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イイね!
2010年03月04日

絶滅危惧スーパーカー試乗記(その4)

いよいよ、待ちに待った黄色ウラッコの試乗です。o(^^o)(o^^)o


まずその前に、ウラッコが絶滅危惧種に追いやられてしまった原因を私なりに分析してみたいと思います。

①新型設計のエンジンは、タイミングベルトが普通V8では片側バンクで一本、都合2本使うのに、両バンクを長いベルトでぐるりと一回りさせているため、点火タイミングの調整が難しい。

また、車の台数が少なく、扱った経験のある技術者がほとんどいないというのも調子の良いウラッコが少ない一つの要因だと思います。

②オリジナルの「ルーカス」製のオルタネータの発電量が不安定のため、安定した電圧の供給が出来ない。

事実、ウチのキース号も来日当初は信号などで止まる時、やや強めにブレーキングすると、オルタネータ警告ランプが付いて自然にエンストすることが度々ありました。

オルタネータを国産の信頼性の高いものに交換することも検討しましたが、ウラッコに合うもの(サイズ?電圧?)が無く断念。(TдT)

結局、セミトラ化することによって、ある程度は解決しましたが、まだ相変わらず発電量は心細い。。。


この2点がウラッコの評価を下げた大きな原因と考えます。(サルトルさん、いかがでしょうか?)

もちろん、この黄色ウラッコはサルトルさんが研究に研究を重ねた結果、この2つのウイークポイントに対する対策はバッチリ出来ています。(*^ー゜)v


いよいよエンジンを掛けますが、相変わらずのセル一発始動!
コレって凄い事なんですが、もう麻痺して当たり前になって来ています。(^^;)


アクセルはキース号と同じく、踏み始めはやや硬めなのですが、その硬い部分を越えると

「グゥォオオーーーン!!」

と雄叫びを上げながら鋭く反応します。

その反応の鋭さはウチのキース号以上!(¨O¨;)ヒャ~
やはりコレはベストの点火タイミングで調整されているエンジンの真価なのか??

このレスポンスの良さは、革安社長がHPで酷評されていた、
「アクセルのストロークも大きく、かなり踏み込んでいかないと回転が上がらないのだ。しかも、重ったるい感じで。」
というのとは全く違います。


さらに、走り出して、またビックリ!!( ゚∀゚ )

前に乗ったモントリオールは完成された上品な乗り味であるのに対し、ウラッコは未完成ながら野性味溢れる荒々しい乗り味で、まさに“スーパーカー”そのもの!

しかも、ウチのキース号とはエンジンサウンドが全然違う!
黄色ウラッコはエアクリーナーを外し、ファンネル剥き出しの仕様になっているので、こんなに迫力のある音がするのか??
いや、それだけでは無いような気が。。。


さらに、さらに、ビックリしたのが、走行中、発電量を示すアンメーターがプラス(+)に振り切っていること。\(◎o◎)/!

どうやらオリジナルのルーカス製ではなく、特別に加工したオルタネータに換装しているのでこの発電量が出ているのでしょう。

これなら、夜間にライトとエアコン付けて走っても全く心配ないですね♪


完成された黄色ウラッコの試乗は、私にとって本当に衝撃の連続でした。(^^*)


ウラッコはコンパクトで上品なスタイリングを持つ大人のスーパーカーでありながら、V12のミウラような闘牛の荒々しさを体験できる、
「一粒で二度美味しい」グリコ\(^-^)/
のような車と思いました(笑)


次回はついに最終回、「マセラティ・カムシン」編です。。。
ブログ一覧 | スーパーカー | 日記
Posted at 2010/03/04 22:10:41

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この記事へのコメント

2010年3月5日 0:07
①は正解です。
殆どのウラッコは点火タイミングが正確ではありません。
このため完調なエンジンのウラッコは逆に珍しい存在となっています。

②は少し違います。
「ルーカス」製のオルタネーターは他の車でも使用しています。

そうなんです!!!!
ウラッコはミウラのライトウェイトバージョンではないか!?と最近思ってきています。
スタイルも似ていますし、フロンとノーズを横から見たところも実はそっくりなんです。
それにあの荒々しいV8サウンド!!!(V12には負けるかもしれませんが、、、、。)

利点としては、ミウラで出かけるのは根性と気合がいるのに対して、ウラッコでなら
やや気楽に出かけられます。(ちょうど4気筒分心が軽い!?)










コメントへの返答
2010年3月5日 13:20
ウッ。。。②には違いましたか。。。(汗)

確かにルーカスのオルタネータは他車でも使われてますので、それ自体が問題ということは無いですよね。

ただ、電装系がウィークポイントであることは間違いないと思うので、何か他に問題点があるのでしょうね。。。

私は流石にミウラをドライブしたことはありませんが、ウラッコのエンジンサウンドや走りの荒々しさはしっかりとV12ランボルギーニのスピリットを引き継いでいると思います。

ウラッコは確かに乗りやすいので、信頼性が上がればミウラやカウンタックオーナーのセカンドカーとして人気が出てくるでしょうね♪
2010年3月5日 7:59
1の鞍さんの言うプラスチックベルトの為
駒飛びを起こすというのは解消されたのでしょうか?

でも当時の車がすでに絶滅してしまていて
鞍さんの証言がなければ当時のスーパーカーは
すごい都市伝説(当時のスーパーカーは空を飛べるほど速かったとか)
で終わってたかもしれませんね
コメントへの返答
2010年3月5日 13:26
多分、駒飛びを起こす可能性はあると思います。

駒飛びして、点火タイミングがズレ、そのまま不調で不動車になって行く。。。というケースが多かったのではないでしょうか??

確かにスーパーカーブームの生き証人である革安社長の存在は、第二次スーパーカーブームを起こすにあたって必要不可欠ですよね。

ディノの評価を上げたのも革安社長ですし、今度はウラッコの評価を上げるべくHPなどで褒めまくっていただきたいものです(笑)
2010年3月5日 23:44
あんまり褒められたので急に乗りたくなりドライブに。
コールドスタート時の動画とお日様の下での写真UPしてます。
コメントへの返答
2010年3月6日 18:58
サルトルさん、こんばんは。
コールドスタートで、ここまでクランキングが短いのはスゴイですね~!

お忙しいとは思いますが、是非沢山乗ってウラッコの素晴らしさを世間にバンバンアピールして下さい(笑)
2010年3月7日 13:19
比較試乗いいですね
この年代の車は個体差も大きいし、保存具合でも大きく変わってしまうでしょうね
電装系に関しては発電だけでなく整流も問題になるようです
そちらも見直すとより良くなるかもしれないですね

キャブの○○の件了解しました(笑)
いつでも連絡下さい(笑)
コメントへの返答
2010年3月7日 17:26
どかさん、有難う御座います。

ウラッコは電装系がウィークポイントなのは間違いなく、セミトラにしたり、プラグを交換したりして大分良くなっては来ましたが、まだまだ改善の余地はあると思います。

最近、雨続きでなかなか大黒出撃が叶いませんが、近々お会いして色々と教えて頂けると嬉しいです。

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