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TIMEKEEPERのブログ一覧

2010年02月24日 イイね!

絶滅危惧スーパーカー試乗記(その1)

今回の“絶滅危惧スーパーカー乗り比べの旅”。

一番手は「アルファロメオ・モントリオール」。


マルチェロ・ガンディーニがデザインしたボディにティーポ33用のレーシングエンジンをデチューンして実用性を高めたものが搭載された、アルファロメオ唯一のV8スーパーカーです。


エクステリアもさることながらインテリアが秀逸!

黒を基調としたシックな内装に、深くコーンされた大型ウッドステアリング、大型の2連複合メーター、絶妙の位置にあるショートストロークのシフトノブ。。。

いかにも70年代のスポーツカーのコックピットと言った感じでヤル気にさせてくれます。ヽ(´▽`)/


この車が“絶滅危惧種”に追いやられてしまった最大の原因は、エンジンに搭載された「スピカ」製のメカニカルインジェクション。

ガンディーニのシャープなデザインを生かす理由から、熱がこもり易いVバンクの中央にインジェクションを配置したため、熱でパッキンが痛むなどして故障が多く、現在では「スピカ」社自体が存在していないので部品の供給も無く、満足な状態で走れる個体が減っていったことがその理由と考えます。


今回、試乗させて頂いたモントリオールは、この最大のネックであるスピカインジェクションも含めてフルオーバーホールしており、新車時のポテンシャルを発揮出来る数少ない大変貴重な車なのです。

エンジンはもちろん一発始動。

アクセルに足を軽く乗せるだけで、「フォン!」といった軽やかな吹け上がりを見せます。
その抜群のレスポンスは完璧にオーバーホールされたスピカインジェクションの真の実力なのでしょう。


試乗する前は、レーシングエンジンのデチューン版ということで、どれだけ荒々しい走りをするんだろうと、期待半分、不安半分でしたが、実際に走り出してみてビックリ!

拍子抜けするほど乗りやすい!(笑)

エンジン音はアンサの4本出しマフラーが付いているにもかかわらず、やや控えめでちょっと物足りないくらい(^^;)

ハンドルも走り出しはやや重めですが、大口径で太めのステアリングお陰で、走り出してしまうとほとんど重さは感じません。

クラッチもやや上から踏み込むような位置にあるので、重さも感じず、丁度良い感じ。

全体的にコンパクトなサイズなうえ、後方視界はハッチバックのおかげで良好。



しかも乗り心地が最高!

V8スーパーカーとは思えないほどマイルドで、最近の高級国産車に引けをとらない乗り心地です。

これなら渋滞の多い都内の道でも、普段の足として使えそうですよ(^^)


今回はあまりスピードを出せませんでしたが、本気出せば240キロくらいまで出るそうです(汗)

良く回るレーシングエンジン、高速巡航に耐えられる直進安定性、ショーモデルをそのまま市販化したような完璧なスタイリング。。。

あらゆる面において、モントリオールは非常に完成度の高いスーパーカーだと思いました。


ただ、ここまでの状態に仕上げるまでには大変な手間と資金がかかったことでしょう。

このようなマイナースーパーカーにここまで手を掛ける、サルトルさんの熱意には脱帽しますm(_ _)m


モントリオール最高!!
イヤぁ~コレ、本当に欲しいです!(笑)
Posted at 2010/02/24 22:54:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | スーパーカー | 日記
2010年02月22日 イイね!

絶滅危惧スーパーカー乗り比べの旅

「絶滅危惧スーパーカー保存友の会(TEAM RED LIST)」の広報部長である私タッキーは、同会会長であるサルトルさんのご好意により、「絶滅危惧レベル4(要注意)」のスーパーカーに試乗させて頂く機会に恵まれました。
(サルトルさん、勝手に会長に就任して頂きました。宜しくお願い致します。m(_ _)m)


今回試乗させて頂いたのは、次のスーパーカー達です。


(レッドリストNo.1)ランボルギーニ・ウラッコ(P250)・・・国内生存台数10台程度??



(レッドリストNo.2)アルファロメオ・モントリオール・・・国内生存台数10台程度??


(レッドリストNo.3)マセラティ・カムシン・・・国内生存台数10台程度??


どれも1970年代のV8エンジン搭載のスーパーカーなのですが、スーパーカーの代名詞であるカウンタックやミウラ、BBなどの12気筒スーパーカーに比べると、やや地味な脇役的存在。

それが故、「不人気スーパーカー」のレッテルを貼られ、安い値段で取引されるようになり、満足な整備もしてもらえず、故障しても直してもらえない。そのまま路上に放置され、土に還って行く。。。(T-T)

これら絶滅危惧スーパーカーの地に落ちた本来の価値を取り戻すべく、そのポテンシャルやデザインの素晴らしさを世の中にアピールして再評価してもらうのが、当“友の会”の目的なのです。(笑)


今回、試乗させて頂いた車のどれもが、国内に生存する個体の中で最高のコンディションと本来のポテンシャルが発揮できる最高の整備を受けたものばかり。

実際に試乗させていただいて、巷に流れているこれらの車に対する低評価が全くのウソッパチであることが分かりました。(^^)


今回、会長のご好意でドライビング・インプレッションを紹介させていただけることになりましたので、運転技術の未熟な私ながらに感じたことを次回以降ご紹介させて頂きたいと思っております。

お楽しみに~(^o^)/~~
Posted at 2010/02/22 14:01:30 | コメント(8) | トラックバック(0) | スーパーカー | 日記

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TIMEKEEPERこと“タッキー”と申します。 1974年式ランボルギーニ・ウラッコP250に乗っています。 旧車生活4年目に突入しましたが、プラグ一つ替...
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