
いま超絶話題のトヨタです
下に見えているのが北米で2月にFMCを控えた
SIENNA
オットマン付き
セカンドシートは
乗せてもらうにはなかなかよさそうです
トヨタなのでそれなりの品質も備えているでしょうし
会場の外でトヨタ車の幾つかに試乗できましたが
プリウスのブレーキが超カックンブレーキだったことを除けば
確かにこの車は売れるだろうな、と思いました
でも今トヨタは大変そうですね、
しかしユーザーの安全意識がもう少し向上すれば、
アクセルの問題も、プリウスのブレーキに関する問題も
たいしたことではない用に思えます
確かに
トヨタは販売台数世界一のメーカーとして、安全性や信頼性に問題が生じたとき
他社の模範になるような迅速で正しい行動を取る責任は大いにあります
ただ
人間誰しもミスを犯します。
今回もいろいろなシチュエーションを想定してテストをするべきだったのに
問題が発生したときのような状況を思いつかなかったか
テストをしても問題に気づかなかったのかもしれません
しかし
人間が作り出すもの、
万能な商品なんてありません
WindowsはXPでさえまだ修正されていないバグが大量にあります
Windows7もバグはユーザーからの報告で数は増えるでしょう
家庭用のゲームにも
売り出す前に、スタッフ総出で何日間も徹夜に近い作業をしてバグを探しても
製品版に見つけられなかったバグがあります
車も例外ではないでしょう
何千万キロ走ってテストしようとも
絶対というのはありえないのです
何を言いたいかというと
故意としなくても簡単に人を殺せる凶器である自動車というものに対して
ユーザー自身がもっと真剣にならなければいけないということです
車は一番身近な凶器だと私は考えます、
例えば、包丁はどこの家にもありますが
人を殺そうと思って急所を狙わなければ、包丁は凶器にはなりえません
そしてそう考えて行動に移す人はごく僅かでしょう。
自動車は
通勤や遊びに、もしくは帰省するのに大抵の人は戸惑いも無く運転を始めるでしょう
そして自分が(他人を巻き込むか否かは関係無く)事故を起こすとは
大抵の人が思わないでしょうし、大抵の人は起こしません
しかし誰でも、その気が無いのに、他人、もしくは自分自身の命を奪う可能性がある
それが残念ながら自動車なのです。
ですから
ユーザーは自動車の安全にもっと真剣になるべきなのです
ましてや問題になったプリウスはハイブリッド車です
自動車全体の歴史から見たらまだ比較的新しい技術です
そんなある意味で新種の車に乗るのに
それについて何も知らないなんてユーザーとして無責任なのではないでしょうか?
主に北米で問題になり、(記憶が正しければ)死傷者も出ているアクセルペダルに関しても
ドライバーが日ごろから緊急時のことを考えシミュレーションしていれば
ペダルに関することで命を落とさずに済んだかもしれません
例えば最悪の場合エンジンを切れば加速はしないでしょうし
エンジンが切れていても、とてつもなく重いですが(アシストが働かないため)
ブレーキペダルを踏めば減速します
その程度の知識は凶器を操るドライバーとして最低限なのではないでしょうか?
日本ではESC(車両挙動安定化制御システム、メーカーによってVSA、ESP、VDCなどいろいろな呼び名があります)の装着率が欧州に比べて低いといわれます、
また
VWのポロやプジョーの207には小型車であるにもかかわらず、サイド・サイドカーテンエアバッグが標準装備で前述のESCもほぼ全てのグレードで標準です
しかし日本車はどうでしょう、標準で付いてくる小型車は無に等しいし、オプションでもカーナビなどの不必要で高いオプションとセットの場合が殆どです
このあたりも日本のユーザーが自動車の安全性能に無頓着なことの表れなのではないでしょうか?
ちなみに今回の問題、トヨタの肩を持つ気は全くありません
問題となった三代目
プリウス
トヨタのフルサイズ
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Posted at 2010/02/07 14:41:04 | |
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