛車はゆっくり考えればいい。
そこで、以前にも書いたようにC5Xと比べてどちらにするか熟考することにしましたが、私にとってC5Xはあえなく撃沈。ではDS4しかないということで、改めてサイトを眺めてコンフィギュレーター(適切な日本語ないのかね。日本語を愛する筆者。)なるものやってみると、どうも違和感がある。
以前ディーラーでもらった簡易見積もりの値段と乖離がある。グレードはリヴォリのディーゼル。469万円(税込み)だったのが、484万円! なんと15万円も上がっている!調べてみると9月29日のプレスリリースに10月1日出荷分からとある。急激な円安がこんなところにも影響していた。これは慌てる必要がある。
すぐさま次の休日にディーラーに予約を取って商談に。まあ、この日はいろいろありました。詳細はこの場に載せるのもはばかれますので多くは語りませんが、DSのネットによる商談や試乗の予約システムは全くダメ。ネットで予約するとすぐに確認の電話がかかってきます。電話の向こうのお姉さまが、ネットに書き込んだ日時を再度確認して、ディーラーに確認してかけなおすのでお待ちくださいとのこと。しばらくすると、確認取れましたのでお願いしますとのこと。いちいち電話でやりとりするのなら、自分でディーラーに直接電話した方が手っ取り早いし確実ですがね。実際、商談当日、ディーラー行ったら「予約の確認ができていませんけど」の一言で一蹴されました。なんだったの、あの確認電話は。まあったく意味ないし。
しかし、出向いたものですからお忙しいところご対応いただきました。そこでいろいろ確認しました。納期は相変わらず半年程度。正式な商談は納期が確定した納車1カ月前。今回は予備的な商談にすぎないこと。予備商談で予約しても、納車までに再度値上げがあれば正式商談でそれが反映されるとのこと。なんと!
そう、9月29日のプレスリリースで、たった2日後の10月1日出荷分から値上げとシレっと発表するインポーター・・・。この出荷って本国出荷ですよね?とディーラーで尋ねると、いえ、日本の港での出荷ですとも言われた・・・。はあ?本国を無事出荷されても、船で輸送中に値上げ発表すれば15万も高くなる。こんな客を馬鹿にした話はあるのだろうか。駆け込み予約どころか、既に予約した分も問答無用で値上げ。インポーター業界はこんなものなのでしょうかね。
しかし、惚れた弱み。予約金を支払ってディーラーを後にしたのでした。忙しいところ、ご対応いただいた担当者さん、ありがとうございました。
しかし、DSには白内装が絶対に似合う。これが欲しいのですよね。これはDS UKのサイトを見て調べてもイギリス仕様には無い。現状、日本に入ってくるのは絶望的なのかも。特別仕様の限定車でもいいから何とか入れてほしいもの。
特別仕様車といえば、導入時のみの限定車ラ・プレミエールは、発売とほぼ同時に売り切れたと言われていたのに、9月29日のプレスリリースには、ちゃっかり値上げ対象で表に載っている。これってやっぱり、延び延びになって納車されていなかった人はしっかり犠牲になったってことなんですかねえ。
ついでにもう一つ文句言ってしまいます。シトロエンもDSも、なんで色名がフランス語なんでしょね。プジョーは英語なのにねえ。洒落てるつもりかもしれませんけど、分かりにくいことこの上ない。ブランナクレでなくて、パールホワイトでいいじゃない。クリスタルパールって、実はメタリック色だったり。なんなんでしょうね。
そして、ストランティスは12月16日、2023年1月1日からDS4リヴォリ・ディーゼルは498.5万円へ更に14.5万円、元々の値段からは29.5万円の値上げを発表したのでした。円安が一段落したこの時点で、納期が一向に見通せない人気のDS4に限ってのご判断でした。これには納得できかねます。
いかん、正月から。インポーターにはいつも文句ばかりになってしまう。
Posted at 2023/01/02 17:02:24 | |
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